みなさん、ミャンマーの車事情が大きく変わろうとしていることはご存知でしょうか?車という切り口でミャンマーを見てみると、実はミャンマーと日本はとても密接な関係があります。そこで今回は、ミャンマーの車事情について知っておきたい3つのことをご紹介していきます。
“ミャンマーの車事情” 知っておきたい3つのこと
1)日本の中古車がとにかく多い
実は、ミャンマーの自動車販売の9割以上が日本からの輸入中古車だった時期もあるほど、日本の中古車がミャンマーで流通しています。特に軍事政権後の規制緩和で、短期間で急速に日本の中古車が増えたとされています。
2)渋滞がすごい
軍事政権後の規制緩和によって中古車の輸入が急増し、ヤンゴンの渋滞が問題となりました。特に2011年から大きく規制緩和されました。調査によると、規制緩和を実施してから2016年6月末までに47万6679台の個人所有車が登録されたとされています。また、そのうちの32万9793台が中心地のヤンゴンにあるという点で、ヤンゴンの渋滞が酷くなるのも理解できるのではないでしょうか。
3)中古車の輸入が規制されます
近年、急激な車の増加により、渋滞が酷くなったため、2017年の1月から、中古車の輸入許可対象を2015年以降に製造された左ハンドル車に限定すると発表されました。そのため、今まで日本の中古車を扱っていた企業には大ダメージとなります。それ加えて、この規制で今後は一部の富裕層しか車が買えないという反対意見も多く出てきています。
そのため『今後もこの規制がどれくらい続くのか』『そもそもこの規制の効果はどのように出るのか』といったような視点で、今後の動向をキャッチアップしてみてはいかがでしょうか。
参照:http://www.sankeibiz.jp/macro/news/161230/mcb1612300500006-n1.htm
まとめ
“ミャンマーの車事情” 知っておきたい3つのことは下記の通りです。
1)日本の中古車がとにかく多い
2)渋滞がすごい
3)中古車の輸入が規制される
今回は“ミャンマーの車事情” 知っておきたい3つのことをお伝えさせていただきました。実は、ミャンマーでの車の規制の背景には、日本の中古車が多すぎるという事実がありました。普段見る海外のニュースも、今回のように、日本と関連づけて考えると面白いのではないでしょうか。アジアマガジンでは引き続き、アジアに関する情報を発信していきます。
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