ナマステ!インド北部、グルガオン在住のエリです。
一時帰国をする際には、日本での滞在のためにいろいろな手続きが必要になります。
滞在先、交通手段、インターネット、etc…。
その内容は立場によってかなり異なることと思います。
実家など頼れる場所があってそこに滞在する場合には、生活面についてはあまり心配もないと思います。
しかし、帰る家がない(アパートで暮らしていて渡航時に引き払ってきた場合や、自宅を賃貸に出している)などの場合には滞在場所だけでなく、レンタカーやWi-fiなど、一時的な生活のインフラを整えなければなりません。
我が家の場合は持ち家を空家にしているため、一時帰国の際には自宅に滞在しています。
今回は、その際に必要となる様々な手続きについてまとめてみたいと思います。
私の暮らすインドでは6月が最も暑く、各学校は夏休みになります。
そのため、この時期に一時帰国をする方がとても多いです。
我が家も6月のうちの3週間、母子(小学生と幼稚園児)で一時帰国をしました。
手続きなしで使えるものの確認
我が家では、空き家になっている自宅を留守宅サービス会社にお願いして保守をして頂いています。
このサービスを利用するには、水道を使える状態にしておかなくてはならなかったため、水道は毎月料金を支払っています。
また、我が家にはソーラーパネルが設置してあり、稼働させるには電源が必要でした。そのため、売電価格と月々の電気代を比較した結果、電気代を支払い続けることにしました。
よって、水道と電気はすぐに使える状態となっていました。
帰国前(海外にいるうち)に手配するもの
・ガス
ガスは不在期間中は利用停止しています。
そのため、利用再開の手続きが必要でした。
我が家の地域では、ガスの開栓には立ち合いが必須となるため、確実に家に到着した後の時間を確保して開栓手続きの予約しなくてはなりません。
立ち合い日は、ガス会社のウェブサイトから予約が可能です。
・インターネット
我が家の場合は、スマホ、タブレット、ゲーム機といくつかの機器でインターネットを使用したかったため、スマホ用のSIMカードではなくスポットWi-fiをレンタルしました。
これは「一時帰国、Wi-fiレンタル」などと検索すると、安く利用できるウェブサイトが見つかります。帰国前に手続きをしておけば空港で受け取ることもできます。
受け取り場所は到着ターミナルから行きやすい場所にしておきましょう。
到着が大きな空港で、ターミナルが異なってしまうと移動がとても大変になります。
予約しなかった場合でも、割高にはなりますが、空港にレンタルWi-fiの各社窓口があります。
返却はポスト返却できるものを選ぶと便利です。
写真は一例です。
・レンタカー
滞在する地域にもよりますが、我が家は自宅が田舎であるため、生活には車が必須です。
赴任する際に車を売却してしまったため、レンタカーを手配する必要がありました。
大手のレンタカー会社は、ネット予約可能、車がきれい、空港に営業所があるなど非常に便利なのですが、滞在期間が長くなるほど利用料金がとても高額になってしまいます。
そのため、我が家では格安レンタカー会社を探して利用しました。
格安レンタカー会社の場合には、営業所の場所が不便(駅や空港から離れている)、予約は電話のみ(国際電話をする必要がある)、車がすでに傷やへこみがある(乗り出し前にしっかりチェックが必要)などと利用しづらい点もありますが、大手のおよそ半額ほどで利用できることもあるので、大きな節約になります。
・電話
私はドコモの契約をしており、海外に行く際に「電話番号お預かりサービス」を利用していました。
これは月々400円で電話番号をキープしておいてもらえるサービスです。
帰国の際に利用再開するためには、ドコモショップに直接行くか、電話で利用再開の申し込みをすることができます。
しかし、滞在中に電話を使う機会がほとんどなかったため、次回は不要かとも考えています。
最近ではLINE通話なども一般的になっていますし、国内での電話番号にこだわりがなければ、契約を切ってしまうことを検討しても良いかと思います。
小学校の一時入学
我が家では小学生がいるため、長期間の滞在中に学校に行けるようにしたいと考えました。
多くの小学校では「一時入学」や「体験入学」という名の制度を設けています。これを利用すると、住民票のない地域でも、一時的に学校に通うことができます。
これにはまず、小学校のウェブサイトなどで受け入れてもらえるかを確認し、メールや電話で事前に申し込みをしておく必要があります。
教科書は予備のものやコピーを貸してもらえることが多いです。
我が家の場合には、
1.小学校にメールで受け入れ可能かどうか確認
2.申し込み・必要な持ち物の確認
(↓ここから日本一時帰国後)
3.病院に行き健康診断を受けて診断書を出してもらう
4.診断書と体験入学申込書を市役所に提出
5.小学校から受け入れ可能の連絡をもらう
という手続きを経て、1週間小学校に通うことができました。
給食も日割りで費用を支払うことで友達と一緒に給食も食べられましたので、子どもにとっても充実した時間を過ごすことができたようです。
また、インドは日本とは祝日や長期休暇の時期が異なるため、日本で不都合があった場合を配慮して、日本人学校が学生カードを発行してくれていました。
実際我が子は、平日に図書館に行った際に、スタッフの方から「学校は行っていないの?」とおそらく不登校を心配してですが声をかけられたとのことでした。
一時帰国にはたくさんの手続きが必要になりますし、子どもを連れての飛行機移動はとても大変です。
しかし、事前の手続きをしっかり済ませて、久しぶりの日本を満喫したいものですね。
私は、日本のコンビニの商品の豊富さに心がふるえるほど感動し、水道の水で歯磨きができるということのありがたさに改めて気づきました。
以上、Incredible India! より、一時帰国についての手続きについてお伝えしました。
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