元リクルート・ホットペッパー編集長が語るマレーシアでの働き方!桜リクルート社の鵜子さんにインタビュー

鵜子幸久氏プロフィール

1964年京都府生まれ。京都産業大学外国語学部を卒業後、リクルートに入社。情報ネットワーク事業部を経た後、ホットペッパー事業部にて、無料クーポン誌『ホットペッパー』の創刊編集長を務める。海外での起業を目指し、2002年に退職。アジア18カ国を視察して拠点をマレーシアに決定、03年末に桜リクルート社マレーシアを創業。人材紹介業・ビジネスコンサルタント業を手掛ける。

ではインタビュー、スタートです!

−海外に出たいと思った理由は何ですか?

大学卒業後リクルートに16年間勤め、ホットペッパーの編集長などを経験しました。すごく良い経験だったのですが、会社員だと、守られている代わりに自分のしたいことができないと感じ始めました。大正時代に曾祖父がアメリカに渡り日本人学校を創ったという話が頭の何処かで残っていて、ちょうどその時に海外で働こうと思い立ちました。

−マレーシアに来られた決め手は何だったのでしょうか?

当時、3歳と5歳の子供がいたので、生活インフラが十分でなく、治安の悪い国は選択対象外でした。真逆に、発展しすぎている国もコスト面や、仕事のやりがいを考え、対象外でした。なので、その中間かつ目立たないけど将来発展性が高いと思われたマレーシアを選択しました。

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−マレーシアで成功できている理由を教えてください。

参考になるかはわかりませんが、事実幸運はありました。私は人と合うことが好きで、そうやって会ってきた人達が助けてくれる事がとても多かったんです。今でも年齢問わず若い人からも話しを聞くようにしています。

−大事にしている心がけはありますか?

「迷ったらやろうぜ!」というCan doスピリットは学生時代に学びました。

やらなかった悔しさはしたくないんです。もちろんやって失敗することはありますし、失敗したら誰だって悔しいです。でも、失敗は失敗でいい経験ですし、失敗を通じてやり直しが効くのが人生だと思います。

 −マレーシアの魅力は何処にありますか?

マレーシアって実は車のクラクションが一番ならない国なんです。気候が温暖なので、温厚な人が非常に多いです。また、多民族国家にも関わらず無駄な争いを好みません。常に相手の事を考えて行動できる思いやりのある人が多いのは魅力です。

−マレーシアで働く鵜子さんから見て日本人はどのように写りますか?

日本人の危うさはリテラシーがとても低いのにネットの読み書きの量が多すぎることだと思います。要は情報好きなんです。断片的で不正確な情報に流されて実情を誤解しているケースが多いです。マレーシアの情報に関しても未だにジャングルのイメージを持っている人が日本にはいたりしますからね。

−マレーシア人との交流で心がけている事はありますか?

日本人は憧れられている事が多いと思います。挨拶をする。時間を守る。先輩と後輩の関係を大事にする。といった日本では当たり前の事がすごいと思われています。まず日本人はそのことを認識する必要があります。たまに日本人が自分たちの事を卑下する事がありますが卑下することはまったくないんです。しかし、逆に傲慢になってもいけません。自分たちの強みを理解してそれを卑下するでも傲慢になるのでもなくフラットな関係でローカルの人達と付き合っていくのが大事です。

−鵜子さんから見て現在のマレーシアの問題点はどこにありますか?

現在マレーシアの労働市場は3層構造になっています。真ん中のメインはマレーシア人ですが、上に居るのが就労ビザを与えられた選ばれ、マレーシア人ではカバーできない職位で活躍する先進国の人達です。幸い日本人もその部類に入ります。

今問題なのはこの人達や先進国の技術に国が頼りすぎている点です。優秀なマレーシア人はこの国を出ていってしまうのもこの3層構造の要因の1つですね。下位を支えているのがおよそ10カ国から選ばれた周辺国からのワーカーです。国によって職業が区別されていて国民性によって仕事が違います。このことによってマレーシア人がブルーワーカーの仕事をしたがらなくなってきているのも問題ですね。

 −今後の展望を教えてください。

私は個人の経営者なのでやはり利益を追求するということはしていきたいです。ただ、お金を儲けるということは周りの人にハッピーを届けることだとも思っています。

また、この歳になっても二十歳のころと変わらないのはやはりワクワクしていたいですし新しいことにチャレンジし続けたいなと思います。

その一環で、先々マレーシアにイベント・芸能事務所を作りたいと思っています。実は私はマレーシアで音楽グループを形成していて活動もしています。マレーシアでは日本のようなメディアミックスした芸能界のスキームが確立していないのでエンタメビジネスを確立したいなと思っています。

 −学生にアドバイスをいただけますか?

やっぱりできるだけ外に出て、タイプの違う人と会うことが大事だと思います。できるだけそこにいる外国人とも会うべきだと思います。色々なボーダーを取り払って自分の世界を広げることが大事だと思います。

また、学生には俗に言う一般の優等生ではなく、人と違う何かで突き抜けて欲しいなと思います。優等生として行動していれば間違いはないのですが、人と同じにはなってほしくないです。いっそ外れた異質の存在のほうがチャンスは多いと思います。

 −学生の時にやっておいた方が良いことは何でしょうか?

真面目なことを頑張るのは当たり前として、その上で自分の人生の幅を広げる経験をしておいた方が良いと思います。私の場合は、学生時代によく遊んだことが自分の人生を広げましたし、そこで得た遊び心が今になって活きているんです。

 −最後に鵜子さんの「仕事」に賭ける想いをお伺いできますか?

マレーシアに恩返しがしたいという想いが根底にあります。なんだかんだ言ってこの14年間マレーシアで自分の好きな仕事をさせていただいているので。

なので、雇用チャンスも含めてマレーシアの若い世代になにかを還元したいですね。ただ、やはり自分の押しつけになるのではなくマレーシア人と同じ目線で一緒に仕事ができればいいと思います。

鵜子さん、ありがとうございました!

−担当者コメント

「フラットな関係で仕事に取り組む。」この言葉の中には相手をリスペクトするという謙虚な姿勢が現れていると思います。私達学生にもフラットな関係でお話をしてくれた鵜子さんに働き方の基本姿勢を学びました。

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