突然ですが海外にお住まいの皆さん、日本に一時帰国した時、携帯電話はどうされていますか?
短期ならば街なかのWifiを頼りに乗り切ることもできるかもしれませんが、仕事のミーティングや友人との待ち合わせの際には携帯電話が使えないと困ってしまいますよね。
日本に頻繁に帰る人はもしかすると日本の携帯電話を解約しないで使っている方もいるかもしれませんが、ランニングコストは安いとはいえません。
また、空港などで貸出しているwifiルーターを使うのも手ですがこちらもやや割高。
海外で買ったSIMフリー端末をもっていても格安シムは種類が多くてイマイチわかりにくいことも多いのではないでしょうか?今回はSIMフリー端末を持っている方向けに、一時帰国のときに使えるSIMカードをご紹介したいと思います。
海外で予め日本のSIMカードを入手!?
Sugoi SIMはプリペイド式データ通信専用SIMカードです。
短期旅行者向けのSIMカードとして販売しており、データ通信(3G/4G LTE)のみで通話はついていません。また、7日間の有効期限があります。プリペイドなのでクレジットカード登録等は不要ですが、APNの設定などは自分でやる必要があります。主にタイを中心に販売しているようですが、カンボジアなどでも一部販売しているようです。
本来は訪日外国人観光客向けに特化したSIMカードですが、邦人の一時帰国用としても活躍します。予めSIMカードを用意しているので帰国して飛行機を降りてからすぐすぐ使うことができるの点はメリットが大きいですね。
在タイ日本人向けのプロモーションとして通常800バーツのところ、490バーツで販売しています。(2016/3/17現在)
おすすめ!日本で買う格安SIMカード
日本でも普及し始めたSIMフリー端末向けの格安SIM。
先ほど紹介したプリペイドSIMと違って月額料金が発生しますが、7日間という利用期間に囚われることなく使えるメリットがあります。時々日本に帰ったときにだけ使えればいいという方も多いでしょうから、月々のランニングコストは可能な限り安くしたいものです。
多くの格安SIMの月額料金支払いはクレジットカードで、APNの設定を自分ですることが前提ですので注意が必要です。それではオススメのSIMカードを紹介していきます。
・Freetel
Freetelからはデータ通信専用、データ通信+SMS、音声通話付きの3種類がリリースされています。
初期費用は登録事務手数料3,000円(税抜)がかかります。最も安いデータ通信専用SIMは、最低299円(税抜)から使うことができ、1GBまで499円、3GBまで900円で、最大10GBまで使った分だけ自動的に料金価格帯がスライドしていく料金体系です。また、同社はSIMフリーの端末も合わせて販売しているためSIMフリー端末を持っていない方は端末とSIMをセットで購入するのも手です。。
これぐらいの値段であれば、日本を離れている間の維持費としては軽く済みますね。
・0 SIM
また、月額維持費0円になる格安SIMカードも登場しました。So-netの提供する0 SIMです。データ通信専用プランでは毎月500 MBまでの通信量であればランニングコストゼロで運用できます。
500 MB以降は100 MBあたり100円となり2 GB~5 GBまでは定額1,600円(税抜)となり、5 GB以上は基本的に速度制限により低速となる2段階制のプランとなっています。データ定額プランであれば最低利用期間の設定がない点も非常にメリットが大きいですね。なお、初期費用としては登録事務手数料3,000円(税抜)がかかります。
・DTI
その他にも格安SIMの会社はそれぞれキャンペーン等をおこなっており、中には月額利用料金無料となっているものもあります。
DTIでは、2016/3/31までWeb契約限定でデータ専用3 GB及び、SMS付き3 GBプランが半年間無料になるキャンペーンも行っています。初期手数料3000円(税抜)のみで半年間無料で試せるので、これも大変お得ですね。詳細はWebページを参照してください。
050電話番号を持てるIP電話アプリで節約
携帯電話の番号付きのSIMカードも販売されています。ビジネスで使うのであれば携帯電話番号があったほうが都合よいので、電話番号付きSIMがあると便利です。
ただし、番号付きプランはデータだけのものに比べ価格が少し上がってしまうため、日本にいない間のランニングコストを考えると少しもったいと考える人もいるかもしれません。Line通話やSkype Outなどの方法で通話もできるので、プライベートの利用ならばデータだけで済むことも多くなっているからです。
また、電話番号が必要ということであれば、050番号のIP電話アプリを使えば日本の電話番号を持つこともできます。メリットとしてはネットを経由するため、自分が海外にいてもネット環境下であれば発着信が可能という点です。日本の電話番号になるため国内通話になりますので国際電話に比べ圧倒的に安くなります。
・050 Plus
代表例としてはNTTコミュニケーションズの提供する050 Plusなどがあります。
こちらは月額基本料金は324円、国内携帯電話会社への発信は1分あたり17.28円となっています。また国際電話は国によって値段は異なりますが、アメリカへの発信の場合1分9円と割安になっています。アプリはiOSやアンドロイドOSにも対応しています。
・Smartalk
フュージョンが提供しているSmartalkもiOSやアンドロイドOSにも対応しています。
電話の受け専用であればランニングコストゼロで運用できますし、海外で現地のSIMカードがなくともWifi環境下であれば日本の電話番号からの国際電話ができるのは嬉しいですね。
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いかがでしたでしょうか?
各社それぞれ特色がありますが、とにかくランニングコスト重視!という方には0 SIMのデータ専用プランとIP電話アプリ Smartalkの組み合わせがぴったりです。
初期費用は0 SIMの登録事務手数料 3,000円だけで固定費ゼロを実現できます。
一時帰国の際もいつもの携帯電話で快適にインターネットが使えるのは大変便利ですよね。久しぶりの日本を満喫する一助になれば幸いです(上記の料金は2016/3/17現在の価格であり、各社の料金設定は変更することがあります)。
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