アジアで活躍する”アジアの挑戦者たち”にインタビューをして、現地でのアジアビジネスのリアルについて取材をしました。ぜひ、挑戦者たちから学びやヒントを得て、オールジャパンでアジアでの成功を掴みとるキッカケになれば嬉しいです。
▼基本情報について
・会社概要
会社名:ASIAL10N(アジアライオン)
創立:1998年
代表:ELOISE HO
EMAIL:enquiry@asialion.com
URL:http://www.asialion.com/jp
・事業内容
アジア言語の翻訳とローカライゼーションを提供。
対応言語:簡体字/繁体字中国語/日本語/マレー語/タイ語/クメール語/タガログ
語/広東語/韓国語/インドネシア語/ベトナム語/ラオス語など
▼アジアのビジネスについて
・御社の事業内容を教えて下さい
アジア言語の翻訳とローカライゼーションを専門として、各種言語サービスを提供。アジア地域において、多岐にわたる業種の企業様と取引があります。
ASIAL10Nの翻訳者は、翻訳業界でたしかな実績を持ち、対象言語を母国語とする実力者ばかりです。高い専門知識が求められる翻訳案件では、 その分野で高度な教育を受け、専門用語に精通した適切な翻訳者を選任します。翻訳作業が完了すると、その言語を母国語とする別の校閲者が内容を チェックします。
弊社の翻訳者は長年の実務経験を持っていますが、校閲には細部まで厳しくチェックする注意力と異文化に関する幅広い知識が求められます。大型案件の場合、複数の翻訳者が作業に携わることになるため、校閲者が用語や文体の統一を確認します。こうした校閲プロセスを経て、質の高い納品物を完成させているので、品質管理に関しては当業界でもトップ、といっても過言ではありません。
ローカライゼーションとは、単に言葉を翻訳することにとどまらず、文化的な背景や概念を正しく解釈し、その地域の消費者の心に響くような表現に変換することを指します。そのため、その言語を母国語とするだけでなく、その背景にある宗教的な意味合いや文化的な慣習、政治的な配慮、その地域で 暮らす人々の価値観をよく理解したスペシャリストの力が必要です。
アメリカの大手コーヒーチェーン「スターバックス」の事例をご紹介しましょう。エリザベス女王が即位60周年を迎えた2012年、スターバックス はアイルランド共和国で「イギリス人で良かったことをつぶやこう」というツイッターキャンペーンを展開して非難を浴びました。
同じく、マクドナルドでは、インド国内の店舗で牛副産物を使ってフライドポテトを調理していたことが発覚し、ヒンドゥー教徒の間で問題視されまし た。
また、ささいな不手際がビジネスに多大な損害をもたらすこともあります。たとえば、日本では縁起の悪い数字として「4」を避ける風潮がありま すし、欧米で清らかさを意味する白色は中国では死や葬式の色とされています。ローカライゼーションを正しく行えば、現地で避けるべきデザインや概 念を知っておくことができるのです。
・今後の御社の展望をお聞かせください
事業拡張に従い、日本語(もちろん他の言語も同様)を今まで以上に分野を広げ幅広く扱っていく予定です。
アジアの言語のローカライゼーションを専 門とするエージェントとして、今まで以上に名が知れるよう、アジアはもちろん、アジアへの進出を見込んでいるヨーロッパのマーケットにもフォーカ スを当てたいと思います。
・御社の商品やサービスの魅力を教えて下さい
徹底した品質管理と安心のカスタマーサービス、そして魅力的な料金設定により、1998年に創立して以来、数多くのお客様からお選びいただいてい ます。
最後にタイで仕事をしたい方へのメッセージをお願い致します
タイはすごくユニークなところです。日本人だから日系企業でしか働けない、なんて時代は終わりました。外資系企業でも日本語を母国語をする人を探 している会社も珍しくはありません。
英語でのコミュニケーションが取れることは前提ではありますが、可能性を求めて自分の好きな仕事、仕事をして いて楽しい会社でお仕事することも夢ではないですよ、とメッセージを送りたいです。
改めてインタビューにご協力頂いたASIAL10N 様、
ありがとうございました!
アジアマガジンでは引き続き、アジアで活躍されている”アジアの挑戦者たち”の声を、お届けしていきたいと思います。
最後に、本気でオススメできる転職エージェントをおさらいしましょう!
登録は無料ですので、転職を考え始めたらまずは登録してみましょう。
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