アジアマガジンの今です。僕自身はカンボジアで人材紹介会社を起業し、経営していた経験があります。カンボジアでは最大規模の人材紹介会社だったこともあり、近隣のベトナム・タイ・マレーシアなどの人材紹介会社と繋がりもできました。そんな経緯もあり、いまはアジア拠点のある人材紹介会社からの採用依頼も頂くようになりました。

アジアの人材紹介会社で働くのはオススメです！

個人的にはアジア拠点の人材紹介会社で働くことは、メリットが大きいと思っています。その理由をご紹介したいと思います。もしアジアで働きたくて、人材ビジネスに興味のある方がいれば、ご参考にしてみてください。

１）たくさんの企業を見ることができる

僕自身が立ち上げたカンボジアの人材会社でもそうでしたが、企業から人材採用依頼をもらって売上を立てています。そのため日々、企業の採用について話すことになります。採用と事業自体は、非常に連動しており、事業計画と伴って人材採用が関わってきます。

カンボジアだけでも380社ほどと取引をしていましたが、それだけの数の企業の事業や採用について知ることができたことは良い点でした。正直に言ってしまうと、第三者的な目線から、どの企業が成功しどの企業が失敗していくか、を見ることができます。実体験からビジネス感覚を身につけることが可能です。

２）現地の人たちの人生観を知ることができる

基本的には現地の人たちを日系企業にご紹介をすることになります。つまりカンボジアならカンボジア人、タイならタイ人をご紹介する形です。そのプロセスの中で、現地の方々がどんな考えで仕事を探しているのかがわかります。なぜ就職、なぜ転職をするのか、その理由を見ていくと現地の方々の生活が見えてきます。

仕事選びでは単に給与を稼ぐことではなく、家庭・結婚・子育て・ステータス・欲しい物・やりがい、など様々な要素がありますよね。その考え方に触れることで、人生観を知ることができます。これは旅行でガイドさんと接するだけでは絶対にわからないことだと思います。

３）知り合いが増えまくる

企業様とは日々会いまくり、候補者とも日々会いまくる仕事なので、人と接する機会が圧倒的に多いです。業界や職種を問わずに繋がりができるので、知り合いや人脈は増えまくります。そこから得られる機会や情報は色々とあり面白いです。

僕も日本人に人気の飲食店に行くと、3〜4つのテーブルにいる別々の知り合いと会うこともありました(笑)　人と関わることが好きな方には本当にオススメです。知り合いの人材会社のスタッフのかたも、毎月飲み会やイベントを開いたりして、人との繋がりが圧倒的に多くなっていました。

４）BtoB、BtoCの両方が経験できる

ビジネス的に言うと、BtoBという法人向けに営業をすることもでき、BtoCという個人向けに集客や面談をすることもできます。スキル的な偏りが少ないので、幅広くスキルを向上させることができます。

その中でBtoBが得意ならそこを伸ばしても良いですし、BtoCが好きなら個人向けにスキルを伸ばしても良いと思います。まずは幅広くビジネス経験を積みたいなら良い環境だと思います。

５）役職が上がりやすい

人材紹介会社は景気連動型のビジネスと言われます。景気が良いと業績が伸びて、景気が悪いと業績が鈍化しがちです。ただ、アジア全域について言えることですが、どの国も景気が伸びています。そのため好景気が続いているため、きちんとした会社経営さえしていれば業績が伸び続けています。

同じ国の中でも新規出店をしたり、別の国に進出したりと、人材紹介会社の新規出店は増えています。そこである程度、一つの拠点で実績を出した方であれば、役職がマネージャーなどに昇格しやすいです。やる気がある方にとってはチャンスの多い業界だと思います。

まとめ

僕自身としても個人的に良い経験だったため、人やビジネスに興味のある方にはオススメさせて頂きたいと思います。ただ決まった業務を黙々とやっている仕事ではないので、ある程度の積極的な姿勢は必要ですが、成長意欲のある方にはピッタリかと思います。

もしご興味があればアジア各国で、人材紹介会社の営業職やキャリアアドバイザー職のご案内が可能です。お気軽にご相談頂ければと思います。