アジアマガジンの今です。今回は志向を変えて、25歳から音楽の楽団を立ち上げた方のインタビューです。音楽で国境を越えていくことを目指している東郷さんに立ち上げから現在の活動、今後の展望を聞いてきました!
東郷源氏 プロフィール
東京都出身。13歳でトロンボーンを始める。15歳の時、リンカーンセンタージャズオーケストラウィズウィントンマルサリスとSHIBUYA‑AXにて共演。洗足学園音楽大学3年時中退。桐朋学園大学音楽学部オープンカレッジ修了。源-Minamoto-代表。
これまでにトロンボーンを神谷敏、黒金寛行、佐藤洋樹、松本治、バートファンリール、ブラミニールスローカーの各氏に師事。ピアノをバリーハリス、元岡英一に師事。声楽を三橋千鶴、島てるみに師事。
源-Minamoto-紹介
2013年設立。映画音楽を中心に演奏活動を行う。
インタビュー開始ですー!
ー源-Minamoto-とはどんな活動をされている団体ですか?
映画音楽を中心に演奏活動をしている楽団です。主にスターウォーズやハリーポッターのなどの映画音楽、映画に関連しているクラシックも演奏しています。一番特徴的なところは、すべての曲を新規アレンジにて演奏しています。アレンジャーがいるので、源-Minamoto-ならではの新規書き下ろしで演奏しています。
ー源-Minamoto-には何人くらいのメンバーがいるんですか?
30名弱ですね。一般的な吹奏楽という編成に近い形です。
編成としては、フルート、クラリネット、サックス、オーボエ、ファボット、ホルン、トランペット、トロンボーン、チューバ、コントラバス、パーカッション、ピアノなどの楽器で構成されています。
ーいつ源-Minamoto-を始めましたか?
2013年7月ですね。スタート時から友人・知り合いを30名集めて楽団を立ち上げました。東京都の音楽大学、藝術大学を卒業してフリーランスとして活躍している方たちです。
ーどんなキッカケでスタートしたんですか?
当時、アイアンマン3という映画を上映していて、それのエンドロールで流れた曲が最高にかっこ良くて。で、これを演奏したい!という強い衝動で始めた楽団です。改めて話すと恥ずかしいですね(笑)
※第1回定期演奏会より
ーどうやって演奏したんですか?
その曲の譜面は無かったので、サウンドトラックCDを買って、アレンジャーに頼んで譜面を起こしてもらいました。吹奏楽アレンジに編曲してもらって、これはいけるな、と(笑)メンバーは、プロなので譜面さえあればすぐ吹けるんですよね。
ーその後、どんな活動をされてきたんですか?
最初は2013年7月末に都内の小学校で音楽鑑賞教室という企画で演奏させていただきました。各楽器の紹介をしながら、楽器って音楽って楽しいよって演奏して、子供たちの笑顔が素晴らしかったです。ディズニーの曲などもやっていましたね。その後も小学校、中学校などの学生向けにレッスンをしていました。
他にも編成を問わずに室内楽のアンサンブルやビッグバンドなどの形態、また色んな場所で演奏させてもらいました。結婚式場から依頼を頂いて結婚式で吹いたりしていました。この日にプロポーズしたいからサプライズで演奏してください、という依頼もありましたね(笑)
ーJ-WAVEさんのイベントはいつから出られていますか?
2015年5月4日からですね。劇中のMayThaForceBeWithYouというセリフから5月4日はスターウォーズの記念日にする企画があり、映画音楽を中心にやっているので運良く呼んで頂けることになりました。
来週2016年9月6日も出演させて頂きます。こちらはローグワンというエピソード4の前のエピソードの映画に先立ち、六本木ヒルズアリーナでのイベントオープニングでスターウォーズメドレーを演奏します。
演奏させていただくスターウォーズメドレーではメインテーマ、レイア姫のテーマ、帝国のマーチ、王座の間などの4曲を組曲として独自に吹奏楽アレンジをした曲で演奏をさせて頂きます。元々オーケストラで演奏されている曲を吹奏楽アレンジにより、新しいテイストのスターウォーズが聴けると思いますので、ぜひいらしてください。
2016年9月6日イベント詳細:http://www.j-wave.co.jp/topics/1608_sw.htm
ー源-minamoto-として今後どんな展望がありますか?
演奏会を聞きに来てもらう中で、特別な瞬間を体験をしてもらいたいと思っています。元々あったものを新しくして提供することにより、新鮮に音楽を聞いてもらう取り組みを進めていきたいと思っています。音楽は国境を超えるので、アジアや欧米でも演奏をしてみたいですね。
ー東郷さん自身の今後やっていきたいことは?
個人的には音楽大学を卒業された方の就職支援を行っていきたいと思っています。音大生は音楽に全注力をしているので、4年生の卒業間近まで練習や演奏をしています。そこで一般大学に比べて、就職活動が遅くなっている状況です。就職相談されることが多くありました。
音楽だけで生活をしていくのは難しく、一般的な仕事と並行しながら生活をしていく形になります。中には音楽は趣味にして、仕事を頑張りたいという人もいます。いろんな可能性があるのでそこの道案内役になりたいですね。
東郷さん、有り難う御座いました!
まとめ
今回はアジアにこだわらず、20代から挑戦をしている方を特集させていただきました。ビジネスとは違う切り口で、音楽の楽団立ち上げの話は初めて聞いたため面白かったです。音大生向けの転職相談も応援してます!
最後に、本気でオススメできる転職エージェントをおさらいしましょう!
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