ナマステ!インド北部、グルガオン在住のエリです。
今回は、先日行われたAutoExpo2020というイベントに行ってきた時の様子をお伝えしたいと思います。
>>目次
AutoExpo2020はインドのモーターショー
AutoExpoとは、いわゆるモーターショーのこと。インドで自動車を販売している自動車メーカーはもちろんのこと、バイクメーカーや車関連雑誌社など、たくさんの企業がブースをつらねます。
このイベントは2年に1度開催される大規模な展示会で、関係者に限らず誰でも見に行けるイベントとなっています。実際に会場では、家族連れや社会科見学に来ている学生たちの姿も時折見かけました。
この展示会の様子は日本経済新聞にも掲載されていましたので、車に関心のある方はご覧になったかもしれません。
開催された場所は、デリー郊外のノイダにあるインディア エクスポジション マートという展示会場です。
ノイダには自動車メーカーの工場が広がっており、日系メーカーの駐在員なども多く勤務しています。
ちなみに、工場地帯であるため住むのに適したエリアがあまりなく、日本人駐在員はニューデリーに住んでノイダまで通勤している方が多いです。
チケット予約は公式HPから。当日購入も可
今回の展示会を見に行くにあたり、私はAutoExpo公式のウェブサイトからチケット予約をしました。
価格は大人350ルピー(約525円)。チケットは宅配便で送られてきました。
会場にはチケット売り場もあるので、当日購入も可能です。
インドの自動車シェアNo.1はmaruti suzuki
インドにはどんなメーカーの車が走っているかというと…実はスズキの車が非常に多く見られます。
インドの自動車シェアNo.1は、スズキのインド子会社であるマルチスズキ(maruti suzuki)です。
なんと、インドの市場の約50%を占めています。AutoExpoでも広いブースで多くの自動車を展示していました。
コンセプトカーの展示や、マルチスズキの高級ブランドであるNEXA(ネクサ)のブース、オリジナル放送局なども設置されており圧倒的なシェアの高さを感じさせられました。
インドでの自動車産業ではトヨタやホンダもシェアがあるのですが、今回の出展はありませんでした。
会場で他に目立ったのは、ヒュンダイやキアといった韓国メーカーです。街中ではヒュンダイの車は特によく見かけます。
他にも、日本でもお馴染みなフォルクスワーゲンやアウディ、メルセデスベンツ、ルノーといったヨーロッパ系のメーカーも出展していました。
車やバイクの雑誌社ブースも
展示会場では車だけでなく、バイク、スクーター、自転車や、モーター雑誌社のブースも出ており、業界の活気を感じました。
EV(電気自動車)の展示も多数
今回の会場で1番印象に残ったのは、EV(電気自動車)です。どのメーカーも電気自動車を展示しており、環境に配慮する自動車業界の流れを感じました。
実際、ニューデリーの街中には最近では電気自動車のウーバー(タクシーのようなもの)も出現してきており、環境意識が高まってきていることを感じます。
インドでは年々物価が上がってきていますが、それとともに所得も年々上昇しています。
実際、私はインドで暮らすようになって1年しか経っていませんが、これだけの期間でさえ様々な生活用品や食品が少しずつ値上がりしていることを体感しています。
中間層や富裕層の割合が増えつつあり、街なかには車があふれています。オートモービル市場は今後もますます発展していくと見られています。
以上、Incredible India!からお届けしました。
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