カンボジアの大学院を卒業。カンボジアでシャツブランドを立ち上げた浅野さんに突撃取材!

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プロフィール

日常にHAPPYと彩りをお届けするカンボジア発のファッションブランド、Sui-Johの創設者。1981年愛知県生まれ。4人兄弟の長男。会社員を経て、2010年秋よりプノンペン市内のNorton大学 大学院へ入学。その中で、ファッションと文化の融合を目指しシャツ作りを始め、現在はトートバッグやポーチなど幅広く制作をしている。モットーは”Happiness is only real, when it’s shared”。

Sui-Joh会社概要

カンボジアのファッションブランド会社。主にシャツ、バッグ、ポーチなどを作り販売している。

―事業内容について教えてください。

店の名前Sui-Johの由来は日本語の「水上」からきています。地球の7割が水で覆われていて、大昔から水は人間にとってのキーポイント的な存在でした。水(海、川)の上を伝い、世界のどこかへと冒険、貿易の舞台だったと思います。また東南アジアはゆったりしたイメージがあると思います。ゆったりと流れる水の上を力強く漕ぎ、皆さんにハッピーをお届けしたいです。Sui-Johはカンボジア発のファッションブランドです。Sui-Johができた当初は受注を受けてシ

ャツを作っていましたが、最近だとバッグや小物など様々なものを作っています。2012年にローカルのテイラーと協業してシャツ作りを始め、 去年2015年から店舗を持つようになりました。

―浅野さんがカンボジアに来る前の生活について教えてください。

私の実家は自営業で主にタイヤのアルミホイルを作っていました。小さいころから疑いなく家業を継ぐものだと思い込んでいました。なので、勝手に将来が決まっていると思っていたので、大学も親しい友人が行くから、学びたい事があるわけでもなく、なんとなく大学に行くことにしました。在学中はイオンの家具売り場でバイトをしていました。

そんな平凡な生活をしていたところ、20歳の時に急に会社が倒産してしまい、悲惨な生活を強いられました。家ではまともな食事すら食べられなくなり、自分の道を切り開かなくてはいけないと強く感じるようになりました。そのためには広い世界を見て必要があると思い、バイトでためたお金で友達とタイに行くことにしました。タイは想像と全然違うところでした。そのあともカンボジア、ベトナム、マレーシアなどにも一人でいわゆる自分探しの旅に出かけました。カンボジアは内戦のイメージしかなかったのですが、実際行ってみるとすごく豊かな国で、日本にある大人のギスギスした感じが全くなく、すごく温かい場所でした。きっと僕の心が求めているもの、それがカンボジアにあったのだと思います。

―その時にSui-Johを立ち上げたんですか?

いやいや、全然まだです(笑)。実はその時はカンボジアで何かやるとは思っていなかったです。帰国後にみんなが就職活動をしているのを見て、自分はそのようレールに乗った人生が嫌いだったのでワーキングホリデーでオーストラリアに行くことにしました。なぜオーストラリアにしたかというと、英語は世界の人と関わるのに不可欠であると旅を通じて感じたからです。一年間の滞在のうち学校を変えながら、10か月間は語学学校に通っていました。オーストラリアは刺激的で開放的な場所で、すごく楽しかったです。

―オーストラリアから帰国した後はどのようなことをしていましたか?

日本帰国後は、オーストラリアで経験したワクワクが全くなくなり、職場も学校も所属先がなく、悶々として毎日過ごしていました。この時に鬱気味になったんです。でも、ある時ふと、死ぬ勇気があるなら頑張ればいい、という思考の転換ができたことにより立ち直ることができました。自分の弱さについても知る機会になり良かったです。

立ち直ってからは職種を選ばずとりあえず何かをしたく就職活動をしたところ、運よく雑誌の編集者になることができました。この仕事を二年ほどやりましたが、私が担当していた雑誌が休刊になってしました。その時ちょうどオーストラリアの語学学校の時の友人がオーストラリアの永住権を取得しているという話を聞いて、自分も取りたいと思い、もっと給料のいい職を探すためにやめることにしました。そして、システムエンジニアとして働き始めました。

二年ほどその会社に勤務したある日、その日は激しい二日酔いの日でした。帰宅途中の駅で倒れてしまいました。最初は単なる二日酔いと疲労かと思っていたのですが、病院に搬送され、検査をした結果、脳動静脈奇形と言う先天的な脳疾患を患っていることがわかりました。その後、脳内出血リスクを低減させる為の手術をしたのですが、結局その後に脳内出血を起こしてしまし、その二週間の記憶はほとんどありません。ただ頭が割れるような痛みしか覚えていません。多くの割合でこの疾患は死後に判明するか、体の一部が麻痺してしまいますが、私は運よく後遺症がなく健全になりました。この経験を通して、やはりいつ死ぬかわからないのだと感じました。そして自分は実際何がやりたいかに気づくことができました。

-そのやりたいこととは何ですか?

オーストラリアに行くことは良い記憶をたどっているだけであり、特にやりたいことはないなと思っていました。それと同時にカンボジアで出会った人々のことを思い出し、カンボジアの大学に行き、国がどう発展していくのかを見ていたいと感じました。また、日本には西欧の文化が入ってきて、日本の文化を感じることがあまりないですが、カンボジアには古き良き習慣が残っているため、それを大事にしてほしかったんです。

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-そこで浅野さんはカンボジアに行くことにしたのですね!

そうですね。カンボジアのノートン大学 大学院で開発学を勉強しました。夜間大学院だったので、昼間は現地の市場調査をしたり、時にはぶらぶらしていました。そのような生活を送っていると自分の判断が誤っていたのではないかと不安になることが多かったです。そんな中、縫製業の会社に勤める会社の視察団でカンボジアに来た方々と仲良くなり、その工場で技術指導をしていた日本人のパターンナーの方からシャツのイロハを学びました。そしてそれがSui-Johに繋がります。もともとシャツやファッションが好きだったので、とても面白く、ワクワクしたのを覚えています。その人にはその業界のことを1から教えてもらいました。最初は委託を中心に事業を展開していて、お客様の採寸をさせて頂いたり、ローカルのブティックやお土産屋さんに服を置いてもらったりしていました。

―Sui-Johを経営していると大変なことはありますか?

やはり毎日苦労がいっぱいあります。しかし、いつも仕事をやらせてもらっているという意識は変えないようにしています。カンボジアを雇用や技術によって良くしたいという意識はありますが、今のところ逆にカンボジア人に助けられることのほうが多いですね(笑)。カンボジアと言う国やカンボジア人の仲間がいなければ、今の僕はありません。

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―大学の授業がつまらなく在学中に何をすればいいかがわからない人に対して何かアドバイスはありますか?

15年前の私と似ていますね(笑)。無理やり何かやりたいことを探すのでなく映画を見たり、本を読んだりして心を育てていくことも大事だと思います。心の豊かさは人生において非常に大事だと思いますよ。

−20代の人にメッセージをいただけますか?

自分に素直になり、やりたいことに忠実になってほしいです。中途半端に何かをしてもあまり意味がないのでやりきってみてください。何か問題が起きても頑張ったらどうにかなります(笑)。

浅野さん、ありがとうございました! 

取材担当コメント

浅野さんの店は非常におしゃれでアットホームな場所でした。浅野さんがインタビュー中に出したクイズがあり、なんとか正解しトートバッグをプレゼントしていただきました。

「日本とカンボジアは同じアジアに位置していても大きく違います。経済発展だけではなく、人間性も大きく違います。その違いの大きな要因となった古来から存在するものとはなんだと思いますか。日本にあってカンボジアにないものとはな~んだ?」※これは浅野の主観ですので悪しからず。

皆さんは分かりましか?詳細はブログにて。

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