私は日本にいる時、自宅から徒歩15分くらいの所に中山という低山があったので、健康のために低山登山を日課にしていました。
森林浴の効用と素晴らしさを体感することが多かったです。ベトナムダラットにもランビアン山という有名な山があるので、登ってみたいと思っていました。
そんな折り、幸運にもJICAのメンバー三人と一緒に登山することになったのです。期待に胸膨らまして、その日をジッと待ちました。
ランビアン山について
ランビアン山に行くには、ダラット市街からタクシーを利用します。約30分ほどでランビアン山の受付所に到着できました。
2018年2月24日土曜日のことだったので、大勢の観光客でごった返していました。受付所で、ジープを予約して山麓まで運んでもらいました。
ランビアン山麓に午前9時頃に着いたので、そこからいよいよ山頂まで登山の開始です。四人とも軽装かつ履き慣れた靴で、大地を踏みしめました。
ランビアン山に登る
ダラット市街の郊外にあるランビアン山は、山頂まで標高2,000m以上あります。途中までは、ジープで行けますが、登山道は自力歩行です。
JICAのメンバー三人は、20代から30代で元気いっぱいです。私は日本で低山登山を日課にしていたので、勾配が急で足場の悪い所がありましたが、何とか無事に全員で山頂に到達できました。
山頂で記念撮影したり、万歳三唱したりしました。山頂からの眺望は、圧巻でした。持参してきたおにぎりの美味しさは、筆舌に尽くしがたいと思いました。
ランビアン山の伝説
ランビアン山は、ベトナム民話『ラン・ビアン伝説』の舞台となった山です。ベトナム版『ロミオとジュリエット』のような悲恋物語です。
ベトナムでは、数少ない少数民族の部族間の対立の狭間で葛藤する族長の息子と娘、ランとビアンの禁断の恋です。
それ故に駆け落ちし、ついには永遠の愛と部族の平和を祈念しながらランビアン山で命を落とすのです。
二人の犠牲によって部族は平和裏に統一してコホー族(ラット族)と称するようになり現在に至るそうです。
最後に
ランビアン山には、ラン山とビアン山という二つの峰があります。ランビアン山の中腹に、コホー族が居住していて、伝統的な織物を販売しているのです。
この悲恋物語の主人公であるランとビアンの石像もあります。石碑には、ランビアン伝説が記されています。
二人の像の周辺には、マーケットがあり、コホー族が民芸品を販売しているので、ベトナムの少数民族に触れ合う良い機会になると思います。
お土産として、ミサンガがおすすめのようです。刺繍文字で「OH KON BI」(愛してる)と記されています。
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