事業を運営するだけではなくタイに貢献したい。タイの菅谷卓広さんにインタビュー

菅谷卓広氏プロフィール

1982年生まれ。2003年に来タイ。タイマッサージの学校で講師の助手として勤めた後、整体院を5店舗設立に関わる。2016年に独立しペインアウェイクリニックをアソーク、インターチェンジに設立。肩こり、腰痛、骨盤矯正だけでなく、オリジナルインソール、シューズの製作も行う。 日本人だけでなく、欧米人、タイ人の患者さんの来院も多い。

—治療とマッサージとでは何が違うのですか。

マッサージは痛みを取ることだけで終わってしまうことが多いのですが、治療では痛みを起こす原因を直します。

マッサージは上の方の筋肉を治すのに比べ、治療はもっと奥の方を治療するので効果があります。弊クリニックではカイロプラクティス(米国発祥の手のみを使用した瞬間的な施術)や電気治療を行っています。

−タイにはマッサージ屋さんが沢山あると思うのですが、差別化はしていますか?

値段の設定からまず異なり、タイのマッサージよりも値段は高めですが、需要はとてもあります。欧米人の客層とても多く、その次にタイ人、日本人の客層ですね。タイはその中でも富裕層が多いと思います。

−日本でも店舗を展開しているのですか?

日本では接骨院は4万件、セブンイレブンよりも多いので競争が激しすぎるので日本では店舗を持っていません。日本でやっても強豪が多く、楽しくないかなと思い、日本ではやろうとは思いませんでした。タイでは日本ほど競合はありません。

—事業を始めたきっかけは何かありますか。

20代の頃にバックパッカーをしていました。タイ、インド、ネパールになどいろんなところを回っていました。ワーキングホリデーでニュージーランドに一年間滞在。あえて日本人から離れていろんな人と触れ合いながら生活していました。農家で働きながらファームステイをしていました。またトレッキングをしながら点々としていました。英語に自信を持ってからその後日本に帰り、厚木の米軍基地で働き始めました。でも英語がまったく通じず、わからなかったので、アジアへバックパッカーしに行きました。短期でエイズの末期患者の寺にボランティアをした時、マッサージができる日本人が末期患者にマッサージをしていて興味を持ったことが、きっかけです。

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—海外に行かれる際に不安とかはなかったですか?

とても不安でした。最初の4ヶ月はホームシックでした。涙が出なくなるくらい、泣いていました(笑)。とにかく知り合いがまったくいないし、英語もできなかったので。でも行動してから考えるタイプなので、親には相談しないで行っていましたね。

—海外に行く目的とかはあったのですか?

まずは英語がメインでした。かっこいい上司がいて、その人の英語がペラペラだった影響から自分も英語を話したいと思うようになりました。海外に行くのが近道かなと思い、語学留学を決めました。20代の頃は特にやりたいことが決まっていたわけではなかったですが、大学に入っていないコンプレックスや焦りは感じていました。自分だけ置いていかれいているような不安感を感じていましたね。

—座右の銘などはありますか。

「楽しく生きる」ですね。人間誰でも生まれてきた理由があると思うので、何かしら見出したいですね。何もせずに時間がすぎるのが勿体無いと思ってしまうので。夢を大きく持ちたいと思いますね。

 −今後の展望を教えてください。

まだ独立したばっかりなので、さらなる店舗展開をしていきたいですね。特に将来的にはヨーロッパ等にも拡大していきたいと思っています。ニーズは間違いなく多いので。また社会貢献として、タイの従業員への育成も大切にしたいです。

お金もうけだけだとつまずいたり、つまらないと感じたりしてしまうと思うんです。また経験上ですが、タイで長くやっている企業は何かしら社会貢献をしていたり、タイを巻き込んで何かをしていたりしていますね。なので、患者もタイの方を増やしたいですね。

−日本語を話せるタイ人のスタッフは多いのですか?

日本語を話せるスタッフはなかなかいないですね。日本語を話せても、みんな大手の会社に行ってしまいますしね。ここの会社では、もともと日本語ができない人間ができるように指導を行っているので。何よりタイ人はモチベーションが高いです。だいたい1年教えると問診できるようになります。

 −海外に出てみて分かる日本人のインプレッションを教えてください?

日本人は賢く、礼儀正しいと思います。そして裏切らないですよね。それが日本の美になる一方、マイナス面にもなりますね。例えば、日本人は相手を気にしすぎてしまう傾向があると思います。それでは中国インド相手には戦えない。ビジネスでは戦っていけないですしね。日本人は先に考えてから行動する人が多いと思いますね。でもそれだとスピードについていけないですね。

 −いま社会には様々な機会があると思います。機会を選択するにあたっての基準などはありますか?

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直感ですかね。ただ前の人がしていることはしないです。だからビジネスでも自分がしたいことは周りがやっていないことですね。

やりたいことをやっている。これやったら面白そうだなってことはしています。そのためにはグループから出ることも大事です。そのための抜け出す勇気をもつことも必要です。

 −最後に20代に向けてメッセージをお願いします。

日本経済は厳しいとよく言われますよね。今の状態は厳しい、それは間違っていないと思います。ただ若い方の方向性が変われば変わると思うんです。何事も成せば成ると思っているので。明治維新のように先に引っ張る人が出れば変わります。だから若い方には、日本を変えると思うような勢いで夢を大きく持ってもらいたいなと思います。

また、人間は欲がないと努力をしないと思います。日本の場合、欲はあまり持たない方が良いとされます。それも間違っていないですが、私はバランスが大事だと思いますね。目標と欲は結ばれているので。それを客観的に見ることが大切だと思います。欲を持ちつつ客観性を忘れないでがんばってください!

菅谷さんありがとうございました!

取材担当コメント

バックパックをしつつ自分の転職を見つけた菅谷さん。何事も足を動かし続ける事が大事なのだと思いました。

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