マレーシア|人間味あふれる宮木さんに突撃インタビュー!

宮木高弘氏プロフィール

・出身地: 石川県金沢市
・大学:中京大学社会学部
・好きな言葉:「継続は力なり」「うん・どん・こん」
・会社URL https://ad-nagata.com/

音楽業界、飲食業界など、4回の転職を経て、現在の広告業界へと進む。2014年8月よりマレーシア現地法人のMDに就任し、今後、アセアン各国への進出を計画している。どんな業界でも経営のプロとして活躍できる人材になることを目指す。

−まず宮木さん自身の経歴・プロフィールについてお聞かせ下さい。

今年45歳で、これまで4回転職しています。就職活動は特にしていなかったです。最初の会社がAVソフト,CDショップで4年働いていました。選んだ理由は映画、もともと私自身音楽が好きだったからです。その方が仕事に取り組めるかなと思って。1年目は在庫管理で2年目からは営業の方をしていました。

次の仕事は、親父が飲食店共同経営だったので学生時代バーのバイトをしていました。そしてそこの2代目を任されるようになりまして。もともと自分で商売したいという感覚はありました。

そしてその次に学生時代コーヒーが大好きだったのもあり、ドトールコーヒーに転職しました。人事部の人と意気投合してドトールコーヒーに入ることになりました。その後、実家に帰らなければならなくなり、地元の石川県金沢市の歴史あるお寿司屋さんに就職しました。4回目の転職になりますね。そこで店舗指導などをしていましたが半年で辞め、今の会社に移りました。そこの会社で大阪、東京、そしてマレーシアに場所が変わりました。

—転職したことで何か自分自身変わったところはありますか。

一貫したプランはないですが、これまでの4回の転職の経験から言えることは、どこの会社もいいところあれば、悪いところあるってことですかね。どの会社も優劣つけられないです。だから自分もどの組織に属しても活躍できる人間になりたいなと感じました。

—どの組織に属しても活躍できる人間というのは?

まず、どんな経営者であっても社長が一番自分の会社のことをよく考えていると思うんです。だから本当に会社のことを考えた案なら社長にも通じるんです。社長に意見が通らないということは、自分がまだ甘いということなんだと。自分が将来どうしたいかを早く見つけること。その動機づけが重要だと思っています。私自身自分がどうしたいかということを、どうしてしたいのかいう観点からもっとはやく気がついておくべきだったと後悔しています。なにをしたいか。そしてなんでしたいかということを明確にしている人程、どの会社でも活躍することができるし、光っていけると思います。

-大学生の頃、何か熱中していたことなどはありますか?

喫茶店のバイトがとても楽しかったです。サークルは一応イベントサークルに入っていたんですけどね。バブリーな時代だったので(笑)。とても楽しかったのですが、あまり続かず、バイト漬けの日々でした。

—バイトやインターンについてどう思いますか?

インターンの制度はとても良いと思います。アルバイトも仕方によりますが、とても良い経験でありますよね。私自身もともと飲食店が好きで。飲食店ってお客さんの反応をダイレクトに見れるんです。だからその場でお客様の反応がわかる。とにかくトライアンドエラーのスピードが早いんです。頑張っただけ成果がでるのが何より飲食の魅力だと思います。インターンは特にしていなかったですが、飲食店のバイトで、社員と変わらない経験をすることができました。

−AD NAGATAの仕事内容について教えてください。

広告はマーケティングでいえば四番目だと思うんです。いろんな過程があって、その最後にプロモーション、つまり広告が来る。私の会社では広告の中でも一番アナログな媒体を使っています。例えば、屋外のビルボートで広告をしています。契約に関しては長期が基本で、マスメディアではなく、ローカルも扱っています。もともとは日本の会社で50年続く会社で、2年前にMalaysiaとMyanmarに進出しました。より他の会社と差別化を図るために、中小を対象に、マスメディアだけでなく、ローカルをターゲットにしています。日本ではローカルメディアがどんどん活躍していますが、マレーシアではまだまだ。だから地域密着で挑戦をしています。いつか自分の扱っている媒体が中小企業での新しい選択肢になれば良いなと思っています。

ーローカルを対象とすることで外国人と働く事の大変さはありますか?

マレーシア人は目新しい事が好きです。またマレーシアはハラルの国家認証でもあり、多民族国家であるので、そういった面で試金石にもなっています。他にも中華系のネットワークも強くコネクションがありますしね。そうしたつながりがあるのも魅力の一つですね。

−日本人のバリューはどこにあると思いますか?

誠実さだと思います。ビジネスに対して真面目。そういう国民性でもあると思いますが、日本の会社ならちゃんとしているねと思ってもらえるのは日本人の強みだと思います。後、いいものをより安く売るという考え方。これは本当に日本人のいいところですよね。勿論ブランディングは大事ですけど、そこを見失ってはいけないと思います。変えるべきところは変えるけど、守るところは守る。これが大事だと思います。

−学生時代にしてほしいことなどはどんなことですか。

この歳になって思うことは、自分の目標を早くみつけたほうがいいということですかね。例えばスポーツ選手のイチローとか本田とかは、小学生の時からの夢だから実現できたと思うんです。なんでそれをしたいのかという動機づけをちゃんとしているから夢を叶えることができたと思うんです。だからどんなに練習がつらくても頑張れる。自分が打ち込めること、自分がこうしたいと思うことを見つけること。もしそれがみつからなかったら、自分がやっていることを信じてやってみること。そうすれば会社は変わっても、扱っているものが変わっても自分の根本は変わらない。大事なのは自分が何をしたいかだと思います。上司に言われたから、会社のルールだからって人は成功していない、会社にぶら下がる人材にはなってはいけないと思います。その為には、自分が何をしたいのかを日々考えて、探していかないといけないですよね。

−大学生は何をしておくべきだと思いますか?

インターンとかいいですよね。説明会だけの短時間で会社のことなんかわからない。僕の時代は面接とかしかなかったからそういう経験はしてないのだけど、仕事をしてみることを通じて、人を知ること、業種を知ることをしたら良いと思います。やりたいことがわからなければ、手当たり次第でも良いと思います。私のようにたくさんの会社に入ってみることも大切だと思います。

−最後に20代にメッセージをお願いします!

早く自分のやりたいものを見つけたもの勝ちかなと思います。それが見つからないうちは、常に目の前のことに一生懸命にやっていって欲しいなと思います。

取材担当担当コメント

4回転職したからこそ、見えてくるものがある。前向きで人間味の溢れる宮木さんの話に記者一同、とても多くの勇気や希望をいただきました。


最後まで読んでいただきありがとうございました!

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