こんにちは!海外ライフコーディネーターの渡部 葵(わたなべ あおい)です。
海外生活を始めるにあたって、「その土地の治安の良さ」というのはとても大切だと思います。大きな犯罪や戦争などが頻繁に起こる国もまだまだあると聞きますし、軽犯罪の程度だけでなく、車やバイクの交通量と道路整備の状況なども「治安の善し悪し」に影響してくるでしょう。
そこで今回は、「インドネシアの治安」についてお伝えしてみます。
インドネシアは車社会!
マレーシアも車社会ですが、インドネシアも同じように車無しでは生活が出来ない国といえるでしょう。そのため、普段から車移動がメインになると思いますが、街中を歩く時などは背後から来るバイク、Uターンで切り返してくる車などには充分気をつけましょう。
ちなみに日本人駐在員の場合、マレーシアでは車購入の補助などがあり、あくまでも自分で運転することが前提となるケースが多くなりますが、インドネシアは交通量の多さとその整備を考慮して、運転手の手配があるようです。
インドネシアではデモにも注意!
私がまだ4歳くらいの頃のアジア通貨危機の時期には、不景気を理由としたデモが盛んに起こっていたそうです。そして当時の影響を受けた人たちが今でもデモを行うケースも度々あると聞きます。
デモが行われる際には、人数を集める為に集合をかけるようなので、在インドネシア日本大使館からの通知などで情報収集が出来るようにしておくと、万が一の時に安心かもしれません。
インドネシアの警察による検問
インドネシアではたまに、道路の検問などを利用して警察が些細なことを理由に警察署への連行や罰金の要求をしてくることがあります。これは本当に交通ルールを守らせるためというよりは、本人の個人的な懐を潤すための場合がほとんどです。
その際、旅行客であればパスポート本体、居住者であれば居住者カード「KITAS(キタス)」本体を保持しておく必要があるようなので、注意しましょう。
短期滞在の場合は特に、ホテルのセキュリティーボックスにパスポートを入れておき、外出中はパスポートのコピーを持ち歩くという方もいらっしゃると思います。
マレーシアでも規則には明記されていませんが、「パスポートの顔写真ページだけでは、不法滞在か否かは判断出来ない」ことを理由に、身柄の拘束や罰金を請求されるケースもあるので、是非身分証明書本体は携帯してほしいと思います。
特にラマダン(断食)やレバラン(断食明けのお祝い)の時期になると、警察による検問が非常に多くなるようです。というのも、インドネシア人の人は故郷に帰るため、車移動をする人数は大量に発生します。
また、警察自身も帰省のためのお小遣いが欲しいので、この時期の渋滞は警察にとって絶好のチャンス!となるわけです。
海外では海外のルールで物事が進んでいきますので、「パスポート本体を持っていないから罰金」と言われてしまったら、自分では「そんなの理不尽だ!」と思っても、こちらの言い分など通じなくて当たり前です。
ラマダン・レバランの時期に観光される際は特に、警察の検問と身分証明書の保持には気をつけましょう。
油断大敵!それでも過ごしやすいインドネシア
過去には、景気暴落による大暴動やテロなどもあったようですが、今現在インドネシアの治安は比較的良くなったといえます。
だからといって、無防備になっても大丈夫というわけではありません。交通量も多いですし、世界有数の人口を誇る大国ですので、例えばジャカルタの中心部などは人で溢れかえっています。
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AOI
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