2016.03.07
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インド|アジアの挑戦者たち〜 株式会社KUURAKU GROUP 様〜
アジアで活躍する”アジアの挑戦者たち”にインタビューをして、現地でのアジアビジネスのリアルについて取材をしました。ぜひ、挑戦者たちから学びやヒントを得て、オールジャパンでアジアでの成功を掴みとるキッカケになれば嬉しいです。
株式会社KUURAKU GROUP会社概要について
1999年設立。株式会社KUURAKU GROUP事業内容
外食事業、教育事業、海外事業、コンサルティング事業
廣濱成二郎氏プロフィール
株式会社KUURAKU GROUP 海外事業本部長
KUURAKU India Pvt. Ltd. 代表
▼アジアでのビジネスについて
・御社の事業内容を教えて下さい
1999年に創業し、焼き鳥を中心とした居酒屋店、洋風居酒屋店などを日本国内に21店舗、カナダに3店舗、インドに2店舗、インドネシアに1店舗展開しています。
日本国内では学習塾も2校舎経営し、外食事業と海外事業においてはコンサルティングも行っております。
・いつ頃アジア進出しましたか?なぜインドを選びましたか?
弊社の海外事業は2004年にカナダから始まりましたが、アジアへの進出はその9年後2013年です。中期計画を見直し、海外展開を企業の一つの軸としていこうと舵をとった翌年のことでした。2013年のインド進出に続き2015年にはインドネシアにてFC店を出店し、2016年にはスリランカ出店が決定しています。
初のアジア進出となったインドは、人口や経済成長率から見ても可能性の大きなマーケットとは思っておりましたが、元々は数多くの出店候補地の中の一つでした。そんな中、私の親族の会社が日系企業の進出をサポートする事業をインドで行っていたことがきっかけでまずは視察に向かい、インドマーケットの可能性を確かなものに感じ、弊社の主力業態の一つ『くふ楽』を出店しました。
出店の決め手になったのは、日本を代表してインドで奮闘する駐在員の皆さんが食の面で苦労している事を目の当たりにしたことです。日本の未来、日印関係の未来を支える駐在員の方々をサポートできることがあるのではないかと使命感を感じた事も進出の決め手になりました。
実際、開店後は多くの駐在員の方にもご来店いただき、『くふ楽が出来てからインド駐在が楽しくなった』『まるで日本にいるみたい』と喜んで頂けており、食の面から社会貢献出来ているのではないかと感じています。
株式会社KUURAKU GROUP
・インドでビジネスをする面白さはどんなことですか?
そのマーケットの大きさから、少なからず日系外食企業がインドに視察に来ているそうですが、そのほとんどが様々な要因によって進出を断念しています。
広大な国土に対しての未成熟なサプライチェーン、州によって大きく異なる政治、異なる言葉と宗教が入り混じる労働環境、コネが無くては成り立たないビジネス環境…等が主な要因です。
しかし、そんな中だからこそ、日本で当たり前にやってきたことをインドで再現するだけで『インド初!』と話題になるような状況なので、難しさの反面、やれば響く面白さがあります。必要とされているということも強く感じますので、ビジネスの本質である『お客様に喜んでいただく』ということを思い返させてくれる環境です。
マーケットを切り開いていく第一人者になりたいという方はぜひインドに挑戦してほしいと思います。
・今後の御社の展望をお聞かせください
インドでは2018年までに10事業所、インドネシアでは2019年までに同じく10事業所展開を計画しており、海外全体では2020年までに50事業所を目指しています。
改めてインタビューにご協力頂いた株式会社 KUURAKU GROUP 様、
ありがとうございました!
アジアマガジンでは引き続き、アジアで活躍されている”アジアの挑戦者たち”の声を、お届けしていきたいと思います。
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