こんにちは!アジアマガジン(@asia_maga)です。今回はインタビュー企画で、シンガポールの現地採用で働かれている20代男性に話を聞いてきました!
シンガポールの現地採用のメリットが知りたいです!
普段、アジアマガジンでは上記のようなご質問を多く頂いているので、今回はシンガポール勤務3年目の塩崎さんに、実際にインタビューさせていただきました。
このインタビューを通して、皆さんにシンガポール就職のことを少しでもお伝えできたら幸いです。
サクっと!プロフィール!
インタビュー開始
-本日はよろしくお願いします!早速ですが、塩崎さんはどのようなお仕事をされているんですか?
こちらこそ、本日はよろしくお願いします!
現在、Good Job Creations (Singapore) Pte.Ltd. (グッドジョブクリエーションズ)の営業として働いています。
具体的にはシンガポールの企業さまに対して、人材紹介などの人材サービスを提供させていただいております。
2015年4月からシンガポールで働いているので、シンガポール勤務3年目の年になります!
>>>アジアマガジンコメント>>>
アジアの中でも働くハードルが高いと言われるシンガポールで、新卒から社会人経験を積んでいる塩崎さん!今回は、日本ではなくシンガポールでキャリアをスタートを切った塩崎さんにインタビューしていきます!
塩崎さんが勤務しているGood Job Creations (Singapore) Pte.Ltd.をちょっとご紹介!
- シンガポールだけでなく、マレーシア・ミャンマー・オーストラリアにも拠点がある!
- 在星日系企業の正社員案件が多数!
- 企業・求職者へシンガポールの労働市場情報を無償で提供!
シンガポールに就職された経緯
-まずはシンガポール就職を考え始めたきっかけを教えていただけないでしょうか?
将来的に中国で働きたい気持ちがあったことがきっかけです!というのも、実は小学6年生から中学2年生にかけて中国で3年間程暮らしていたので、中国で働きたい思いがありました。
そして、大学3年生の就職活動の時も中国で働くことを考えて情報収集をしていました。
実際に海外の就職情報を調べていくなかで、東南アジアの経済成長の勢いを知り、興味を持ちました。
そこで中国で働く前に、成長ができそうな東南アジアでまず経験を積みたいと考えました!
東南アジアの中でも経済の中心のシンガポールにとても興味を持ち、就職活動でシンガポールを考えるようになりました。
-海外で働くと決めて、実際、どのように就職活動を進められましたか?
実は学生時代は就職エージェントがあるとは知らずに、一般的な就職活動をしていたんです!(笑)
大学の同級生と同じように、大手の新卒求人サイトに登録して、「グローバル」の検索軸でひっかかった企業に応募したりしていました…
なので、シンガポール就職のために「○○をやっていました!」などのエピソードがないんですよね、すみません…(笑)
>>>アジアマガジンコメント>>>
塩崎さんのお話を聞いていくと、実は内定をもらった際には海外で働けることは確定はしていなく、日本国内の事業に配属される可能性もあったとのことです。
ここで印象的だったのが、内定後に塩崎さんが、シンガポールで働きたい意志を人事の方に伝え続けて、シンガポールで働く機会を頂けたというエピソードでした。
本社の人事の方にシンガポールで働きたい意志を伝え続けた結果、シンガポール法人の社長とSkype面談する機会を頂けたそうです。
そして、「本当にシンガポールで働きたいなら、まずはフィリピンなどに留学して、そのついでにシンガポールに1回来てみなよ」という言葉を頂いたそうです。
その後、塩崎さんは言われた通りに行動されて、実際に新卒からシンガポール勤務に抜擢されたとのことでした。
シンガポールで働くメリット
-塩崎さんが実際に感じるシンガポールで働くメリットは何ですか?
大きく3つあると考えています!
- 仕事に集中ができる
シンガポールの場合は日本と変わらない水準で生活でできるので仕事に集中できます - 営業先でマネージャークラスとの接点を持てる
日本の大企業でも、シンガポール拠点では規模が小さい企業もあり、日本ではすぐに会えないようなマネージャークラスの方と会えたりします - 様々な人と繋がることができる
世界各国から人が集まっているので、国際色豊かな交友関係を築くことができます
>>>アジアマガジンコメント>>>
海外就職の場合、海外での日常生活でどれだけストレスを軽減できるかが重要だとおっしゃられていたのが印象的でした。その点を考えると、日本と同じ水準で生活ができるシンガポールは、日常生活でストレスが少なく、その分、仕事に集中しやすい国ではないかということでした。
シンガポールには、日本で言う 地域の交流センター のようなものがあり、そこには、自由に参加できる様々なコミュニティーや企画があるそうです。
自称インドア派の塩崎さんでも、シンガポールに来てから下記の3つを始められたそうです!
- ボードゲーム
- テニス
- ウォータースポーツ
シンガポールの現地採用の生活は?
-シンガポール生活の良い点を教えてください!
先程、シンガポールで働くメリットで少し触れましたが、日本と変わらない水準で生活ができるところかと思います!
他のアジアの国と比べて、交通機関が整っていますし、日本売られている日用品や食べ物もほぼほぼ手に入れることができます。
あと、単身の女性でも安心して生活できるのも魅力的ではないでしょうか。
-逆にシンガポールのネガティブな面はありますか?
強いて挙げるとすると、ゲリラ豪雨とかですかね…
クライアント企業へ訪問する際に、約束の時間の30分前に出れば間に合うかなと思っていたら、ゲリラ豪雨でタクシー利用者が激増し、約束の時間に遅れそうになるなど…不確定要素があるところですかね…(笑)
あと、挙げるとすれば、日本の文化との違いだと思うので、良い悪いの話ではないですが、仕事の考え方にギャップを感じることもありますね!
具体的にはスーパーマーケットで品出しをしている人に、商品の場所を聞いても、「私は品出しをしているので別の人に聞いてください」と言われたり…
タクシーの運転手の方に希望の目的地を言っても、「そのエリアは担当していない」など言われたり…
このようなことがあると、「あっ、海外にいるんだなー」と感じますね!(笑)
>>>アジアマガジンコメント>>>
このインタビュー全体を通して、シンガポールの生活のしやすさ にフォーカスがされていますね。特に、単身の女性でも安心して生活できるところは魅力的です!
塩崎さんとお話していて、シンガポールのネガティブな面に関しても、ポジティブに捉えられているところが印象的でした!
シンガポールで働きたい方へ
-最後にシンガポール就職を考えている方へメッセージを頂けませんか?
国内の転職より不確定要素が多いとされる海外就職ですが、シンガポールは安心・安全で日本人が働きやすい環境が整っています。そのため、海外で働くことを考えているようでしたら、ぜひ、シンガポールを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
私の話が少しでも皆さまのお役に立てていたら嬉しいです。本日はありがとうございました。
おわりに
皆さんいかがでしたでしょうか?今回はGood Job Creations (Singapore) Pte.Ltd.さんにご協力していただきました。
インタビューをして印象的だったことは、塩崎さんが、まだ、海外勤務が確定していなかったご状況で、本社の人事の方にシンガポールで働きたい意志を伝え続けていた行動力です。自分の意見を発信し続けることは、責任やプレッシャーを伴うものですが、それを貫き、シンガポール勤務を実現されていて、とても感銘を受けました。
皆さんもこれを機に、シンガポール就職を考えてみてはいかがでしょうか?
今後もアジアマガジンでは、海外就職やアジア転職を考えている人にとって役に立てるような情報を発信していきます。
氏名:塩崎 拓臣(しおざき たくみ)
年齢:25歳
学歴:大卒