ベトナムの南部にあるビーチリゾート、ムイネー。リゾートホテルに泊まるのが王道ですが、敢えて「ビーチでテント泊」に挑んでみましたので、レポートします。
ベトナム・ムイネーってどこ?
ベトナム最大の都市ホーチミンから東へ、バスで5時間ほどのところにあります。
観光地化されたのは1995年ごろで、当初はロシア人に人気の観光スポットでしたが、現在は欧米人を中心に人気を博しているベトナム屈指のリゾートです。
![map of Muine01](https://asia-magazine.com/wp-content/uploads/2016/04/map-of-Muine01-e1493790435909.jpg)
ムイネーリゾートでテント泊とは?
今回宿泊するLong Son Muine Resortは、「ベトナムNo.1のキャンプリゾート」でビーチでテント泊ができるという一風変わった宿です。テントは既に備え付けのものがあるので持参する必要はありません。そして、驚くべきはその価格。
![price of LSM](https://asia-magazine.com/wp-content/uploads/2016/04/price-of-LSM-1024x287.jpg)
1泊あたり3.5 USD (約 400円) ! 脅威のプライスです!(価格はシーズンによって変動することがあります)実態は一体どんなところなのか気になったので、実際に行ってきました。
ホーチミンからムイネーへの行き方
出発はホーチミンのゲストハウス街、ファングーラオから。バスのチケットは100,000ドン(約490円)でした。
![DSC02133](https://asia-magazine.com/wp-content/uploads/2016/04/DSC02133-1024x683.jpg)
3列シートの寝台バスで向かいます。
![DSC02130](https://asia-magazine.com/wp-content/uploads/2016/04/DSC02130-1024x683.jpg)
バスに揺られること5時間。
乗ってきたバスを降りると、そこはグエンディンチウ(Nguyen Dinh Chieu)通りというムイネーのメインストリートでした。
![DSC02136](https://asia-magazine.com/wp-content/uploads/2016/04/DSC02136-1024x683.jpg)
この通りにはコンビニ、レストランや土産物屋が軒を連ねており、ほとんどの観光客はこの通り沿いのホテルに宿泊します。逆に言えば、ムイネーでこのメインストリートを外れるとレストランやお店を見つけることは難しそうでした。食料は予めホーチミンで仕入れてきたのは大正解のようです。
目指す宿はメインストリートからローカルバスで20分ほど、白と青のストライプのローカルバスで向かいます。
![DSC02138](https://asia-magazine.com/wp-content/uploads/2016/04/DSC02138-1024x683.jpg)
バスで向かう途中、船の大群が現れました。写真スポットのようです。
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ようやく、到着!
![DSC02217](https://asia-magazine.com/wp-content/uploads/2016/04/DSC02217.jpg)
テント泊と聞いていたので、かなりサバイバルな環境を想像していましたが、とーってもリゾートな雰囲気。
ビリヤード台やバーも併設しており、なかなかの環境。シャワールームもかなり清潔感があり、とても3.5ドルとは思えないクオリティーです。
![DSC02153](https://asia-magazine.com/wp-content/uploads/2016/04/DSC02153-1024x683.jpg)
![DSC02216](https://asia-magazine.com/wp-content/uploads/2016/04/DSC02216-1024x683.jpg)
![DSC02154](https://asia-magazine.com/wp-content/uploads/2016/04/DSC02154-1024x683.jpg)
こちらのリゾートはとにかくスペースが広大で、パーティー用と思われるテーブル席が広がっていました。
![DSC02213](https://asia-magazine.com/wp-content/uploads/2016/04/DSC02213-1024x683.jpg)
スタッフによると、こちらのリゾートは、結婚式や会社のパーティーなどのイベント会場としてのビジネスで収益を上げることで、この低価格が実現したとのこと。
パーティーは夕方から夜だけなので、宿泊者に迷惑がかかることもないし、ビーチ沿いなのでどんなに大声を上げても近隣の迷惑にはならないようです。
さて、いよいよ気になるテントの様子は、こちら!
![DSC02144](https://asia-magazine.com/wp-content/uploads/2016/04/DSC02144-1024x683.jpg)
中には布団が敷いてありました。下地が砂浜なこともあり、思ったほど硬さも感じず中々に快適です!
目の前はもちろん海で、プライベートビーチ状態です。
![DSC02209](https://asia-magazine.com/wp-content/uploads/2016/04/DSC02209-1024x683.jpg)
![DSC02205](https://asia-magazine.com/wp-content/uploads/2016/04/DSC02205-1024x683.jpg)
夜には宿泊している旅人たちが次々と帰って来て、バーに集まってきました。バーのメニューには1ドルで食べれるフライドライス、ベトナム風春巻きなどもあり、食事面も充実していました。
西欧人のゲストがほとんどで、皆ホーチミンやハノイかでバイクを購入してベトナム縦断の旅をしている人が多かったです。
中にはポーランドの自宅から中央アジア・中国を経てベトナムまで自転車で旅をしているという強者も。
![DSC02171](https://asia-magazine.com/wp-content/uploads/2016/04/DSC02171-1024x683.jpg)
仲良くなったころには、ほろよいを通り越しており、サイゴンビールを片手にビーチでキャンプファイヤー!波音のBGMが心地よいです。
![DSC02181](https://asia-magazine.com/wp-content/uploads/2016/04/DSC02181-1024x683.jpg)
日は爽やかな波音…ではなく、異常な蒸し暑さで目覚めました。ほとんど蒸し鶏状態で、軽い脱水症状。テント泊する際は水分補給が重要です!
さて、ムイネーの観光スポットといえば砂丘。ムイネーで有名な観光地はなんといってもイエローサデューンと言われる砂丘です。黄砂の巨大な砂丘で、ソリで一気に砂丘を下ることができるようです。
![1221800809_54f60f0947_z](https://asia-magazine.com/wp-content/uploads/2016/04/1221800809_54f60f0947_z.jpg)
砂丘はまさしく自然のアートで、幻想的な風景に心が洗われました。リゾートに戻るとサンドアートづくり。
![DSC02189](https://asia-magazine.com/wp-content/uploads/2016/04/DSC02189-1024x683.jpg)
![DSC02195](https://asia-magazine.com/wp-content/uploads/2016/04/DSC02195-1024x683.jpg)
みんなサンドアートづくりに夢中で、あっという間に夕暮れ。
ゆったりとした時間を過ごすことができました。
ムイネーでテント泊してみたまとめ
今回テント泊してみて感じたのは下記の3つ。
- 寝心地は全く問題なし、朝日が昇った途端暑さで目覚めてしまう
- 昼寝は屋根のあるハンモックがベストポジション!
- リゾート以上に自然と触れ合いたい人、旅人と触れ合いたい人には本当にオススメ!
中心地からは距離があるのが難点ですが、その分普通の旅行者とは違う経験ができること間違いなしです。機会があったらぜひ、一度訪れてほしい、そんなキャンプリゾートです。
Long Son Muine Resort
706 ST, HON ROM, LONG SONG, SUOI NUOC,
MUI. PHAN THIET CITY, BINH THUAN, VIETNAM
+84 90 268 64 89
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