医学部、バックパッカー、南極地域観測隊、ベトナムでクリニック運営。異色の経歴を持つ白井拓史さんにインタビュー

白井拓史氏プロフィール
千葉大学医学部卒業
静岡県西部浜松医療センター、船橋市立医療センター、千葉大学医学部附属病院などに勤務
2000年から第42次南極地域観測隊に医療隊員として参加
2003年 上海にて日系クリニックの立ち上げに貢献
2007年 ロータスクリニックを設立

−会社概要を教えてください。

Lotus Clinicは2007年にオープンしたベトナム初の日系クリニックです。海外で病気や怪我をすると言語や文化の壁から現地の病院での治療に不安を抱える人が多くいます。そういったベトナムに住んでいる日本の方、留学生、短期出張者、旅行者が安心して日本レベルの高品質な治療を受けられるような院内環境を整えています。

−医者としては他にどのような活動をしてきましたか?

千葉大学を卒業してからは日本で呼吸器内科として診療していました。いくつかの大きな病院で臨床経験を積んだ後、2000年から1年半南極地域観測隊に医療隊員として参加しました。その1年後は上海で日本のクリニックの設立に携わり、そこで3年間診療をしていました。さらにその1年後にベトナムに来て、2007年にこのクリニックを作りました。

−医療には元々興味があったのですか?

最初は医者になろうとは思っていませんでした。バックパッカーなどの経験で色んな人と関わるようになって人間のことをもっと知りたくなったんです。それには様々なアプローチ方法があると思うのですが、医者はダイレクトに人と関わることができるので医者を目指しました。

−バックパッカーの経験について教えてください。

学生の時はずっとバックパッカーをして世界中を旅していました。バックパッカーを始めたのは高校1年生の時で、ロンドンからローマまで夏休みの1ヶ月を使って一人で行きました。スタートはロンドン、ゴールはローマということしか決めてなかったので宿泊や移動ルートも完全にその場その場で決めていきましたね(笑)。大学に入ってからは東南アジアを中心にバックパッカーをして、インドやネパールも行きました。

−一番印象的な国はどこでした?

最近に行ったところで良かったのはブータンですかね。ブータンは仏教が生活に根付いている国です。日本人は普段宗教を感じながら生活をしていないので、仏教と生活が一緒になっているようなブータンの人たちを見ていると自分にも根っこには仏教があるのだと感じさせられました。なんとなく気持ちが落ち着きましたね。

−世界中を旅したにもかかわらず、なぜベトナムを拠点にビジネスを始めようと思ったのですか?

実はベトナムは学生の頃にも来たことがありませんでした。2007年当時のベトナムは経済が急激に発展している一方で、医療に困っている在住日本人の方が多かったのです。つまり、日系企業がたくさん進出してベトナムに住む日本人が多くなってきているのにも関わらず、日本の医療機関は一つもありませんでした。ベトナムでの日系医療機関の設立は需要がある上、誰もチャレンジしたことのないことだったのでやりがいを持ってやっています。

img_5998−ベトナムの魅力はどういうところにありますか?

経済発展をしていて活力がすごいところですかね。どんどん変化しているところに生活するというのは単純に面白いですね。あと、ベトナムの人は何かを学ぶということに対してすごく貪欲です。社会人になっても若い人は夜学校に通っている人が多く、自分の成長やキャリアアップのために一生懸命頑張っていて魅力的ですね。

−大学の授業に面白みがなく、日々悶々と過ごしている学生に対してのアドバイスはありますか?

私は大学がつまらなかったら無理して大学に行く必要はないと思います。その代わりに、面白いと思うものに対して積極的にアプローチして欲しいですね。私自身もあまり大学にはいかず、昼間は部活をやって夜は友達と遊んでというような生活をしていました(笑)。しかし、自主的な長期休暇を取って1ヶ月半バックパッカーをするようなこともしていてその道を突き進みましたね。

−興味があるものや将来の夢が決まっていない人はなにをすればいいと思いますか?

何に対しても興味がない人はバイトとかクラブ活動とかなんでもいいので、何かをしないと意味がないと思います。それを突き詰めればやる気が出るものは見つかると思います。将来の夢が決まっていない人に関しては、それが普通です(笑)。自分が思っている10年後になれる人はあまりいないしそれが正しいかもわかりません。なんとなく将来をイメージして目の前のことをこなしていけばいいと思います。

−座右の銘はありますか?

あまりビシッという言葉は普段置いていないですね。私は上海の病院設立の話や南極地域観測隊の話などが割とすごくいいタイミングで来ているんです。自分から仕事を必死になって探すことはしなく、降ってきたチャンスを掴んでいます。私はそれが与えられた使命だと思って真剣に迷わず進んで生きていきましたので、与えられたことを素直に一生懸命やることを大切にしていますね。

取材担当コメント

高校1年生の時からバックパッカー、南極観測隊、海外での病院設立などのチャレンジングなことをやり遂げてきた白井さん。選んだ道を迷わず突き進む姿勢が印象的でした。固定概念にとらわれず、自分が興味を持ったことに対して打ち込んでいきたいと思いました。

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