こんにちは!海外ライフコーディネーターの渡部 葵(わたなべ あおい)です。
海外生活をスタートさせるとなると、万が一病気や事故にあったときの対応や医療費について把握しておきたいところ。
海外就職となると会社で保険に加入してくれますが、歯科診療は対象外だったりと、その手当内容はきちんと確認する必要があります。
そこで今回はマレーシアの病院・医療費事情についてお伝えしてみようと思います。
マレーシアには健康保険があるの?
まず、日本と大きく違うのはマレーシアには健康保険がないという点。そのかわり、国立病院であれば医療費のほとんどを国が負担してくれます。ただしこれはマレーシア人に限った手当ですので、私たち日本人は対象外となります。
海外保険に加入して私立病院・私立クリニックを利用しよう
国立病院というのは医療設備やレベル、衛生環境などあまり期待できないというのが実情。中華系マレーシア人は特に「自分の身は自分で守る」という意識が強いため、わたしの友人はみんな私費で保険に加入しています。
私立クリニックであれば、日本の健康保険が適用された価格とさほど変わらない程度ですが、私立病院になると一気に費用がかかります。
あまり想定はしたくありませんが、緊急搬送が必要となった場合、所持している保険カードで搬送先の病院が決まるので、海外保険は加入しておくと安心です。
実際の医療費はどのくらいかかるの?
私立病院を利用する場合、ホテルのような施設とサービスを受けられる代わりに、高額な請求になります。
短期滞在であれば、クレジットカードの海外保険が適用されることも多いので、実質無料で利用出来ますが、長期滞在の場合はクレジットカードの保険が使えないこともあります。
万が一緊急搬送となった時、保険カードを見て搬送先が決まりますので、決して会社任せにせず、自分が加入している保険のグレードを把握しておきましょう。
一方で、現地の個人クリニックなどであれば、風邪の診察と薬代で2,000円〜3,000円弱ほどでおさまります。日本でも風邪を引いたら行きつけの先生のところに見に行くのと同じです。
私立病院ほどの豪華サービスはありませんが、風邪などであれば個人クリニックの利用で充分でしょう。
海外生活では自分の身は自分で守るしかない
海外就職をする際、企業側が海外保険加入を負担してくれますが、あくまでも「任意」である会社も多く、自分から申告しないと加入手続きに移ってくれないこともあるので、加入意思があることを伝えましょう。
マレーシアでは、事故や病気以外の診療費、例えば風邪などの場合は企業が負担するケースが通例のようですので、手当内容など、会社任せにせず1つ1つ確認しながら手続きを進めていきましょう。
また、自宅近くの個人クリニックは場所と営業時間を把握しておくと安心ですね。
以上、マレーシアの医療に関する基本情報でした。
SEE YOU SOON!
AOI
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