一概に外資系企業といっても、様々な会社がありますよね。具体的に上げると…
- Amazon
- マッキンゼー・アンド・カンパニー
- ゴールドマン・サックス
- モルガン・スタンレー
- マイクロソフト
- P&G
- ヒルトングループ
皆さんも必ず一度は利用したことがあったり、かっこいいイメージがあったりする企業も多いですよね。
また、皆さんのなかでも「外資系企業で働く」=「憧れ」ではないでしょうか?
そして、なぜか外資系企業の仕事内容って自分で調べてもなかなかでてこないことが多いです。
社内では英語しか使わないのか?
日系企業とはどう違うのか?
などなど、多くの不安が浮かんでくると思います。
ただ、結論から言うと…
仕事内容は外資系企業と日系企業で差はないです
しかし、外資系は日系企業にはない特徴があるのも本当です!それでは実際に外資系の仕事内容や特徴を見ていきましょう!
実際の外資系の仕事内容
それでは実際の外資系の仕事内容を見ていきましょう。
今回は外資系の中でも問い合わせの多いコンサルと金融業界の仕事内容を説明します!
コンサル
コンサルは簡単に言うと、顧客から課題を聞き出し、解決策を提案していく仕事です。
例えば…
「新商品を作ったが、どういう風に売り出していくかわからない」
といった悩みを抱えた企業に対して、
プロジェクトを立ち上げ、市場調査や顧客分析、PR方法の選定、実行支援等
を行っていきます。
プロジェクトの規模や内容によっては残業もありますが、長期の有給休暇を取得できたりと、自分の裁量で仕事をすることができます。
金融
外資系の金融の仕事内容は日系金融企業と同じように、フロントオフィスとバックオフィスに分けられています。
フロントオフィスとは、顧客と接する営業系の仕事がメインとなります。
証券会社を例にすると…
「顧客である企業にM&Aや資金調達のアドバイスを行う投資銀行部門の仕事」
「顧客に株式や債券を販売するマーケット部門の仕事」などなど
バックオフィスは事務系の作業がメインで、売買した株式や債券の動き等を帳簿や顧客口座に記帳するといった業務を行います。
基本的に顧客と直接やり取りすることはありません。ただ、扱う商品によっては専門知識が必要です。
外資系企業の中でも人気の2つの業界の仕事内容をご説明しました!
気づかれた方もいるかと思いますが、日系企業と外資系企業の仕事内容はあまり差がありません。
ではどこが違うのでしょうか?
外資系の仕事内容が日系と変わらないなら、違いはどこ?
ご説明してきたように外資系と日系企業の仕事内容には違いはありませんが、それ以外の部分では大きな違いがあります。
詳しく4つに分けて説明していきますね。
1)評価
まず、評価制度が違います。
日系企業では、近年弱まってきてはいますが年功序列の評価制度が強いです。
終身雇用制度が取り入れられ、1つの会社で長く勤めれば勤めるほど給料も上がり、昇進もしやすくなります。
反対に外資系企業は実力主義の評価制度となっています。
自分がどれだけ高い成果を出すことができたかによって、給料の金額も大きく変わってきます。
日系企業では正規社員が解雇されることは少ないですが、外資系は成果によっては解雇することも頻繁にあります。
外資系は成果が出なかった時のリスクはあります。
ただ、20代などの若い年齢でも裁量権を持って働けるということろがポイントです!
2)仕事の考え方
近年、長時間労働問題が浮き彫りになっているように日系企業では長時間労働が美徳という考え方がありました。
具体的には…
- 上司が仕事をしていたら帰りづらい
- 有給休暇を取りづらい
- 飲み会を断りづらい
労働時間に関しても、外資系企業と日系企業では考え方が真逆なんです!
外資系企業では決められた労働時間内に仕事を終わらせることができないと、仕事ができない人だと判断されてしまいます。
外資系では、オンとオフが明確に分けられていて、基本的に残業はなく、プライベートの時間を大切にする習慣があります。
社内の上下関係もフラットなところがほとんどです。
3)教育方針
教育方針も、外資系と日系では大きく異なります。
日系企業では「従業員を育てていく」という考えがあり、就職サイトでも充実した研修をアピールしている会社が多いです。
反対に外資系は教育という概念すらない場合もあります。
実力主義である外資系企業は、即戦力を求めていることが多く、新卒採用よりも中途採用に力を入れている企業が多いです。
そのため、自ら進んで学んでいくという姿勢がある人は、外資系企業で働くことに向いています!
4)給与
現在は変わりつつありますが、日系企業では終身雇用制が採用されていました。
年功序列によって1つの企業に長く勤めれば勤めるだけ給料は上がっていきました。
一定の給与を保証されている為、最低限の給料が支給されますが、高い成果が給料には反映されない場合があります。
外資系は年齢ではなく、成果や実力によって給料も変わってきます。
入社したてであっても高い成果を出せばそれだけ給与に反映され、場合によっては上司の給与をこえてしまうこともあります。
その分、成果が悪いとその分減給され、場合によっては解雇されてしまうことも珍しくないのが特徴です。
ここまで、外資系と日系の違いを、評価、仕事の考え方、教育方針、給与の視点で見てきました!
それではもう少しだけ、外資系と日系の違いを整理していきますね!
外資系に転職するメリット・デメリット
ここでは思いつく限り外資系企業で働くメリットとデメリットを挙げてみました!
メリット
- 実力主義
- 男女や年齢の差別がない
- 日本にいながら、多くの外国人と仕事をすることができる
- 実力次第で若いうちから重要な仕事をまかせてもらうことができる
- メリハリをつけて働くことができる
- 上下関係がフラットである
デメリット
- 収入が安定しない(成果によって上下する)
- 常に成果を求められる分プレッシャーが強い
- 解雇の可能性がある
以上の点を踏まえた上で、ご自身の次の転職で重視するものとの突き合わせをしっかり行いましょう!
まずは、「外資系で働く目的って何だっけ?」ということから考え始めてみることをおすすめします。
まとめ
みなさん、いかがでしたでしょうか?
日系と外資系の仕事内容は違いませんが、評価、仕事の考え方、教育方針、給与の点で大きな違いがありました。
正直なところ、会社に対して安定を求めている方には外資系は向かないかもしれません。
ただ、自分の裁量で仕事をしたい方にとっては、外資系企業は魅力的な環境ではないでしょうか?
少しでも外資系企業への転職に興味のある方は
外資系の求人はご自分で探そうとしても情報量が少なく、いい企業に出会いにくいです。
なので外資系への転職はエージェントを通して行っていくのがおすすめです!
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こんにちは、アジアマガジン(@asia_maga)です!突然ですが、皆さんに質問です。
外資系企業と聞いて、どんな企業を想像しますか?