マレーシアに海外進出される企業のトータルサポート!保井秀一さんに突撃取材!

事業内容紹介
C&Y Business Solutions SDN. BHD.

日系企業の海外進出のトータルサポートをしている。マレーシアに進出するにあたって、市場調査から始まり、現地法人の設立、オフィスや工場用地の選定、業務規定を作るお手伝いや、雇用した従業員の教育や従業員管理の支援を行っている。

—保井秀一さんのご経歴やプロフィールを教えて下さい。

東京工業大学大学院を修了後、まずは日本で就職しました。遺伝子工学などをやっていたので、食品関係にも大きく関わりがありました。就職は繊維関係に進み、その後IT業界、コンサルティングファームへと転職し、マレーシアに来ました。マレーシア在住歴は12年目になります。

—マレーシアに来たきっかけはありますか?

子供が生まれ、その子供の教育を考えたときに、英語と中国語を教えることができる国が良いと思いました。結婚した相手が中国系マレーシア人というのも大きな理由の一つです

—国際結婚の難しさはありますか?

よく、文化が全く違うのは大変では? と言われますが、まさしくその通りです。いわゆる一般常識が違います。信号一つをとっても、日本のように、歩道と車道が同じタイミングで青に変わるなど、マレーシア人には「危ない」と感じることが多いようです。

信号無視というか、信号に関わりなく道を横切るマレーシア人は多く、日本人にとってはそちらの方が危なく感じますし、様々なところで一般的なモノの捉え方が違いますね。もっとも、日本人同士でも、地方や地域によって生活習慣など結構違いますし、そういう意味ではあまり違いがないのかもしれません。

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—日本とマレーシアでの生活の違いは何かありますか。

誤解を恐れずに言わせていただけるなら、日本の方がギスギスしているというか、多くの物事が雁字搦めになっているように感じます。マレーシアは、良くも悪くも融通が利く、アバウトな面が多いように思います。

—保井さんの20代についてお聞かせください

今となっては多少後悔もあるのですが、勉強にはあまり力を入れませんでした。ただ、その頃は、ただ何かを学ぶというのはどうなんだろう?って考えていました。いろいろなものを見て、自分なりに考えるという習慣を身に着けていったように思います。

−保井さんから見てマレーシアの魅力はどこにありますか?

大きく分けて、マレー系、中国系、インド系、その他少数民族がおり、言語的にも国語であるマレーシア語を中心に英語、中国語(マンダリン、広東語など)、タミル語など様々な言語が飛び交っているため、英語などが苦手でも頑張って話を聞いてくれる人が多いように思います。

−逆に見える日本人の良さはどこですか?

交通機関など、遅れることが少ないことでしょうか。遅れる場合でも、どの程度遅れるかが読めるところが良いですね。マレーシアのLRTなど、昨日は25分で着いたのに今日は40分かかった。でも理由は分からない、みたいなことが多いです(笑)。

−マレーシアの物価は高いのでしょうか?

食料品など、私がマレーシアに住み始めたころに比べてかなり価格が高くなりました。例えば缶コーヒーやコーラなど、こちらに来た当時に比べ50%以上値上がりしています。マレーシアは物価が安いというメディアの話をよく見聞きしたものですが、そこまで安い印象は受けません。電化製品などは、むしろ日本より高かったりしますし、車は関税なども高いため、同じ日本車でも価格は段違いに高くなります。

−ビジネスの今後の展望を教えてください。

2010年ごろまで、マレーシアに住む日本人は年々減っていましたが、2013年ごろから急激に増えています。それもあり、日系企業の進出などもかなり増えましたし、日本以外の外国人の数も増えたように思います。これに合わせて、製品やサービスの質も上がってきました。今後は、よりクオリティの高い製品、サービスの提供がカギになってくると考えていますので、そういった部分のサポートをしていければと考えています。

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−人生を生きるにあたって大切にしている価値観はありますか?

まずは自分が楽しめるかどうか、そして、自分の周りの人がそれで幸せになれるようになれば良いな、と考えています。

−大学生が将来を見越して今のうちに、やっておいたほうが良いことはなんでしょうか?

一つ目に、自分で考える習慣をつけること。周りがこうだから自分も、ではなく、自分が本当にやりたいことは何か、本当に欲しいものは何か、そういうことを考えていければ良いのではないでしょうか。

そして、二つ目に、自分でいろいろと経験してみること。失敗するかもしれませんし、大変かもしれません。でも、自分の価値につながるものは実際に経験したものでなければ難しいでしょう。自分では経験せずにいろいろと言うのは簡単ですが、それでは何も変わりません。自分で経験することが一番だと思います。

−最後に20代にメッセージをお願いいたします。

僕が20代のころバイトしていた居酒屋で、多くの年上のお客様たちから「自分で実際にやってみて、考え、仕事でも何でも、それに携わる人がいることを忘れずに行動しなさい」というようなことを言われました。また、最初に就職した企業では、その企業の役員や上司から「評論家になるな」と何度も言われました。

今から思えば、その当時、もっと自分でいろいろと経験し、見聞を広めておくべきだったと思っています。背伸びせず、着実に身に着けることで、将来の可能性を増やしてください。まずは、いろいろと楽しんで!

—取材担当コメント

取材以外にも、朝の市場に連れて行ってくれたり、美味しいご飯をごちそうしてくれたり、本当に貴重な経験をさせてくださった保井さん。その素敵な人柄に担当者一同、感謝しています。

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