こんにちは!アジアマガジン編集部です!アジアマガジンではアジアへの就職を考えている人・働いている人を応援しています。今回はアジアの素敵なところを紹介させていただきたく、カンボジアの世界遺産についてお伝えしたいと思います。
カンボジアと聞いて、アンコールワットと思い浮かべる方が多いと思いますが、実はカンボジアにはアンコールワットがある遺跡も含めて、世界遺産は2つしかです。今回は、そのもう一つの世界遺産も併せて、ご紹介していきますね。
アンコールの遺跡群
(写真:http://find-travel.cdn-dena.com/picture/articlebody/140036)
「あれ?アンコールワットじゃないだ!」と思う方も多いのではないでしょうか。アンコールワットももちろん世界遺産なのですが、アンコール遺跡群のうちの一つの建造物という位置づけとなります。
またアンコールワットの他には、アンコールトムが特に有名です。アンコールワットの起源を遡ると、12世紀前半のアンコール朝まで遡ります。それほど昔だから、遺跡と言われているのも当たり前で、遺跡内もボロボロなのも理解できると思います。
ただ、ここで知っておいてほしい点があります。それは、至る所の仏像が半壊になっていたりする理由は、1972年に起こったカンボジアの内戦だったという点です。歴史が12世紀前半からと、とても歴史がある遺跡が、つい最近の1972年に人間の手で壊されているということです。
このことを頭に入れているだけでも、アンコールの遺跡群の見方が変わってくるのではないでしょうか。歴史的背景などを知っていると、アンコールワットやアンコールトムの壮大さを更に強く感じることができると思います。今現在も、アンコール遺跡は修復作業が続いているところもあるようです。
プレアヴィヒア遺跡
(写真:http://ameblo.jp/sakurose1225/entry-10812717800.html)
初めて聞くと、「プ・レ・ヴィ・ヒ・・・?」となり、日本では馴染みのない方も多いのではないでしょうか。ざっくりどんな遺跡かというと、タイとの国境に位置する、高いところにある神聖な寺院です。タイとの国境付近に位置しているのが、ポイントとなります。というのもカンボジアはタイの国境問題で関係が良くないからです。
このプレアヴィヒア遺跡は2008年に世界遺産に登録されましたが、それを機に更に関係が悪くなり、銃撃戦もあったほどです。ただ、今は落ち着いているので、観光には問題がないとのことです。国境付近にあえて地雷が残ったままになっていたり、銃痕などが見られたりと争いがあった面影を所々で感じることもできます。
(写真:http://sakurose.com/userfiles/10388509_292778727569639_207076408_n.jpg)
海抜625メートルに位置しているプレアヴィヒア遺跡は天空の遺跡とも言われています。「こんな山の上に!」と最初はびっくりしますが、山の上にポツンとたたずんでいるこの遺跡は、とても神秘的な雰囲気が漂っています。天気が良ければ、青空と遺跡だけというロケーションも魅力的です。
実はプレヴィヒアとはクメール語で「神聖な寺院」という意味です。また、一番感じてもらいたいのが、やはりこの遺跡の空気感ですが、それ以外にもここには魅力があります。それは、なんと言っても、下を見渡せる写真の景色になります。このことからも、天空の遺跡と言われる所以がわかるのではないでしょうか。
終わりに
みなさんいかがでしたでしたか。アンコールワット以外にも行ってみたいなと興味を持っていただけたら幸いです。綺麗に完全な形で残っている遺跡が少ないですが、むしろその点が魅力ではないでしょうか。遺跡それぞれの歴史背景を感じながら、ぜひ、カンボジアの空気感を楽しんでみてください。
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