アジアマガジンの今です。アジア進出に関して、よくタイムマシン経営と言われます。これって本当なのでしょうか?今回はアジア進出におけるタイムマシン経営の方法について、考察していきたいと思います。
>>目次
そもそもタイムマシン経営とは何?
タイムマシンに乗ってきた未来人のようにビジネスを作る経営手法です。ちなみにソフトバンク社の孫正義氏が1990年代後半から、繰り返し唱えていた経営手法だそうです。当時はネットバブルの時代で、アメリカで流行したビジネスを日本に持ってくることで成功をさせる手法のことでした。
アジア進出について言うと、日本などの先進国が歩んできた発展の歴史を、ASEANの特に新興国で実施することで、ビジネスを成功させる方法と言えます。
タイムマシン経営の失敗例
ビジネスをしている方であれば、すぐにわかると思いますが、そのまま適応しても100%当てはまりません。どの国も同じ発展の歴史を歩むわけではないですからね。
例えば
- FAX
- 固定電話
- 電話ボックス
- プリクラ
- MD
- ビデオテープ
などをアジアに持って行っても、ほぼ無理ですよね(笑) 普通にみんな携帯電話を使っているし、スマホで自撮りをしてFacebookに上げまくっています。はい、パッと考えただけでも当てはまらないものが多そうです。
タイムマシン経営を成功させるには?
アジア進出でのタイムマシン経営のポイントは、
現地の現状を徹底的に把握すること
が最大のポイントだと思っています。
現地の方々の実際の様子を徹底的に知ることで、何が課題で次にどうしたいのかがわかります。それを踏まえて、課題に対するソリューションとして、日本などの先進国で辿った歴史があれば適応するイメージです。
例えば、現状の方々が抱えている問題が「家から家へのモノの郵送ができないこと」であれば、「ヤマトや佐川急便のような宅配サービス」はいけそうだ、というような形です。
WEB・ITにおけるタイムマシン経営
ただ上記には例外があって、WEB・IT・アプリにおけるタイムマシン経営は非常に当てはまると考えています。スマホの利用状況はどの国も一気に発展しているため、タイムマシン的な”発展の時差”が1年単位ではなく、1ヶ月単位で発生してます。
例えばPOKEMON GOとか、Instagramとか、Uberとか、Airbnbなどは、一気にアジアでも伸びると思います。あとはメルカリ的なフリマアプリも、ここ半年間くらいでアジアにも広がりそうですね。
WEB・IT・スマホに関しては、iPhoneなどのスマホ機器やwifiインフラが同条件になりやすいため、ほぼ同時発生的に流行る可能性が高いです。なので、そこを1ヶ月単位で先を見越して始めることで、ビジネス上、優位に立つことは可能だと思います。
まとめ
・従来型のビジネスはアジア現地の現状を徹底的に調べた上で、課題が見えてからタイムマシン経営を考えること。
・WEBサービス型のビジネスは、他国での流行状況や成功例を見て1日でも早くスタートをさせておくこと。
これらがアジア進出におけるタイムマシン経営だと考えます。完璧ではないにしろ、他国での成功例や失敗例は非常に参考になるため、”発展の時差”という観点は大事ですね。ぜひご参考にして頂ければ幸いです。
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