>>目次
アジアで働くってどういうこと?
『短期留学は行ったんだけど・・・』
『いつかはアジアで働いてみたい!』
『でも、実際、アジアで働くってどういうことなの?』
アジアで働くってなかなか実感できないですよね。
それなら、実際にアジアで働いている人に聞きたいですよね。そこで、今回は100人以上のインタビュー内容をギュっとまとめて、『アジアで働くリアル』をお伝えしていきます。
アジア就職に英語力や職歴は問われるの?
「自分の英語力や職歴でアジアで働けるのか?」と考える方も多いのではないでしょうか?結論から言うと、ケースバイケースです。英語力や職歴が充分ではない方でも戦い方はたくさんあります。
ここでは、語学力や職歴をハードルとは考えていない方々のインタビューをピックアップしてみました。
#アジアに就職するとき、英語力はただのフィルター
―世界旅行には行く不安などありましたか?
私は全く英語ができないんですよ。英検4級ですから(笑)。しかも初海外が世界旅行なんですよ。いろんな人に相談に乗ってもらいましたが反対されました。最初は反対されることにより自分でも自信がなくなり、本当に行くべきなのか迷いました。しかし、逆に全員から反対され絶対無理だといわれると、どんどん行きたくなってきて結局決行しました。一人で行きましたが一回も危険な目に合うこともなく、病院に行ったこともないので、大丈夫でした(笑)。
#アジアで働く人は職歴も様々
−20代でやっていたことを教えてください
ひたすらライブ活動とアルバイトをしていました。スーパーで7〜8年アルバイトをしていたのですが、人より正義感が強いので、勝手に万引きGメンまでやっていました(笑)もともと働くのが好きだったので、全然苦ではなかったですね。色々経験したアルバイトがすべて今の自分の糧になっていると思います。
アジアで働き始めるきっかけは?
アジアで働くきっかけは、「夫が駐在としてインドネシアに行くことになりまして・・・」「仕事で英語を使うことが多くなってきたので・・・」など様々です。
アジアマガジンがインタビューした方の中には、良い意味で「えっ!」と驚くようなきっかけを持つ方もいらっしゃいました。ここでは、そうした方々をピックアップしてみました。
#アジアで働くきっかけは夫
—ケイコさんはなぜマレーシアに来たのですか?
主人の仕事に通訳としてついて行ったのがキッカケです。もともと主人が渋谷で不動産会社を経営していて、独立して立ち上げてから現在まで15年ほど続けています。それで主人が海外不動産に目をつけて、その時に私が通訳としてマレーシアに一緒についていきました。それから月に何回か来る事があったので、マレーシア支部を立ち上げることになり、私が一人で行って住むことになりました。
#アジアで就職する国を選ぶ理由は様々
ーなぜ会社を辞めたんですか?
30歳を過ぎこのまま会社の一部、歯車としてこの先も15〜20年とはたらき続ける事が果たして正しいのか?と漠然と考える様になりました。そして31歳の時に「アジアを見てみよう!」とひらめき、ゴールデンウィークにベトナム一人旅をしました。その際に、若いうちに独立をしようというフィーリングが芽生え、さらに翌年のゴールデンウィークにベトナムを再訪した際にベトナムで起業をする!という結論に行きつき今に至っています。
ちなみに最初にベトナムを選んだきっかけは、大泉洋が出演しているTV番組「水曜どうでしょう」です。
アジア就職って良いことばかりじゃないでしょ?
アジアで働くことは良いことばかりではありません。アジア現地に馴染めずに、1ヶ月ほどで日本に帰国される方もいます。当たり前のことですが、アジアへの転職は、仕事が変わるだけでなく、住む国も変わってきます。
そうしたことを踏まえると、『本当にアジアで働きたい理由』を明確にする大切さが伝わってきますね。ここでは、アジアのリアルについて、お話してくださった方をピックアップしてみました。
#目的意識を持ってアジア就職を考えていますか?
−ベンチャー思考や海外思考は重要だと思いますか?
思いますが、とりあえず海外に行くというのはちょっと厳しいかなと思っています。とりあえず海外で働いてこいという事業を行っていた県がありまして、実際に行った人に話しを聞いたことがあるのですが、そこで海外にいって何か得られました?何か変わりました?と聞いても反応が薄く、短期間で帰ってしまう人が見受けられました。やはり何かしらの目的意識をもって海外に行かなきゃ何も見つからないと思いますね。
#アジアで働く=ストレスはつきもの
−タイ人と仕事をしていて苦労されることはありますか?
橋本:タイの国民性として、主体的に動く人が少ない気がします。なので、日本人がタイ人に指示を出す場合は、指示をより明確に伝え、結果や途中経過を何度も確認しなければなりません。
船岡:タイには目に見えない階層社会があります。上位5%が富裕層で、その下に中間層、下級層が続きます。どの階層の人と仕事をするのかで苦労の種類も違ってきます。
アジアで働く魅力は?
過去、アジアマガジンがインタビューしてきた方は、みなさん、キラキラされていたことがとても印象的です。それは『アジアで働くことで叶えられているものがある』ということではないかと考えています。
「海外キャリアを積みたい」「英語力を磨きたい」「現地の方と触れ合ってくらしていきたい」など、『叶えたいもの』は様々ですが、ここでは、アジアでは働く魅力を存分に語ってくださった方をピックアップしてみました。
#アジア就職はキャリアに繋がり、成長できる環境
—インドの魅力はなんですか?
インドのような新興国では、日本よりも幅広い仕事を任せてもらえる機会が多いように感じます。困難なことも多いですが、自分を大いに成長させることができる環境です。
キャリアの経験値があがる上、スキルも身につきます。インドでやっていければ他のどんな国でもやっていける自信もつきます。色々な方にお会いできるので、海外経験豊富な方と出会い、情報交換できるのもこの国の魅力の一つです。また、日本人駐在員だけでなく、多くの外国籍の方々がインドで活躍しています。よって、いろんな方の意見を聞けることができて、とても勉強になります。
自分のやりたいことに真剣に取り組めるからこそ、アジアで働く
その後単身モルディブへ戻り、現地ビジネスパートナーの協力を得て現地法人を設立。モルディブ初のフェアトレードオーガニックブランド“KOKONOWA”を立ち上げ、モルディブ産オーガニックバージンココナッツオイルとハンドメイドせっけんを、“まだまだ知られざるモルディブの魅力発信”をコンセプトに、外国人観光客へプロモーション。高級リゾートからも注文が入るまでになりました。
紆余曲折ありビジネスとしてはまだまだ形になっていませんが、起業自体初めてのことですし、ましてや異国の地モルディブ。最初からスムーズにすべてが進むとは思っていません。始めることは簡単、続けることが一番難しいとはよく言われますが、全くその通り。ブランド名”KOKONOWA”は、私が協力隊時代に学んだ“波及効果の強さと重要性”から、“ここから始まる輪、ココナッツがつむぐ輪”という意味を込めています。今後その波及効果がどこまで大きく広く成長できるか楽しみなところです。
おわりに|アジアでの就職を考え始めたら
みなさん、いかがでしたでしょうか。実際に100人以上のアジアで働く人のインタビューを、今回は『アジアで就職するリアル』というテーマでギュっとまとめてみました。
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