海外で生活するとなると
「言葉は大丈夫かな?」
「文化の違いに馴染めるかな?」
などと色々と不安になりますよね。どんなにドイツでの生活をシュミレーションしても、実際に住んでこそ見えてくる大変なことも少なくありません。
そこで実際に住んでみて、私が苦労したことを紹介します。
ドイツに来たらやはりドイツ語に苦労する
大学でドイツ語を少し勉強していたこともありますし、外国人とコミュニケーションを取ることに抵抗がなかった私は、「まぁなんとかなるだろう」という思いでドイツに来ました。
しかしすぐにその考えは甘かったことに気づくのです。
確かにドイツ語を母国語とするドイツ人の中には、私の支離滅裂なドイツ語でもなんとか分かってくれようとしてくれる人もいます。
しかし外国人に対して特別優しく対応しようとする気がない人ももちろんいるので、そういう人には「あなたの言っていることが分からない」と言われてしまい、全然話が進みませんでした。
特に外国人局の人は基本的に冷たいので、「正しいドイツ語以外は受け付けません」と言わんばかりの対応で、滞在許可を取るのに泣きたくなったこともあります。
またはドイツ語を母国語としない外国人も多いので、ドイツ語が母国語じゃない者同士の会話はカオスになることもしばしば。
日本である程度ドイツ語を話せるようになってからこないと、ドイツに来てからも当たり前ですが苦労するのだなと痛感しました。
私は自分が五感のうち耳が優れていると思うので、ドイツ語はひたすら耳で聞いて覚えました。
テレビやネットでドイツ語の、ひたすら映画やドラマを見まくりました。少しずつ聞き取れるようになってきたなと実感できてから、ニュースも見るようになりました。
語学の勉強は自分の五感を頼りに、読む力がある人は読んで覚え、耳がいい人は聞いて覚えるのが少ないストレスで覚えられると思います。
ドイツは硬水なので肌が弱い人には地獄
ドイツは水が日本と違い硬水な上に、日本よりはるかに乾燥している国なので、肌が弱い人にとっては大変になることもあります。
私はもともと乾燥肌なのにプラスしアトピーだったので、ドイツに来た当初は乾燥と硬水で全身掻いてしまい、2か月位血だらけの生活を送っていました。
腕を上げるのも痛く、ごはんを食べるのも辛くて、体だけでなく精神的に本当に大変な時期でした。「皮膚科に行けばいいのに!」と思いますよね。
ドイツの病院は基本的に予約制なので、皮膚科の予約を取りに行ったら「3か月後なら空きがあります」と言われました。
当時の私は「3ヵ月も病院に行けなかったら、世界初の全身掻いて死んだ人になるかも…」と本気で思うほどでした。
ラッキーなことに知人に他の皮膚科を紹介してもらい、電話してから1週間後に予約が取れ、強い薬を処方してもらい、見事に3日で全身キレイになりました。
あのときほど「薬ってすごい」と思ったことはありません。
反対にオイリー肌や混合肌の人はドイツに来て肌がよくなった!というパターンもあるので、こればかりは人によります。
ドイツで出てくる料理は基本的に塩気が強いので、自炊しない人は大変かも
ドイツのカフェやレストランで出される料理は、基本的に塩気が強めなことが多いです。
ドイツ人は基本的に濃い味を好むので、それに合わせてどこに行っても塩気が強い料理ばかり。
シンプルな薄味の和食を好む人にとっては、慣れるまではしんどいでしょう。
お手軽に食べられるものにはフライドポテトやソーセージ、ケバブやピザなどがありますが、どれも味が濃くて後半飽きてしまうということも。
そのため、日本では自炊したことがなかった人でも、ドイツに来たら必要不可欠で自炊しているという人がほとんどです。
海外生活には健康が何より大切!
ドイツに来る前は若かったこともありますし、希望に満ち溢れていましたが、ドイツに来てアトピーが酷くなってからは精神的にも辛くなってしまい、「日本に帰りたい」と思うこともありました。
しかし人間は慣れる生き物なので、私の体もドイツの空気や水に慣れ、ドイツに来てから2年経った頃にはアトピーもだいぶよくなりました。
現地の言葉を話せるようになることももちろん大切ですが、やはり体の健康がなにより大切だなと実感しました。
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