アジアマガジン編集部は東京・麹町の河合塾ビル内で行われたソーシャルフェスタに参加してきました!アジアに関わるとても魅力的な人々・団体が多く集まる機会のため、今回は魅力的だった方々にお話を聞いてみました!
今回インタビューさせて頂いたのは、こちらの5名です!
- フォトジャーナリスト 渋谷敦志さん
- Dream Link 代表 藤井智也さん
- 武蔵野大学教養教育リサーチセンター客員准教授 藤本俊明さん
- NPO法人CATiC 大西駿貴さん
- タイガーモブ株式会社 古田佳苗さん
早速、インタビュー内容をご紹介させて頂きます!
インタビュー、1人目!
“カメラが世界へ連れて行ってくれた”
フォトジャーナリスト 渋谷敦志さん
http://www.shibuyaatsushi.com/index.html
フォトジャーナリストとしてご活躍されている渋谷さんは学生時代から写真を撮り始め、大学卒業後もアルバイトをしながら写真を続けていたそうで、とても親近感が湧くお話からしていただけました。
そんな渋谷さんが世界を舞台に活躍されるきっかとなったのは、「写真が好き、カメラを通して世界に触れたい」というシンプルな理由だそうです。アフリカやアジア、南米の国々で写真を撮る中で、写真を通じて他者や異文化をもっと理解したいという思いが強くなっていったとのこと。
今回、渋谷さんとお話するなかでメッセージが2つありました。
- “異なる世界に触れて、自分の世界を揺さぶる”
現在、海外に行きたいと考えている人は、アフリカ行きをお勧めしたいとのことで、大きく価値観が違う世界に若い時から触れることで、自分の中で世界を考える尺度を広げるのが面白いとのことです。
- “世界は変えられなくても、視点は変えられる”
フォトジャーナリストとしてご活躍される渋谷さんは、“視点”をとても大切にされていると感じました。現地に住む人と旅行をする人の中間的な視点を持ちながら、世界を見る新しいアングルを獲得していくことで、未知の世界との出会いを呼び込むことを大事にしているとのことです。
渋谷さんの最新の出版物はエイズで親を亡くしたアフリカ・ウガンダの子どもたちを5年間取材した『希望のダンス』という写真絵本です。2015年に出版されて三刷目。ぜひチェックしてみてください。また、今年も写真集出版や写真展開催の予定とのことで、皆さんぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
インタビュー、2人目!
“カンボジアで学校建設。きっかけは興味をもったところから”
Dream Link 代表 藤井智也さん
http://www.dreamlink279.com/about.html
「カンボジアで学校建設をしている」と聞いただけでもすごいことをしていると思ってしまいました。そんなプロジェクトの代表を務めている藤井さんにお話を伺いました。
藤井さんは最初から海外で何かやりたいものがあったわけではなく、意外にも海外で活躍したいという思いではなかったそうです。たまたまボランティアに興味があったことがきっかけで、NPO法人でたまたま多くカンボジアと関わってきたことが、今、動かれているきっかけとなったそうです。
実際に今年2016年の3月14日にカンボジアのクラチェ州ターポン村で小学校が完成し、現在は日本で報告会をされているそうです。(https://www.facebook.com/events/867085630080195/)興味を持った方々は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
インタビュー、3人目!
“現場、当事者に近づく大切さを。学生たちに”
武蔵野大学教養教育リサーチセンター客員准教授
神奈川大学 和光大学 非常勤講師(国際人権法学/平和学)
認定NPO難民支援協会理事
藤本俊明さん
https://www.facebook.com/toshiaki.fujimoto.779
今回のソーシャルフェスタでは、昨年度から新しく武蔵野大学のプロジェクトとして始まったスタディツアーの報告でいらっしゃっていました。そのスタディツアーが好評だったため、正式にゼミナールとして本年度から始動するそうです。
藤本先生がおっしゃるには、学生にとって世界を肌で感じる良い点がいくつかあります。まずいままでの世界観が変わるのはもちろんあります。もう一点は、残りの学生生活の過ごし方が大きく変わるきっかけになるということ。さらには、そこで築いた人とのつながりが今後の人生にとっても財産になるということでした。
藤本先生自身も最初から学生の頃から海外経験があったわけではなかったそうです。国際人権法学を専攻されるなかで、机の上での勉強だけで終わらせるのではなく、現場や当事者に近づくことが重要ではないか、という思いが強くなっていったのが、きっかけだそうです。
藤本先生は「そんな自分だからこそ、学生に教えるという立場ではなく、一緒の目線で学ぶことができる」と楽しそうにおっしゃっていました。学生の成長する機会に携われているのはとても幸せで今後も続けていきたいとのことです。学生の皆さんは“学生の今だからこそ”という視点で動かれてみてはいかがでしょうか。
インタビュー、4人目!
“きっかけは映画が好きだったところから”
NPO法人CATiC 大西駿貴さん
大西さんは、ところどころハニカミながらお話してくださり、“好きな映画に携われている楽しさ”がとても伝わってきました。
正直なところ、大西さんは社会貢献よりも映画が本当に好きだったところから、今の活動が始まったそうです。ただ、実際にカンボジアの子供たちに映画を届けるという経験を通して、今までの世界観がとても大きく変わったそうです。好きな映画で社会貢献ができるととても楽しそうにお話してくれました。
現在、大西さんはFilmeet(http://filmeet.asia/)という、日本で映画に関わるイベントを行い、そこでの収益で途上国の子供に映画を届けるプロジェクトに関わっているとのことです。https://www.facebook.com/Filmeet-607546949383462/
映画に関わるイベントを行っているとのことですので、興味のある方はぜひ、映画を楽しみながらの社会貢献をしてみてはいかがでしょうか。
インタビュー、5人目!
“国を変えようとする熱量を、ぜひ肌で経験してほしい”
タイガーモブ株式会社 古田佳苗さん
主にアジア新興国での海外インターンシップを支援するタイガーモブ株式会社の古田さんにお話を伺いました。この活動を始めようと思ったきっかけは学生時代に古田さんご自身が、海外インターンシップでインドに渡航していたそうです。いまの自分の原動力となっているのは、インドで経験した海外インターンシップで得た経験が大きい、とのことでした。
初めてインドに渡航された時に、“国を変えよう”“国を動かそう”というインド人の溢れんばかりの活気や熱量を肌で感じたことが大きいそうです。「活気ある・熱量溢れる環境で事業創りに奮闘したり、価値観の異なる異文化の人たちとチームを組んで何かプロジェクトを成し遂げたり、そんな経験が学生時代にできるのは将来への大きな財産になります」というメッセージを発信されていました。
古田さんご自身の想いとしては、「多くの学生に幅広い選択肢を持ってもらい、自分が見たこともないような新しい環境・より困難な壁にぶつかりそれを打ち破る経験を積んでもらいたい」ということがあるそうです。まだまだ日本ではやっと国内でのインターンシップという形が浸透してきたばかりで、海外でのインターンシップを選択肢に入れる方は少数派かもしれません。ただ今回、海外での経験や成長の様子を取材で聞いていると、非常に良い選択肢だなと感じました。学生時代だからこそできる海外インターンへの挑戦も、非常に魅力的な方法だと思います!
タイガーモブ株式会社にはアジアでの新事業立ち上げなど、世界25カ国180件以上の海外インターンがあります。タイガーモブでは開始時期も期間も自由に設定でき、24時間×365日の緊急対応サポート付きです。
海外に興味がある方、何かしたいけど悩んでいる方、ぜひ海外インターンに挑戦してみてはいかがでしょうか?現在はLINE@で気軽に相談を受け付けているそうです!>http://line.me/ti/p/%40bin0359f
最後に。アジアマガジン編集部からのコメント
「本当に皆さん自身がキラキラしている!」ということが一番の印象です。イベント中のお忙しい中で、とても丁寧にお話をしてくださいました。本当に有難うございました。
今回のインタビューでは「どんな背景を持ってアジアで活躍されているのか」ということを中心にお話を伺えたと思っております。この記事を読んでくださった方々に少しでも、世界を舞台に生きるという選択肢も良いな、と思っていただけたら嬉しいです。
アジアマガジンでは引き続き、アジアビジネスのお役に立つ情報を発信してまいります。
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