アジアで活躍する”アジアの挑戦者たち”にインタビューをして、現地でのアジアビジネスのリアルについて取材をしました。ぜひ、挑戦者たちから学びやヒントを得て、オールジャパンでアジアでの成功を掴みとるキッカケになれば嬉しいです。
▼株式会社トミナガ会社概要について
会社名:株式会社トミナガ
事業内容:繊維製品の輸入、製造、卸、企画、販売。中国及びASEAN諸国での事業展開
▼アジアでのビジネスについて
・御社の事業内容を教えて下さい
株式会社トミナガは、ビジネス社会のあらゆる場面で求められる、各種ユニフォームを中心としたアパレル商品の企画開発から生産までをトータルに行っているユニフォーム製造会社です。
つねにお客様のニーズに迅速に対応できるよう、デザイン企画やパターン・カッティングデータ作成はもちろん、サンプル作成、小ロット生産、大量生産および特注生産、デリバリーまで一貫したワークフローを確立日本国内はもとより海外にも生産拠点を設け、ソフトとハードの両面から「より早く」「より高品質」なユニフォームをご提案しお届けしています。
・いつ頃アジア進出しましたか?なぜラオスを選びましたか?
弊社のアジア進出は2004年より中国からスタートしました。その後、チャイナプラスワンとして2011年タイ、ラオスに自社工場を2012年に設立しております。
ラオス自社工場の設立にあたりミャンマー、バングラディッシュ、カンボジア等も候補に挙がっておりました。その中でラオスを選んだ事由としては、安価な人件費もさることながら、先に進出していたタイとの位置関係や人柄、言語的な近さが要因としてあります。
また、水力発電によって東南アジアのバッテリーと言われるほど電力が豊富のため、諸外国に比べて停電が少なく、祝日が少ないため稼働日を多く設けられることで工場運営が有利に働くことも理由です。
・ラオスでビジネスをする面白さはどんなことですか?
ラオスはアセアンのその他の途上国の成長に比べると遅いのかもしれませんが、それでも日本に比べると毎年のように目に見えて成長がわかります。国の成長同様に人々の成長も目に見える点が面白く感じます。
設立初期ではまず仕事をするという概念が乏しく、他人と同じ空間で長時間いる、屋内で長時間いるといった行為自体初めての従業員ばかりで、そこから商品を作り日本に送るという行為が無謀に思えるような状態でした。そこから、従業員の仕事に対する姿勢や品質向上、生産性向上が日々見て取れるのは面白いです。
・最後にラオスで仕事をしたい方へのメッセージをお願い致します
とてもゆったりとした国であり、ペースの掴みづらい時が多々ありますが、人柄の良さは日本人との相性は良いと感じます。ラオスに限らずその国の国民性を正しく理解することでビジネスの幅が広がると思います。
最後に、本気でオススメできる転職エージェントをおさらいしましょう!
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