『こんなインド旅行をしたかった!』インドのスペシャリスト後藤さんに突撃取材!

後藤理恵氏プロフィール

静岡県沼津市出身。看護師として大阪の星が丘厚生年金病院勤務の後、1985年にインドを初めて訪問。コルカタのマザーテレサの施設でボランティア活動を経験。その後、日本でインド各国料理のレストラン「民族料理マサラ」を経営し、インド伝統音楽をはじめとする音楽のコンサート、インド文化に関するイベントのコーディネーションを手がけた。世界95カ国以上をバックパッカーとして旅をする、各国で、NGO活動(HIV孤児の施設―ウガンダ、難民キャンプールワンダ)。旅行ガイド(ペルー、カナダ)に従事、2002年よりインドに移住。

現地IT技術者への日本語教育やバンガロールのIT企業勤務を経て、2005年に株式会リエマサラ(マサラツアーズ)を設立。この時期に出会ったインドの孤児を保護する施設NGOヴィシュワラヤにて支援活動を始める。現在NHKラジオ深夜便アジアリポーター、「ラジオ深夜便」「百歳万歳」などの雑誌などにコラムやインド記事を掲載している。カルナタカインド日本商工会議所会員。インドと日本の橋渡しをしながら、デリ―とバンガロールに事務所を構え、旅行会社運営とNGO活動と多忙な日々をおくる。趣味は映画鑑賞、スキューバダイビング

事業内容紹介

バンガロールにおいて急増する日本人ビジネスマンや駐在のご家族の方への各種サービス、通訳派遣、ビジネスサポート、インド国内外の旅行サービスも対応可能。

マサラツアーズ:http://www.masala-tours.com/

−マサラツアーズを始めるに至った経緯を教えてください

初めは孤児院の手伝いをしたいと思ってインドに来たのですが、孤児を養育するには、どこかから生活の糧を得なければいけないと思い会社を作りました。いまから17,8年前の話ですが、その当時日本人のビジネスマンの方々がインドにお見えになった時にタクシーやホテルの手配でお困りになっておりました。そこで、もっと日本人の利便性を考え、確実な対応、スムーズな対応ができれば、私もこのインドの地で生かされることができると思い、日本のお客様のためのビジネス支援を対応できる会社を設立しました。

また日常生活に加えて、観光旅行に於いてもインドの詳細な情報は全く日本に入ってないことに気が付きました。インドと言えば大体の人はタージマハルを想像しますが、その理由は旅行会社のほとんどがデリー出身の北インド人によるものだったからです。逆に南インドは未だ誰も宣伝しておらず、南インドの魅力を日本の皆様にご紹介したいと思い、日本人向けのインド観光旅行のサービスを行う旅行会社としてIATA認証を取得してスタートをしました。現在はインド人を対象に訪日旅行も実績を上げております。

−世界を旅している間のエピソードを教えてください!

世界各国を旅している時に各国の料理に興味を持ちました。それぞれの国で料理が上手そうなおばちゃんに話しかけて「日本から来たのですけど、ぜひ、あなたの国の料理を教えてもらえませんか?」と尋ねると大体了承してくださいます。そうすると何が面白いかと言うと、まずその家の中に受け入れてもらえ、それから地元の市場に一緒に行って買い物をして、一緒にその人の台所調理をして本当の生の庶民の生活を体験させてもらえます。

それが他のどのツアーや観光施設よりも、その土地の人の考えや生活を知ることができ、さらに興味を増しました。世界100カ国以上を旅して至る所でその土地の料理を学び、帰国後は、日本で世界中の民族料理を扱うレストランをオープンしました。3か月レストランをオープンして、3か月は料理修行と称して、旅に出るような生活していたので、常連のお客さんが「自分も旅行に一緒に連れて行ってください」と言われて、私も承諾してお客様と一緒に旅行しましょうということになったんです。

私が企画する旅行であれば、通常の旅行会社ができないような特殊な旅を演出したいと思い、誰にも真似できないような特別な体験ができる旅を企画したいと思いました。東アフリカに行ったときはお客さんに朝4時に起床、バスでナイロビから3時間ドライブして、到着後には各自にスコップをお渡しし、アフリカの大地を自分の手で掘ってもらいました。

そうすると地面からなんと天然温泉が湧き出る場所で、自前のお風呂を自分で作り朝風呂に入る体験してもらいました。大体お湯がでるころには朝日が上がってきて、目の前にはフラミンゴがバタバタッと舞い始めてすごく壮大な光景です。風呂上がりは冷えたシャンパンを用意してシャンパンブレックファーストを召し上がってもらう。こんな旅を企画していたら旅の常連のお客様が増えていきました。これが現在のマサラツアーズの前身になりました。

−インドの魅力を教えてください!

インドはまさに今、高度経済成長の中にいて、日々の躍動感が日本とは比べ物にならないです。みんなが明日は今日よりもよくなると信じています。たしかに経済成長に於ける社会問題は山積していて、例えばインド国民の6割以上が税金を払っていないそうです。インドは農業大国だから。それでも3億人の納税者がいて経済は成り立っています。また、税金を払えない層もたくさんいます。多くの外国企業はインドの富裕層を狙ったビジネスをターゲットにしますが、1つ10円以下のお菓子など誰でも買えるようなものいわゆる多数を占める庶民を対象にしたBOP(base of pyramid)ビジネスに将来的なインドビジネスのチャンスもあると思います。

もちろん旅行を始め中間所得層のマーケットも重要なターゲットです。昨今はIT関係の若い共働きの夫婦も増え、個人よりも夫婦や家庭の収入が増加して中間所得層も増えています。

−20代で頑張ったことを教えてください

30歳までは自分への投資が最優先だと考えていました。お金があれば全て自分の体験や学習に投資していました。当時は看護師をしていましたので、比較的に収入は安定しておりました。また、休みも比較的自由になりましたので、タイに民芸品を買いに行ってフリーマーケットや病院のスタッフに販売したり、日曜日に移動レストランを称してカレーを販売しておりました(笑)

正看護師の資格職者は当時人手不足でしたので自分から病院に願い出て「1年に3回ほどの長期休暇が欲しい、それが可能ならぜひ働かせて欲しい」と強気の就職交渉でした。

しかしそこの看護部長さんも大変人徳のある方で「では、私たちはあなたに旅をして経験をするチャンスをあげましょう。その代わりに帰ったときに我々に何か得られるものを提供してください。そうですね。マザーテレサの施設の経験などの講演会をして我々に精神的な啓蒙してください、あなたの経験をもとに病院に何か刺激を残してください。」と言われたんです。そんな方のお陰で、病院で働いては休暇をもらい、また旅をしては病院で戻り働くことができました。どこの世界でも理解者や協力者がいるとそのひとの人生に大きな影響を与えますね。

−もし今、大学生に戻れるとしたら、何をしていますか?

今思えば、もう少し専門的な経済の仕組みの勉強をしたかったと思います。会社経営のマネジメントスキルを基礎的に学習したかったですね。でも今まで好きなことを、思うようにやりたいことをやってきたので後悔はないです。なにより若いうちは自分を成長させる経験や知識に対する自分への投資が一番だと思いますね。

−今の学生は何をすべきだと思いますか?

積極的に人との出会いを大切にすることだと思います。これは偉人のダライラマやマザーテレサも同じことを言っていますが、「自分」というのは1人だけでは存在しません。誰か他の人との関係性があって初めて自分が生まれます。だから休みの日や夏休みに1人でポケモンGOをするんではよくないですね。それより多くの人と出会って人から刺激をたくさん受けてください。そこで自分がいいなと思えるものがあれば飛び込めばいいし、なかったら出会いを求め続ければいいことですから。積極的にどんどん世界を動いてみてください。

取材担当コメント

後藤さんはとにかくパワフルで、その中に優しさを感じました。貧困ビジネスのことも聞けて大変参考になりました。次にインドへ行くときはマサラツアーズさんの素敵な旅行プランをぜひ使ってみたいと思いました。積極的に人と会うことで視野を広げていきたいと思います。


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