元格闘家の須藤元気率いるダンスパフォーマンスユニット「WORLD ORDER」。彼らの新作『QUIET HAPPINESS』のミュージックビデオがYoutubeに公開されました。今回は中国編、インド編の2バージョン。
彼らのロボットダンスはついつい見入ってしまう筆者ですが、今回は視点を変えて中国・インド編両方の動画中に登場する風景から現地情報をピックアップしていくことにします。
▼中国編は上海で撮影
ロケ地は上海とのことですが、街なかの人々たちの中で異彩を放ちながら踊っているのが印象的ですね。
- 40秒~45秒
ビル群。それらの中でもひときわ高い、ねじったような構造のビル(MV中 の背景 右側)があります。
こちらが上海タワー(上海中心大厦)で高さは632メートル、2015年の夏に完成しました。
上海タワーは現在のところ中国で一番高い高層ビル、世界ではドバイのブルジュ・ハリファ(828メートル)、東京スカイツリー(634メートル)世界3番目に高い建物となっています。
- 45秒~50秒
公安のパトカーが止まっていました。
公安の他にも特警(SWAT)・武警などの車両を見ることもあります。初めての中国を旅行した際、街なかで武装している警察の威圧感に最初びっくりした記憶があります。なお、中国人民たちも警察を好む人達はほぼいないので、私は待ち合わせの際の目印としてパトカー前集合にしていました。まわりに人がいなくてわかりやすいミーティングポイントで、スリにもあいにくいし便利です。
- 58秒~1分30秒
中国の携帯会社であるチャイナユニコムの看板がちらりと写り込んでいます。
ということで、中国の携帯事情を見ていくことにします。
中国の携帯会社には中国移動通信(China Mobile)、中国聯通(China Unicom)、中国電信(China Telecom)の3社があり、全て国営となっています。
中国移動(China Mobile)は世界最大携帯通信会社であり、ユーザーは8億600万人に上ります(2014年12月現在 Wikipedia)。2013年12月から4G(TD-LTE)の正式導入を中国で最も先駆けて行いました。中国聯通(China Unicom)は2番めに大きい携帯会社でユーザー数は2億5700万人(China Unicom)、中国で一番最初にiPhoneを売りだしたのもこの会社です。また、中国電信(China Telecom)は先に上げた2つのキャリアに次ぐ中国3番目の携帯通信会社となっています。
2015年のデータによると、中国全体としては携帯ユーザー数は13億人を超えているようです(ソース Statista)。そこは世界最大の人口を誇る中国、規模が違いますね。
- 58秒~秒
街なかでの撮影、こちらの看板を見ると茂名南路の文字。どんな場所なのか調べてみました。
マオミンナンルー(茂名南路)は上海中央を走る道で、フランス租界時代の1919~1943年まで「邁爾西愛路(Route Cardinal Mercier)」と呼ばれていたそうです。
1943年に「桂林路」、1946年に現在の「茂名南路」と改名されているとのことです。
現在は歴史的建築物、5つ星ホテル、グルメ、ショッピングを楽しめる高級エリアとなっています。
WORLD ORDERインド編
一方、インド編はかなりローカル色が強く、有名どころというよりは街なかでの撮影が中心だったようです。
街なかで彼らを不思議そうに見つめるインド人たちの視線が面白いですね。
インド編も街なかを行き交うリキシャ・オートリキシャ。
SONYの看板があったことも見逃せません。
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