こんにちは。アジアマガジンのささきです。今回はアジアマガジンのインタビュー企画で、ベトナムの現地採用で働かれている方に話を聞いてきました!
ベトナムの現地採用で働く人ってどんな人?
という疑問があったので、ベトナムで働き始めたばかりの 日高みどりさん にインタビューさせていただきました。
このインタビューを通して、ベトナム就職について、皆さんに少しでもご興味を持っていただけたら嬉しいです。
>>目次
プロフィール
- 氏名:ささき
- 職歴:ライター歴1年
- 備考:趣味は海外旅行です!
ベトナム勤務6ヶ月目の日高さんにインタビュー開始!
本日はよろしくお願いいたします!
日高さんはベトナムに来られて6ヶ月目ということですが、実際にどのようなお仕事をされているんですか?
こちらこそよろしくお願いいたします!
今は、QUICK VIETNAM CO., LTD.で転職希望の方のサポートをしています。具体的に言うと、転職希望の方と企業さまとのマッチングをしています!
いわゆる、転職エージェントさんとして働かれているんですね!
そうですね!
特に転職希望の方との面談を丁寧に実施することを心がけていて、それぞれの方にとってベストな求人提案をすることを意識しています。
今、ベトナムに来てから半年が経ち、ようやくベトナム生活に慣れてきたところです!
ちなみに、前職は日本のお豆腐屋さんで働いてました!
えっ!お豆腐屋さんですか?
お豆腐屋さん?ってなりますよね!お豆腐屋さんといっても、百貨店に入っているようなお豆腐屋さんで、1丁1,200円するお豆腐の販売や企画に携わっていました!
1,200円のお豆腐なんて買ったことがないです…
普通、そうですよね。
だからこそ、前職ではお豆腐を売るというより、お客様さまとコミュニケーションをとることを心がけていました!
前職と現職の共通点は、“人に直接関われること”です!
そのため、今の人材業界の仕事は未経験でしたが、人に直接関われているので、とても充実しています。もちろん、まだまだ未熟な面も多いですが、、、
海外転職の際に重視していたことが “人に直接関わること” なんて素敵ですね。
ただ、それだと海外就職だけでなく、今やられているお仕事も未経験でしたら、”初めて尽くし” じゃないですか?
おっしゃる通り、とても ”初めて” が多かったです。実は転職も初めて、一人暮らしも初めてでした…
あと、そういえば、英語も全く話せなかったんです(笑)
ベトナム就職をされた経緯
初転職・初海外移住・初ひとり暮らし・・・いきなりベトナム就職って…とても行動力がありますね!
それに “ついで” みたいな感じで英語が話せないって言われましたけど(笑)
ありがとうございます(笑)
ただどうしても、今後のキャリアや結婚などのライフイベントのことを考えると、憧れていた海外就職は20代のうちにチャレンジしたい気持ちが強くなり、ベトナムへ行くことを決意しました。
私の場合は学生時代にベトナム語を勉強していたので、少し特殊かもしれませんが…(実際に海外就職先としてベトナムを選んだきっかけは、学生時代の経験が大きかったです)
若いうちに海外経験を積みたい気持ちとベトナムが好きという気持が大きかったんですね。
ただ、英語が話せなくても大丈夫だったんですか?
もちろん、業種・職種・会社ごとによって違いますが、今の仕事は英語が使えなくてもOK!だったんですよね。
実は、海外の日系企業はクライアント企業も日系企業が多いので、日本語のみで働けるお仕事もあったりしますよ。
私は、6ヶ月間ベトナムで働いていますが、英語力が高くなくても仕事ができています。あまり大きな声で言えないですが…(笑)
なるほど!傾向として、高い英語力は求めていない日系企業も多くあるということですね。
実際にベトナムの現地採用はどんな感じ?
日高さんが6ヶ月間ベトナムで働いていて、感じてるベトナムの良いところを教えていただけませんか?
実際のところ、ベトナムの現地採用ってどうなのかなと思いまして!
たしかにベトナムでの生活ってなかなか想像しづらいですよね。私は3つほど考えています。
まず、1つめは、街に活気が溢れていたり、街が移り変わるスピードが速いことです。街がこんなに発展している期間に立ち会えていることに感動しますし、そんな環境で仕事をするのがとても楽しいです。
あっ!ベトナムの良いところを3つも教えてくれるんですね!
頑張って3つに絞ったんですよ(笑)
少し余談になってしまいますが、移り変わる街並みを見て、「6ヶ月前は〜だったのにな…」と思いを馳せたりすることも好きだったりします!
・・・・
余談までありがとうございます!
2つめは、ワーク・ライフ・バランスです。正直なところ、日本にいるときよりも土日が充実しています!ベトナムに来て以来、水泳・クライミング・ゴルフなどなど、たくさんのスポーツを始めました!
3つめは、人と仲良くなりやすいところかなと思っています。ベトナム人の国民性もあるかと思いますが、現地の人との交流や、日本人コミュニティーも活発なため、休日に人と会う機会が多いです。
すみません、ついつい一方的にお話してしまいました(笑)
いえいえ、日高さんのお話を聞いているだけで、ベトナムの魅力がとても伝わってきます!とにかくベトナムが好きなんですね。
ただ、ベトナムの現地採用も良いところだけではないと思うので、ネガティブな面も教えていただけませんか?
そうですね、強いて挙げるとすると、暮らしやすいところだと思います。ホーチミンの中心地は、発展していて暮らしに不自由がないです。
海外就職、特にアジアでの就職を考えられている方の中には、「未開の地を開拓したい」といった意志を持っている方も少なくないと思います。
そのため、そういった方々にとっては、ホーチミンの中心地などは、発展しすぎていて、少し物足りなさを感じてしまうかもしれないです。
たしかに、ホーチミンの街が発展しすぎているからこそ、少し物足りなさを感じてしまう方がいるかもしれないですね。
ただ、逆に言うと、ワーク・ライフ・バランスを重視したい方にとっては、とても向いている国になるんですね。
海外就職後のキャリアについて
先程、ワーク・ライフ・バランスという言葉が出てきましたね。
また序盤に「今後のキャリアのことを考えて、若いうちに海外就職をしたかった」とおしゃっていましたが、今後のキャリアの展望についても教えていただけませんか?
海外就職後のキャリアについては、そのままベトナムで続けるのか、他の国に行くのか、日本に戻るのかの選択肢があるかと思います。
正直なところ、私も3年後にどんな選択肢を選んでいるか想像がつきませんが、今は、目の前のことを全力で取り組むことを決めています。
実際に日高さんは未経験でも行動に移されて、既にベトナムで働いているので、とても説得力がありますね。
それでは、目の前のことを全力で取り組むうえで、大事にされていることはございますか?
とんでもないです、私はまだまだ未熟なので…
そうですね… ”海外経験を積むうえで” という観点でお話すると、次の3点が大事だと考えています!
1)専門性を高めること
2)英語力、環境順応力を伸ばすこと
3)マネジメント経験を積むこと
この3つができていれば、日本へ戻ったとしても、海外での勤務経験が評価され、転職活動もスムーズに行くかと思います!
だから、私も英語の勉強をしないといけないのですが…(笑)
なるほど!日本で評価される海外勤務経験の要素を切り分けて考えると、専門力、英語力 、環境順応力 、マネジメント力になるということですね。
ベトナム就職を考える方へメッセージ
それでは最後となってしまいますが、海外就職 及び、ベトナム就職を考えている方にメッセージを頂けませんか?
そうですね、私が伝えられることは、まずはベトナムが暮らしやすい・働きやすい国ということです。
実際に海外経験や一人暮らし経験が無かった私でも、そのように感じているので、説得力があるのではないかと考えています(笑)
たしかに説得力があります!(笑)
ただ、日高さんもベトナムで働き始めた当初は辛いこともあったんじゃないんですか?
そうですね、実際に辛いこともありました。実際、初めての海外勤務で全てが思い通りになることは、まず無いと思います。
ただ、海外ならではの乗り越え方があると考えています。
例えばですが、現地の方と密にコミュニケーションを取ったり、現地にいる先輩日本人の方にも相談するのもありだと思います。そして、海外にいること自体を楽しめれば勝ちだと思ってます!
あと、最後になりますが、人の繋がりを大事にしてほしいなと常々考えています。海外転職を考えれる方は、特に現職の去り際はしっかりやるべきかなと思っています。よい海外勤務のスタートを切るためにも、去り際は大事にしていただいた方がより良いかなと思います!
最後まで日高さんらしいメッセージをありがとうございます!
日高さんが ”人との繋がり” をとても大事にされていて、その思いを海外でも貫かれているのがとても伝わってきます!
本日は貴重なお時間をありがとうございました。
こちらこそありがとうございました!あっ最後に、、、
私どもQUICK VIETNAM CO., LTD.はベトナム就職を皆さんに身近に感じてもらえるように、毎週コラムを更新していたりします!もしよろしければ、ネットで「クイックベトナム」と検索してみてくださいね。
みなさんのベトナム就職を心から応援しております!!
おわりに
みなさん、いかがでしたでしょうか?今回は実際にベトナムで働かれている日高さんにお話をうかがいました。
日高さんは、ご自身のことを楽観的な人間かもしれないとおっしゃられていました。ただ、インタビューを通じて、明るい性格の中にも、とても強い芯を持たれている方という印象を受けました。
そして、楽しくベトナムを語る日高さんからは、ご自身の意志で決断したキャリアを歩んでいる方はとてもキラキラしているなと、改めて感じました。
皆さんもこれを機に、ベトナム就職を考えてみてはいかがでしょうか?
今後もアジアマガジンでは、海外就職やアジア転職を考えている人にとって役に立てるような情報を発信していきます。
→日高さん曰く、ベトナム語を勉強していた時期が相当前だったので、ベトナム就職する時は、ベトナム語には全く自信がなかったそうです。