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・マレーシア求人の傾向がわかる!
・マレーシア就職で求められる経験・スキルがわかる!
>>目次
海外就職×現地採用×マレーシアの分野で1番多い質問

こんにちは!アジアマガジン編集部です。今回はマレーシアの現地採用について書いていきますね。というのも、最近、こんな質問が多いからです。
『マレーシアではどんな仕事があるの?』
『どんな経験やスキルがマレーシアで求められるの?』
やはり端的に、「自分の状況でどんな選択肢があるのか」という点について、手っ取り早く知りたい方が多いのではないでしょうか。そこで、今回はマレーシアという切り口で、日本人向けにどんな選択肢があり、どんな日本人なら働くことができるのか、という点についてお伝えしていきますね。

マレーシアで多い仕事一覧

結論:マレーシアの求人は幅広いです!
ここではアジアマガジンが実際に今まで扱ってきた求人を並べてみました。まずは「こんな業種・職種があるのか!」とざっくり見ていただければと思います。
過去にあった求人案件の業種・業界について
・金融業界
・人材業界
・ネット広告業界
・出版業界
・IT業界
・BPO関連
・製造・商社
・物流業界
・教育業界
・旅行業界
・飲食業界
過去にあった求人案件の職種・職業・ポジション
・法人営業
・キャリアカウンセラー
・秘書
・事務
・オペレーター
・編集者/ライター
・エンジニア
・生産管理
・日本語教師
・添乗員
・ゲストリレーション
・調理人
もうちょっと具体的に言うと
・クレジットカード会社の経理
・転職エージェント
・社長秘書
・ネット広告の営業
・ハラル系ビジネスの営業
・フリーペーパーの編集
・日本語学校の教師
・旅行会社のツアーコーディネーター
・ホテルのゲストリレーション
・クルーズ船/レストランのスタッフ
・コールセンターのオペレーター
アジアマガジンが関わってきたものだけでも、これだけの求人が挙げられます。「マレーシアではどのような業種・職種が多いのですか?」とよく聞かれることがありますが、正直なところ、本当に結構幅広いです・・・
マレーシア求人関連の過去記事
ここでネットで公開してもよいマレーシアの求人情報を一部だけご紹介させていただきますね。
マレーシアの現地採用求人の傾向

上記の一覧から特に多い仕事を4つピックアップして解説していきますね。
1)営業職
日本人同士・日系企業同士のビジネスを進めるために、日本人の営業が必要になっています。BtoCでも接客やお客様対応で日本人が求められ、BtoBでも取引先や顧客企業とやり取りをするのは日本人営業になります。社内では英語も使用するため、少なくとも日常会話レベルは必須になります。
2)物流・製造業
物流拠点としてマレーシア進出をする物流系の日系企業が多くあります。また都市部から少し離れた工業団地では製造業も発展しており、そこで生産管理ポジションや、工場内の総務/人事ポジションなどが求めらています。家賃補助なども手厚く、比較的給与も高いのが特長です。
3)IT関連
特にクアラルンプールから近いサイバージャヤというエリアにはIT企業が多く存在します。エンジニアや、テクニカルサポート、カスタマーサポートなどのポジションが出ています。
4)店舗・飲食店
マレーシアはイオンに代表されるショッピングセンターが多数あります。ちなみにイオンモールだけでマレーシア国内に23個あります!各地に日本食のレストランも多くあります。そこで店舗内での接客やマネージャーポジション、飲食店のマネージャーやスタッフなども求められています。
その他にはコールセンター、医療関係(医者、看護師、クリニックスタッフ)、IT企業のエンジニアやマネージャー、建設関連などもあります。まあ、1500社以上の日系企業があるため、多数のポジションがあるのは当然ですね!
マレーシアの給与の相場は?

ここでは、皆さんが気になっている現地採用の給与について、説明させていただきますね。
日本人の現地採用の一般的な相場はコチラになります。
RM5,000~9,000(約13〜23万円)
もちろん経験やスキルに応じて変動します。経済が伸びているので、入社してから実績を出していければ昇給は見込めます。
工場の生産管理系の仕事は、家賃補助があったり福利厚生が充実しています。マネージャー職であればスタートから25〜30万円くらいの仕事もあります。
ここでワンポイント!
現地採用としてマレーシアで働く際に、就労ビザが必要になります。その就労ビザの取得条件の1つに、最低賃金がRM5,000となっているため、最低でも日本円で約13万円以上の給与がもらえます。
過去記事から抜粋:『マレーシアの現地採用は生活に困らない』マレーシアでの給与と生活費と保険
マレーシアで求められる学歴・職歴・英語力

英語が通じ、インフラが整っているマレーシアは、海外転職を考える方の中でも、とても人気の国になっています。そして、
マレーシアはアジア圏内でも働くハードルが高い国と考えてください。
理由としては、ビザのハードルが高いからです。基本的にマレーシアで働くには、大卒且つ、英語も日常会話レベル以上でないと厳しい場合が多いです。そして、求人の対象は25歳〜35歳までの、社会人経験がある程度あり、英語が話せるような人となっているケースが多いです。35歳以上は、その道のプロフェッショナルだったり、マネージャーポジションになってきます。
マレーシア就職に有利になる経験

ここではもう少し踏み込んで説明していきますね。英語力以外に、具体的にどんな経験があれば、マレーシア就職に有利なのかを2つにまとめてみました。
1)海外での就業経験や居住経験
海外での就業経験があると、断然、マレーシア就職に有利になります。理由として、『この人は長期的にマレーシアで働いてくれる人だ』と採用担当者が判断する材料となるからです。
やはり、採用担当者が気にしているところは、採用した人がマレーシアの生活に慣れて、長期的に働いてくれるかどうかという点だからです。日本以外の海外で就業経験がある方は、既に海外で働く耐性ができていると、採用担当者に判断してもらえやすくなります。
2)日本での社会人経験
この点は当たり前のようで、意外と意識されていない人が多い印象を受けます。日本での社会人経験が必要と言うと、「じゃあ、どんな仕事が有利になるの?」と疑問に思われるかもしれませんね。
どんな仕事でもいいので日本での社会人経験があれば有利です
理由として、それぞれの経験に合ったマレーシアの求人があるからです。営業でも接客でもエンジニアでも、先程、お伝えさせて頂いた通り、たくさんの業種職種の求人がマレーシアにはあります。もう少し具体的に説明しますね。マレーシアで求めれている日本人とは、下記のことを指すからです。
日本人=日本人としての商習慣が身についている人
考えてみたら当たり前ですよね。英語を喋れることのみを企業が求めていたら、別に日本人じゃなくても、他の国の人でもいいですよね。だからこそ、マレーシアでは日本での社会人経験を積んでいる人が求められます。
※ここで言うマレーシアの会社は、外資系ではなく、日系のマレーシアの企業を想定しています。実際、日本人の求人が多い会社は、マレーシアの日系企業になります!
学歴・職歴・英語力が無くてもOKなケースもある

学歴・職歴・英語力がないと厳しいと書きましたが、もちろん例外もあります。学歴・職歴・英語力がない場合も、マレーシアで働く方法はあります。ただ、もちろんデメリットもあるので、その点を加味してうえで判断していただければと思います。詳しくは下記の記事で書かせていただいたので、ご興味のある方は読んでみてくださいね。
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海外就職『マレーシアで働く』英語が話せなくても、学歴 職歴がなくても。
終わりに|海外で働く覚悟はありますか

今回は『マレーシアで働くために』という点にフォーカスをしてお伝えしてきました。どんなことにも傾向と対策があることは事実としてあります。
今回で言うと、学歴・職歴・英語力が傾向として求めれらていることがあり、対策として、それに見合うキャリアを積んでいくということになります。ただ、学歴・職歴・英語力がない場合も就職をするこができることも事実としてあります。
そこで考えると、下記のことが重要となってくるのではないのでしょうか。アジアマガジンでは本気で海外就職を考えている人を応援しています。
『マレーシアで何を成し遂げたいのか』
『マレーシアで働く覚悟はあるのか』
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最後に、本気でオススメできる転職エージェントをおさらいしましょう!
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