こんにちは!アジアマガジン編集部です!アジアマガジンではシンガポールに就職する方やシンガポールで働いている方を応援しています。そこで、今回はシンガポールで就職する際に避けては通れない、「就労ビザ」についてお伝え致します。
ビザの取得方法についてネットで検索をされる方が多いと思いますが、そもそも英語で書かれたページを読まなければいけなかったり、ビザの説明が多過ぎて、混乱される方も多いのではないでしょうか。そんな方々のために、今回は「就労ビザの種類と取り方」をシンプルにまとめてみました!!
目次
1) シンガポールの就労ビザの概要
2) EP(Employment Pass)
3) S Pass
4) 就労ビザ取得の流れ
5) おわりに
1)シンガポールの就労ビザの概要
基本的にシンガポールに就労するためには、就労ビザを取得しなければいけません。ただ、シンガポール政府は国内の雇用を守るために、年々、ビザ取得が厳しくしているのが現状としてありますので、しっかりビザについての情報を把握することが大切です。
まず、一般的なシンガポールの就労ビザはEPとS Passと呼ばれるものです。この2つについて、これから説明していきます。また申請条件等は変更されることもあるので、最新情報はMOM(Ministry of Monpower)で確認してみてください。
2) EP(Employment Pass)
基本月給が3,300Sドル超であること、シンガポール政府が認知した大学の卒業資格、専門技術資格または専門職位を有していることが申請資格要件となっています。ただ、具体的な学歴のレベルについては明言されていないのが現状です。また主にエグゼクティブ層向けのものと言われていて、マネジメントレベル、専門性が高い方が多く取得されています。
3)S Pass
Sパスは「中技能向け」の熟練労働者に対する需要に対応するため、2004年に人材省により導入されました。Sパスについては、最低基本月給が2,200Sドル(2013年7月1日より従来の2,000Sドル超から引き上げられた)であること、大学または高等専門学校卒業に相当する学歴・専門技術資格の保有者であること、関連の実務経験があることが申請資格となります。
4) 就労ビザ取得の流れ
最後に、大まかに就労ビザ取得の流れをご説明します。
1、申請(オンラインでできます)
・この時に、パスポートのコピー、就職先企業の情報、卒業証明書、などが必要です。
2、”in-principle approval (IPA) letter”取得
・1の審査が通ればIPAletterが発行されます。会社側が発行することができ、仮の美ザとしての役割を果たします。
3、”notification letter”取得
・2の後に、EP発行料をを支払います。(また、この際に健康診断が必要なケースもあります。)
4、EP or S Passの取得
・最後に、住所、写真、指紋登録などの事務的な手続きを行い、就労ビザが発行されます。
5) おわりに
みなさんいかがでしたでしょうか。シンガポールへ就職を考えている方はビザ取得の情報を頭に入れるだけでも、今後の就職が決まってからの段取りなどが明確になるのではないでしょうか。これからもシンガポールで就職する人・アジアで就職を考えている人のお役に立てるような情報を発信していきます。
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