アジアの挑戦者たち〜株式会社ネイチャーグレイス 様〜

〜アジアの挑戦者たち〜

アジアで活躍する”アジアの挑戦者たち”にインタビューをして、
現地でのアジアビジネスのリアルについて取材をしました。
ぜひ、挑戦者たちから学びやヒントを得て、
オールジャパンでアジアでの成功を掴みとるキッカケになれば嬉しいです。

▼アジアでのビジネスについて

・御社の事業内容を教えて下さい

①エコリゾート経営
現在無人島に8室のバンガロー、アイライレセプション(ボートの発着場所)に隣接してコテージ2室の運営。
無駄なエネルギーをなるべく使用しないスタイルでアットホームな宿泊施設を目指しています。

②エコツアーの企画運営
ゲリル島や周辺のロックアイランドにてカヤック、スノーケリング、トレッキングなどのエコツアーを主催しています。特に半日のカヤックツアーが人気ですが、1日のツアーは昼食をゲリル島でとりのんびりできる為、最近人気があります。

ゲリル島は宿泊客及び弊社ツアー参加者のみの利用となるので、他社ツアーと違い、清潔なトイレが利用できること、きれいに整備された無人島でリラックスできること、混雑がないのが人気の理由です。

なんでも便利を求める時代にあって、あえて不便なことをに価値観を見いだせるような魅力的なエコリゾートにできたら良いと思います。無人島バンガローに宿泊される欧米人は、混雑を避けてのんびりするスタイルに長けています。このような滞在型はほとんどのアジア人客には当てはまりません。日本人を含め、バンガローに宿泊されるかたのほとんどが2~3泊なのに対して、欧米人のほとんどは1週間~2週間という長期の滞在です。
2泊程度では、無人島の不便さだけ経験して帰ってしまうということにもなりかねません。しかし、忙しいアジアの観光客に1週間~2週間の滞在は不可能と思われますので、短期の滞在でその魅力がわかるようなリゾートを展開していけるように改善出来たらよいかと思います。
現在も多くのエコツアーを催行していますが、具体的には島に滞在しなければ経験できない、唯一の自然体験アクティビティーなどの開発、その魅力を伝えていくことが必要と思っています。

・いつ頃アジア進出しましたか?なぜパラオを選びましたか?

私自身がパラオに来たのは30年以上前になります。

以前オーストラリアにて、ダイビングの仕事をしていましたが、帰国後パラオでダイビングショップスタッフを募集していたので応募してパラオに来ることになりました。その後、独立して、ダイビングサービス、ギフトショップ、レストラン、リゾートホテルなどの経営を経て現在に至っています。

・パラオでビジネスをする面白さはどんなことですか?

パラオは最近こそ世界遺産に登録されて人気度急上昇していますが、30年前は週に2~3人の客しかいないことは普通でした。何をやっても初挑戦になるという面白さがありました。

当時は日本人観光客のみでしたが、現在は台湾、韓国、欧米人、タイ人、そして近年は中国人観光客が増加して日本人観光客を抜いてパラオで一番の観光客数となっています。あっという間に、ホテル、レストランを作り現在は目抜き通りのホテル、レストラン、ギフトショップはそのほとんどが中国人経営、若しくはその傘下となっています。

急激な変化に様々な戸惑いを抱えながら、日本人経営者は悪戦苦闘を強いられていますが、そのようなことも時代の流れとしてとらえれば大変興味深く、また大きなチャンスもめぐってくると考えられます。様々な人種と共に働き、刻々と変化する時代の流れに挑戦することができるのは、まだまだ、発展途上のパラオならではの楽しさと思っています。

確実に発展はしていますが、先進国と比べれば、未だパラオでやることは30年前とかわらない初挑戦ができる、というのがパラオでビジネスをする楽しさと言えます。

御社の商品やサービスの魅力を教えて下さい

半日のカヤックツアーがお勧めです。見どころが多く、ボートでの移動時間も短いため半日ツアーでも十分満足感が得られる人気のエコツアーです。

その他、スノーケリングツアー、トレッキングツアー、ジャングルカヤックツアーなど豊富に取り揃えていますが、いずれのツアーも半日コースを設定しているところが魅力かと思います。無人島バンガロー宿泊客は、滞在客ならではのスペシャルツアーを用意しています。新月に夜光虫を見に行くツアーは、参加者全員が絶賛のスペシャルツアーです。新月の前後を狙って宿泊されるのもお勧めです。

また、バンガローでは毎晩のようにキャンプファイヤーをしていますのでビールを飲みながら満天の星とたき火を楽しむのもお勧めです。夜になると夜行性の鳥やカニなど思わぬ動物に遭遇することもしばしばです。

・最後にパラオで仕事をしたい方へのメッセージをお願い致します

パラオは近年人気の観光地となりましたが基本的には不便なことが多い国です。ハワイやグアムの次くらいの感覚で来ると大変なギャップに悩むことと思います。停電、乾季で水不足になるとトイレが流せない、シャワー浴びれないなどは普通です。写真や募集要項のイメージだけで仕事を探すと思いもよらない結果となるかもしれません。

お勧めは、まず一度観光客としてパラオに来ることです。滞在してみて、自分のライフスタイルに合致するかどうか見極めてから仕事を探すのが良いでしょう。機会があれば実際に働いている人に話を聞いてみるのがベストです

改めてインタビューにご協力頂いた 株式会社ネイチャーグレイス 様、
ありがとうございました!

アジアマガジンでは引き続き、アジアで活躍されている”アジアの挑戦者たち”の声を、お届けしていきたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました!

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