就職で「やりがいを求めています」は甘い?
こんにちは!アジアマガジン編集部です。
「仕事はやりがいで選ぶ」
「好きを仕事に」
といった価値観は揶揄される傾向が強いのではないでしょうか?
正直なところ、転職市場では「やりがい」のみを考えている方は、評価されないことは事実としてあります。
それは、「やりがい」だけで働かれても、長期的に働くことが難しいと、採用担当者は思ってしまうからです。ただ、だからと言って、やりがいを全く無視するのは間違っていると思います。
実際、海外転職を成功されている人は、給与以外の「やりがい」「自己実現」に重きを置かれている方 も多いです。これは考えてみると当たり前かもしれません。
というのも、給与だけで仕事を選ぶなら、海外より日本の方が給与が明らかに高いからです。しかも、待遇面も日本国内の方が整っている場合が多いですよね。
「やりがい」のみを考えるのはあまり好ましくありませんが、「自分が将来的にどうなっていたいか」「そのために今は何をすべきなのか」という視点を持つことは非常に重要です。
今回は給与以外の面で、本気で海外で働きたい方に、1つのお仕事を提案します。
インドの日本語教師という仕事。
今回は、インドでの日本語教師という仕事をご紹介させていただきますね。最初から言っておくと、このお仕事のお給料は、お世辞にも高いとは言えません。
ただ、お給料以外の面で、本気で海外で働きたい方にはおすすめの仕事です。まずはお仕事の概要から説明するので、ざっくりと「こんな条件の求人があるんだ」という気持ちで見てみてください。
▼雇用形態
・正社員
▼仕事内容
・ 日本語教師
▼優遇条件
・日本語を主専攻として卒業
・日本語を副主専攻として卒業
・日本語教師420時間養成講座修了
・日本語教師検定試験合格
※無資格者、未経験者も可※
(その場合、会社の研修プログラムを受講することにより資格を確保。費用は会社負担。)
▼給与
・月給 80,000円~120,000円
▼待遇
・ボーナス:あり
(会社業績及び社員の人事評価により最大3ヶ月)
・住居:会社負担
(含む、基本家具、その他設備)
・交通:通勤費実費全額支給
・ビザ申請料:会社負担
・渡航費用:会社負担
・医療保険:会社にて加入手配、保険料:会社負担
・一時帰国2年目以降、1年に1回
▼勤務体系
・契約期間:最低 2年間 (延長可)
・勤務日数・時間:週6日間、一日当たり9時間(内1時間昼休憩含む)
・休日:祝日(年間約17日間)、有休(年間:18日間)
インドでの日本語教師がおすすめな理由
日本語教師としてのインドへの就職が、おすすめな理由を4つにまとめてみました。
1)インドという国が魅力的
まず、インドという国のポテンシャルの高さです。日本に住んでいると、インドの情報は流れてこないと思いますが、インドは、アジアにおいての日本人の就職先として、今、注目を浴びています。その理由は大きく2つあります。
→英語圏だから
アジアで英語圏というと国が限られてしまいます。具体的には、よくシンガポールやマレーシアが挙げられますね。ただ、それらの国は、一定以上の英語力が求められます。シンガポールやマレーシアと比べると、インドの場合は、そこまで英語力が高くなくても働けるという点で、日本人でも働きやすい国の1つになります。
→市場としてみても魅力的だから
インドは中国に次いで、人口が多い国となっていて、13億人がいると言われています。この人口から見る、市場の将来性を考えても、インドで経験を積むことは魅力的ではないでしょうか。
2)お給料をもらいながら日本語教師の資格が取れる
基本的に社会人になってからの勉強は、コストを払わなければいけませんよね。資格の勉強はその代表的なものではないでしょうか。その場合、働きながら、自分で時間的・金銭的コストを支払いながら、勉強するのが一般的ですね。
ただ、今回の場合は、会社側が研修費を出し、且つ、勉強している期間の給与も支払われます。これらは、今は資格を持っていないけど、海外やアジアで日本語教師をやりたい人には、理想的な環境ではないでしょうか。
また、少し話は逸れてしまいますが、それ以外の待遇面もこの仕事は魅力的です。住居もすべて負担し、ボーナスまで出ます。
3)未経験でも可能
基本的に、日本語教師は資格を持っていないと、働くことができないお仕事ですが、今回の場合は、会社側で研修まで行うので、未経験でも可能です。
4)資格はインド以外でも通用するもの
今回の日本語教師を募集している会社で取得できる資格は、インド以外でも通用する資格です。なので、今後のキャリアを考えたうえでも、安心して応募できる、インドのお仕事ではないでしょうか。
アジア就職で叶えられるものもある
仕事において、何を優先しますか?
みなさん、いかがでしたでしょうか。今回は、インドの日本語教師のお仕事を紹介させていただきました。仕事において、「何を優先させるか」これが1番重要なのではないでしょうか。多くの方のアジア就職をサポートさせていただいているアジアマガジン(@asia_maga)ですが、転職や就職において、絶対的な成功はないと考えています。
そのため、これを機会に、自分自身が、アジア就職、転職において「何を1番優先させたいか」考えていただきたいです。もし、優先させたいものが、アジア就職で叶えられるものであれば、アジアマガジンが全力で応援します。
正直なところ給与は高くないですが、こんなに研修や待遇面が整っているお仕事は、アジアにおいて、あまり多くないです。この機会をどう捉えるかはお任せします。
最後に、本気でオススメできる転職エージェントをおさらいしましょう!
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