アジアマガジンでは「アジアで働く」を発信するため、実際に海外就職をしている経験者の方々にインタビューをしております。7人目は25歳でフィリピンで就職され、現在はアジアでの経験を活かして日本で起業した日本人男性のリアルケーススタディです。
▼プロフィール概要
プロフィール
大学卒業後、2回の留学(オーストラリアとフィリピン)を経て旅行会社、留学斡旋会社にて勤務。25歳でフィリピン語学学校にて海外就職。若い頃から海外に憧れを持ち、去年に念願の世界一周を妻と共に経験しました。現在は30歳で、旅行業専門の行政書士事務所を設立するため奮闘しております。少しではございますが、そんな私のアジアで働くまでの経緯をご紹介したいと思います。
そもそもなぜ海外就職に興味を持ったのか
私は大学生の頃、就職活動というものは全く行いませんでした。当時の私には心から「この仕事がしたい」と思えるものが無かったのです。特に大学時代の会社のイメージと言えば、「閉鎖的」「年功序列」「過度な付き合い」というようなマイナスの認識を多く持っており、生意気にも自分の居場所は日本では無いと感じ始めたのが、海外で働きたいと考えたきっかけです。
最初から「アジア」を希望していたわけでは無い
最初は、「アジア」に渡航先を限定していたわけではありません。海外という大きな枠の中で考えており、とにかく海外のどこでもいいから働きたいというのが正直なところでした。言葉もスキルも無い当時の私には「語学力」を磨くということが海外就労の近道と考えていたのです。とにかく語学力が身につけば、海外で働くことができるだろうという単純な理由で、当時安価で英語力を伸ばせると定評のあったフィリピン留学に出発することを決めました。
アジアで働くチャンスを掴んだきっかけ
フィリピン留学を決めたことで私の人生が大きく変わりました。あの時、フィリピンに留学していなければ海外で働くことは実現しなかったと考えています。もし仮にイギリスやアメリカなどビジネスの先進国に渡航していたら、英語力が万全だったとは言えない私では働くことは難しかったと思います。
その当時のフィリピンでは「フィリピン留学」が大流行しており、多くの日本人留学生が渡航していました。しかし、まだまだ歴史が浅く基盤がない語学学校たちは挙って日本人雇用に乗り出したのです。その波にうまく乗ることができ、語学学校の方の声をかけて頂きアジアで働くチャンスをものにしました。
現在ではフィリピン留学のシステム基盤も整いつつあり、大手法人企業も経営に乗り出しています。恐らく、今のタイミングで留学しても就労のチャンスは転がっていなかったと思います。計算外の所からそのような経験ができたのも、海外で働きたいと強く考えて行動していた結果が形になったのだと考えています。
これから海外就労を目指す方へ
現在は語学学校を退職し日本で暮らしていますが、海外での得た経験や知識は色褪せないものだと考えています。当時の自分は若かったこともあり、すべてが新鮮で多くのことを吸収できたと思います
これからアジアを始めとする海外で就労を目指す際には、自分の想いを配信し、行動に移すことが最も重要だと感じています。私の場合は就職活動をせずに海外に飛び出したので、迷いがなかったわけではありません。しかし、振り返ってみると当時の自分に対して「よく決断した」と声をかけてあげたい気持ちです。
海外就労は多くの労力を伴うものかもわかりませんが、後悔がないよう決断することが最も重要であり必要だと考えています。
アジアマガジンからのコメント
フィリピン就職でたくさんの経験を積み、20代で成長をした事例を聞けたインタビューでした。現在はその経験を活かして起業中とのこと。アジア就職後に起業するというキャリアプランも多くなってきそうですね!アジアマガジンでは今後もアジアで働くについて発信してまいります。
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