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私が新卒海外就職を選択した3つの理由
最近、メディアでもよく取り上げられる東南アジアの海外就職や海外移住。
実際、海外で働く日本人は増えていますが、実際どんな思いで海を渡っているのでしょうか?特に、新卒での海外就職は未だにレアな進路です。
そこで今回は、私がなぜ“新卒海外就職”を選択したのか、その理由についてお伝えしたいと思います!
AYUプロフィール
・名前:AYU(アイユ)…マレー語で「美しい」という意味。マレーシア留学時に友人が贈ってくれた大切なセカンドネームです。
・地域:マレーシア
・事業内容:大学・語学留学や親子留学、スポーツ留学のトータルコーディネート、現地企業のタイアップ等
*理由1:「ビジネスで国のために働く」夢を叶えるため
これは、私が2011年3月11日に経験した東日本大震災時から掲げている目標です。当時私は地元福島県の高校2年生。数週間の避難生活中、周囲はまるで生気を失ったような様子だったことは今でも忘れられません。
食糧やお風呂、娯楽等、全てにおいて制限を強いられる生活を送る中で私は、この「不足した生活」「生きることだけに必死になる毎日」を当たり前とする人が、世界のどこかにいるのではないか、という疑問と想像を日々抱いていました。
その後、街に活気を感じたのは、少しずつ周囲が働き始めた時。笑顔が戻ったような感覚に、私は労働を生み出す「ビジネス」がもつ可能性を痛感しました。
日本よりも発展途上にある国・地域にビジネスを通じて貢献したい。
日本人としてそう働くことが、日本の国益に繋がるのではないか・・・
壮大にも聞こえる私の思いは大学生活でも消えることなく、日本での就職活動でもその思いを企業にぶつけていきました。
*理由2:“働く自分”の軸が既に東南アジアにあったから
しかし、それに対する企業側の返答は「希望の配属になるかわからない」、「いつ海外赴任になるかわからない」。
実際、わたしがマレーシア留学中にお世話になっていた駐在員のみなさんも40代以降の方々が多いので、どんなに「グローバル企業」といっても、それが現実なのかもしれません。
面接を受けながら、入社して自分が思い描く人生はおくれるのだろうか。その疑問ばかりが残っていました。幸いな事に複数の企業から内定をいただいておりましたが、第一志望は惜しくも落選。
この現実を目の当たりにし、私は改めて、「自分はどうしたいのか」ということに向き合い、「”いつか”ではなく今から挑戦したい!」という思いが強くあることに気がつきました。
その結果、自分が望む道は海外就職にある!という答えを見出だすことが出来たといえます。
*理由3:大好きな場所、それがマレーシアだったから
そして3つ目の理由、それは「マレーシアが好きだから」ということ。最後の決断に際する一手は、ここにあると思います。
自分がやりたい仕事が今、発展途上の国・地域にあると同時に、私には第二の故郷ともいえる、大好きな場所マレーシアがある。ここで生きていく事ができたらどんなに幸せだろう、と就職活動中に探していた答えを見つけたように実感したのを今でも覚えています。
そんな必然にも偶然にも思える境遇から、私はマレーシアでの新卒海外就職を選択しました。
まとめ:自分に素直になった結果が新卒海外就職だった
振り返ると、「どの日本企業に就職するか」という選択肢の前に、「どこで生きていくか」「誰と生きていくか」「何をするか」といった選択肢が存在していたのだと思います。
知らず知らずのうちに狭い視野にとらわれていた自分。第一志望企業に就職する事は叶いませんでしたが、そのおかげで今、私は本来抱いていた目標を遂げる切符を持つ事ができたと思います。
周囲と異なる進路を選ぶことは、大きな期待の反面、不安もあるかと思います。親御さんや周囲からの反対も多いでしょう。
今まさにその道を進む1人として、少しでもお役に立てるような情報を今後、ご提供出来ればと思います!
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