インドネシアといえば観光地のバリ島!というイメージでしたが、近年では首都ジャカルタを中心に経済が発展し続けています。
今後も発展が見込まれていて、日系企業も積極的に進出している国の一つです。そんな企業の進出に必要不可欠な存在が駐在員。こちらの記事をご覧頂いている方の中にはインドネシアへの駐在が決まっている方もいるのではないでしょうか?
実際、発展しているとはいえ日本ではない場所に暮らすということは、不安もつきものですよね。
今回はインドネシア駐在のリアルな給料や住居、現地で気を付けるべき点や、インドネシア人との人間関係などの情報についてご紹介します!
>>目次
インドネシアの駐在員生活では、金銭的に困る確率は少ない!
というのも、インドネシア駐在の場合、平均月収は30万~50万円だからです。ちなみに、日本からの駐在員手当等も含まれるので、現地採用と比べて給与は高めです!
具体的にインドネシアの一人あたりの生活費の相場を見てみると、月1,500ドル(約17万円)あれば生活が可能です。
そのため、駐在員であればインドネシアでの生活に困ることは少ないです。
インドネシア駐在中は大丈夫でも、日本帰国後のキャリアや貯金に不安が残るという声も・・・。
インドネシア駐在中の金銭面はOKでも、考えておきたいリスクもあります。
具体的なリスクを挙げると….
- インドネシアで大きい病気をしてしまう
- 駐在先の人間関係でモメる
- 駐在先の仕事内容が自分と合わない
- 世界のビジネスのスピードから置いてかれる
上記の出来事があった後からでは、対処しきれず、強制的に帰国せざるを得ないことも…
そのため、余裕のある早い段階から、何があっても良いように転職できる選択肢を持っておく必要があります。
少しでも選択肢を見てみたい人は、無料であなたに合った駐在求人を紹介してくれる転職エージェントに相談するのがおすすめです。
【1】キャリアアップ・年収アップしたい人
『ランスタッド』
特徴:年収600万円〜1,200万円のハイキャリア対象
公式HP:https://www.randstad.co.jp/
【2】未経験&語学力に自信がない人
『リクルートエージェント』
特徴:日本人利用者No.1エージェント
インドネシアで貯金はできる?
インドネシアは、物価が安いため職種によっては、多額を貯金することができるのでは?と感じる人も多いかもしれません。
実際にインドネシアで貯金することは可能です。
もちろんスキルや技術によって異なりますが、良い待遇で働いた場合、手取りの月収は25万~30万ほどです。
生活費も人によって異なりますが、住宅自己負担でも約15万~20万の支出となります。
上記の場合、手取り25万に対し約15万円の支出だとしても1カ月10万ほどの貯金が出来ます。
また、住宅補助がついている会社で勤務した場合や節約することを考えると年間で200万以上貯金することも可能です。
多額を貯金したいという方であれば、待遇の良い会社を選び無駄使いしないことが条件となります。
そのためには転職エージェントを活用し求人を細かく確認しましょう!
また、以前アジアマガジンでもインドネシア駐在の転職を考えている方向けに記事を書いたことがあるので、よろしければ見てみてください!
【インドネシアの生活情報】気になる住居や給与、物価は?
インドネシアに駐在するとなったときに、一番気になるのがやはりインドネシアでの生活状況ではないでしょうか?ここでは、具体的なインドネシアの生活費についてお伝えしていこうと思います!
インドネシアでの平均生活費は?
インドネシア駐在の場合、平均月収は30万~50万円ほどです。平均生活費は1,500ドル(約17万円)ほどなので、生活は十分可能です!というのも、インドネシアの物価は日本の約3分の1程度だからです。
実際の生活費の内訳を見てみると…
家賃 |
700ドル(約8万円)
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飲食費・交際費 |
300ドル(約3万円)
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交通費 |
50ドル(約5,000円)
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雑費 |
150ドル(約2万円)
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合計 |
1,200ドル(約13万円)
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上記のように、生活費は合計で10~15万円程度になるので、インドネシアでは1,500ドル(約17万円)で十分に生活することができます!
さらに、ローカルのお店などで買い物をすれば、もう少し生活費を抑えることができます。しかし、実際には農薬や衛生面などが考慮されていない商品が多く、あまりローカルでの買い物はしない日本人が多いようです。
インドネシア駐在手当はある?
単身赴任の住宅費では、ほとんどが寮や社宅が支給されています。
また、通勤は車を使用することがほとんどですが、ドライバー代金は会社からでており、個人的に必要となるのがドライバーへのチップとなります。
ドライバーへのチップは、1日100~300円とさほどお金はかかりません。
他にも、日本人向けのゲストハウスでは、メイド付きのアパートメントを支給してくれる会社もあります。
ですから、インドネシアの駐在手当は海外駐在員の中でもかなり良いでしょう。
駐在する時に重要な、住居環境や値段は?
家賃の相場は、ジャカルタ市内で月に10万円程度です。インドネシアの住居には、主にKOST(コス)と、アパートメントの2つの選択肢があります。
KOST(コス)は10万円が相場で、洗濯や掃除などのサービス付きの家です。キッチンは共同スペースにあることが多いようです。多くの場合1か月単位で借りられて、水道・光熱費が家賃に含まれるそうです。単身でインドネシアに駐在する方に人気な住居です。
アパートメントは、8万円が相場で、普通のマンションのようなイメージです。洗濯や掃除などのサービスはついていません。キッチンは部屋の中にあります。多くの場合1年単位での契約になり、水道・光熱費は家賃と別料金になります。家族で駐在する方々にはアパートメントが人気です。
KOST(コス)とアパートメントのどちらとも、家具付きが基本ですので、日本やインドネシア現地でそろえる手間はかかりません。
【インドネシア生活で気を付けるべきポイント】駐在になったら気になる生活の注意点
実際にインドネシアで駐在するとなったら、生活環境も日本とは全く異なりますので、注意すべきポイントも変わってくるでしょう。また、それに伴い日本で揃えておくべき物もあるので、ここでは注意ポイントや事前に買い物しておくべきものをお伝えしていこうと思います!
ネット環境があまりよくない
インドネシアは、ASEANで最もネット環境が悪いといわれているほど、ネットが繋がりません。雨が降るとネットが繋がらなくなると言われるほどです。
また、有線LANはインドネシアにもありますが、無線LANは日本で購入して行ったほうが無難でしょう。
渋滞が多い!
インドネシアは、アジアでも人口の多い国です。その首都のジャカルタの渋滞といったら世界最悪とも言われるほどです。
なので、長い間車に乗っていることを想定して、車内でもできる仕事道具を持っておくことや、kindleなどをあらかじめ持っておき、暇潰しができるよう準備しておくことをオススメします!ちなみに、インドネシアでは日本語の本はそんなに購入できないのでkindleを持っていくのがオススメです。
アリがどこにでもいる
インドネシアではアリが多く、マンションだからアリは登ってこない!というわけでもないそうです。どこにでも現れるそうなので、アリの駆除剤なども日本から持っていけたほうがよいでしょう。
ビール以外のお酒が高い!
インドネシアはイスラム教徒の多い国ですので、基本的にお酒は飲みません。あるとしたら、ビンタンビールですが、日本酒、ワイン、焼酎などは、売っていたとしても輸入品のため関税がかかり、日本で買ったらありえないような高額で売られているようです。
生活をしていて、英語が通じないこともしばしば・・・
インドネシアの公用語はインドネシア語です。なので、仕事では英語や日本語を使うとしても、日常生活では通じるのは簡単な英語くらいで、インドネシア語が基本のコミュニケーションとなります。なので、「旅の指差し会話帳」のインドネシア語版を買っていくのもいいかもしれません。
【インドネシアでのマナー】インドネシアで気を付けるべき宗教観や人間関係のマナーは?
郷に入っては郷に従えともいいますが、インドネシアのマナーではどんなものがあるのでしょうか?参考程度にはなりますが、紹介していこうと思います!
インドネシアの宗教マナー
先ほども少し触れましたが、インドネシアはイスラム教徒が多い国です。イスラム教徒の方にとっては、1日5回の礼拝は義務です。
なので、仕事の途中で礼拝に行ったりすることもありますが、そういった宗教観の違いも織り込んで、共に仕事をしていく必要があります。
インドネシア人との良好な人間関係の作り方
一番避けたほうがいいのが、人前で叱ることです。これは本当にインドネシア人のプライドを傷つけることとなります。下手をすると次の日から出社しなくなるというのも十分あり得る話です。
時間に対しても、そんなにきっちり守りません。交通手段の未発達や渋滞が多いという理由もあります。時間の考え方自体も「目安」という感覚でいることが多いので、その感覚を理解できるといいのではないかと思います。
また、日本人がよくやりがちだと言われますが、曖昧な言葉や抽象的な言葉はできるだけ使わずに、どこに、誰が、いつ、何のために等をなるべく具体的に伝えることも、仕事を共に行っていく上ではかなり重要となります。
【インドネシアでの休日の過ごし方は?】インドネシアでの娯楽は?
インドネシアで駐在する日本人の80%以上の方が、週末は必ずゴルフに行っていると言っても過言ではないくらいゴルフを行ってる人が多いです。というのも、娯楽施設があまり発達していないという背景もあります。
また、インドネシアは島国なのでダイビングが好きな方には最高の場所で、休日になると色々な島へ出かけて、ダイビングを楽しむ方も多いようです。
家族と共にインドネシアに赴任される方で、休日に家族で出かける場合には、ジャカルタ市内に沢山あるモールを巡ったり、モールの中でランチをすることが多いようです。
【インドネシアに駐在している方ブログ】日本人駐在員のリアルな生活を知る!
インドネシアの特徴や、現地での生活についてご紹介してきました。 ただ、一番聞きたいのは実際に生活している人の生の声ではないでしょうか?
インドネシアに駐在されている方の中には駐在についてのブログを書いている方もたくさんいますので、ここで紹介させていただきます!
上記の記事では、インドネシアの暮らしのリアルを知ることのできるブログ5選を紹介しています。 インドネシアの暮らしについてさらに知りたい方はぜひ参考にしてみてください!
インドネシア駐在員に未経験でもなれる求人はある?
インドネシアでは、未経験でも駐在員になれる求人が多くあります。
未経験といっても、英語力や海外駐在のできる職種経験があればなお、海外駐在員として選ばれやすいでしょう。
では、インドネシアで駐在できる企業をご紹介します!
インドネシア駐在できる企業(会社一覧)
ジーエフ株式会社
・所在地:岐阜県
・仕事内容:物流センター管理スタッフ
物流センターの就業経験や英語中級もしくは、中国語中級があれば未経験でも応募可能
日邦産業 株式会社
・所在地:愛知県
・仕事内容:経理・財務担当
単独決算の経験が必要となりますが、日常会話程度の英語スキルがあれば応募可能
株式会社ウェルビーマーケティングジャパン
・所在地:東京都
・仕事内容:海外営業・マーケティング
必要な条件は日常会話程度の英語スキルのみ
上記3つをご紹介しましたが、他にもさまざまな職種があり必要条件も異なります。
未経験でも駐在員になれる求人はたくさんあるため、自分の理想の求人を見つけた際は、自分が必要条件を満たしているのか確認しましょう。
【さいごに】インドネシアでの生活は、日本では味わえない温かさや面白さがある!
インドネシアは人口が非常に多く、笑顔が多く人柄も穏やかな方が多いので魅力的な国です。インドネシアの経済発展を、住みながら体感することはなかなかできることではないので、ぜひ日本ではできない体験を味わってみてくださいね。
ただ、注意していただきたい点もあります!先ほど紹介させていただいた通り、リスクもあります。
そのため、早い段階から、何があっても良いように様々な選択肢を持っておきましょう!
少しでも選択肢を見てみたい人は、無料であなたにあった駐在求人を紹介してくれる転職エージェントの利用がおすすめです。
【1】キャリアアップ・年収アップしたい人
『ランスタッド』
特徴:年収600万円〜1,200万円のハイキャリア対象
公式HP:https://www.randstad.co.jp/
【2】未経験&語学力に自信がない人
『リクルートエージェント』
特徴:日本人利用者No.1エージェント
また、以前アジアマガジンでもインドネシア駐在の転職を考えている方向けに記事を書かせていただいたことがございますので、よろしければ見てみてください!
最後に、本気でオススメできる転職エージェントをおさらいしましょう!
登録は無料ですので、転職を考え始めたらまずは登録してみましょう。
早期に求人情報を得たり、コンサルタントに相談したりすることで、より効率的に転職を進めることができますよ!