インドの電気事情はどんな感じ? 電圧やコンセントの形状ってどんなふう?

ナマステ!インド北部、グルガオン在住のエリです。

今回は、インドの電気事情についてお伝えしたいと思います。

 

停電が頻繁に起こります

インドで生活していると、とても頻繁に停電が起こります。

多い日には1日に10回くらい起こることもあります。

日本では、停電が起きるのは台風や災害の時くらいですが、

インドでは、特に何でもない日常生活の中で突然停電します。

長時間の停電が起こることはあまりなく、多くは数秒~数分程度です。

 

ただし、あまりにも頻繁に停電するため、停電が当たり前になってしまって、

例えばお店で買い物しているときに突然真っ暗になっても、誰も動じません。

暗い中で平気で買い物を続けたり、おしゃべりをしたりしています。

 

また、地域一帯が停電するとも限らず、

マンションの中で自分の住んでいる棟は真っ暗なのに、隣の棟は明るいということも多いです。

 

停電対策にUPSがおすすめです

さて、頻繁な停電に慣れているとはいえ、不便なこともあります。

家のWi-fiが都度途切れたり、タイマー予約していた炊飯器がいつの間にか止まっていたり。

 

我が家では家電が備え付けのマンションに住んでいますが、

元々あるエアコンや洗濯機、食器洗浄機などの家電は、停電しても、復旧すると自動的に運転を再開してくれます。

 

一方で、日本から持ってきた炊飯器は止まったままで再開してくれません。

また、Wi-fiは再開してくれますが、インターネットやオンラインゲームなどしている時にちょくちょく途切れてしまうとストレスになります。

 

そこで我が家では、UPS(無停電電源装置)という装置を購入しました。

これは、日本では企業などが大切な装置を守るために取り入れていることが多いです。

UPSに電源をつないでおくと、ある程度の停電であれば電源を維持できるのです。

個人の家庭でUPSというと大層な装置であるように感じますが、アマゾンなどで5000円程度で家庭用のものが購入できますので、必要に応じて取り入れるとストレスのない生活ができます。

家でインターネットをよく使う方には、とてもおすすめです!

 

電圧が異なるため変圧器が必要な場合も

日本の電圧は100Vですが、インドの電圧は220~240Vです。

家電をそのままコンセントにさして使えるかどうかは、製品ごとに異なります。

日本から持ってきた家電を使用する際には、使用前にスペックを確認する必要があります。

電圧が対応していない電化製品を、そのままコンセントにさしてしまうと壊れてしまうためです。

 

ただ、多くの電子機器(スマホやパソコンの充電器やゲーム機)などでは、アダプタ部分を見ると「100~240V」と書かれていることが多く、変圧器なしで使用できることがわかります。

我が家の場合では、変圧器を通して使用しているのは、日本から持ってきたホームベーカリーとかき氷機のみです。

炊飯器は、海外向けの240V対応のものを使用しています。

使用頻度の高いものは、現地の電圧に対応したものを購入するほうが効率的です。

というのは、変圧器は意外に高価なためです。

 

変圧器は、対応する電力の容量によってはかなり金額が高くなってしまいますので、使用したい家電がどの程度の電力を必要とするかをよく考えてから購入する方が良いです。

また、容量が大きくなればなるほど、サイズも大きく重くなりますので、場所を取ったり移動が大変だったりします。

 

750W用で8000円くらい。アマゾンインディアにて購入(2019年)

 

様々なコンセント形状があります

日本に住んでいる時には、生活の中で電圧やコンセント形状などを意識することはありませんでしたが、インドではコンセント形状はいろいろなタイプがあります。

 

差し込む側(オス)も、壁の差し込み口(メス)も様々です。

オス側はB3(ビッグ)・B3(スモール)・BF・B・Cタイプがあります。

メス側はB3(スモール)・B・Cの複合タイプや、いくつかのタイプが使える複合タイプなど様々なパターンがあります。

また、コンセントの横にスイッチがついており、コンセントをつなぐだけでなくスイッチも入れないと通電しません。

様々な形状があってややこしくなってしまいますが、

B3(スモール)タイプは使える場面が多く、B3(スモール)タイプからマルチタイプに変換できる延長コードが売っていますので、一般家庭であればこれを買うのがおすすめです。

この形状であれば、日本のAタイプも、インドのほとんどのコンセントも対応できます。

Extension Boardという名称で売っています。

 

B3(ビッグ)タイプは、大型フリーザーなど消費電力が特に大きい電化製品で使用されていることが多いです。

 

さて、最近では、フリーWi-fi 完備でコンセントも自由に使えるオシャレなカフェも増えている一方で、信じられないような電線の配線を見かけることも多いインド。

ローカルなアパートでは、配線がおかしくてよその家の分の電気代まで払わされていた!なんて話も聞きます。

住むエリアによっては、初めからあれこれ疑ってかからないといけないかもしれませんね。

 

以上、Incredible India! からお伝えしました。

 


最後まで読んでいただきありがとうございました!

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