こんにちは!ライターのアイユです。
先日、マレーシアの首都クアラルンプールから2時間弱の場所にあるSekinchan(セキンチャン)という地域にプチ旅行に行ってきました。セキンチャンは、お米の名産地として有名!ということで、生産工場を見学してきました。
工場内をガイド付きで見学
生産工場の名前は「Paddy Processing Factory in Sekinchan」。ひとり5リンギットの入場料です。チケットを買うと1合分くらいのお米のパックがもらえます。
まずはビデオで田植えから収穫までの様子を勉強します。マレーシアは年中夏のためか、年に2回収穫時期があるそうです。また、収穫直後のお米や玄米、精米後のお米を実際に触ってみて、お米の形や固さ/柔らかさの違いも学びました。
そしてビデオをみたあとは、スタッフの方が工場内を案内してくれます。
中国から稲作文化が流れてきたこと、精米することでお米の形や美味しさがどう変わるのか、現代に至るまで古典的手法からどのように自動化が進んできたのか等、非常に興味深い内容でした。
大量のお米と自動化が進んだ生産システム
見学エリアから工場内を見渡すと、広大な敷地にスタッフは数名しかおらず、とても機械化が進んでいるようにみえました。
そして、写真のいちばん奥にみえる白い袋には収穫したてのお米が入っていて、手前にある緑色のパッケージに機械を通じて袋詰めをしていきます。
この袋のお米を成人ひとりが3食毎日食べ続けたとしても、かなりの月日がかかるそう。ちなみにマレーシアにおいて、ひとりあたりのお米の消費量(1年間)は約82キロ、日本では55キロ〜60キロという話を聞きました。日本よりも消費量が多いとは、予想外ですね。
歴史がわかる、展示場
見学スペースを進んでいくと、古くから使われている道具や、昔の田植えの様子がわかる写真などが展示されていました。
小学校の社会科で習ったことのある道具や、見覚えある田植えの様子が展示されていましたが、どこか中国らしさが感じられます。人口の約3割が中華系であるマレーシア。中国から渡ってきた中国人が、どのようにマレーシアの発展に貢献してきたのかを学ぶ事ができたように思います。
ちょっと変わった旅行プランに工場見学!
マレーシアでの主食は日本と同じようにお米。毎日食べている、非常に身近なものの裏側をみることが出来たのは、とても興味深い時間でした。
もともと大学生の頃から酒蔵や重機械、織物などの生産現場見学が好きだったので、マレーシアでもユニークな工場見学先を開拓していきたいと思います!
ガイドブックには載っていない、ローカルにとっても知る人ぞ知る観光スポットとして「Paddy Processing Factory in Sekinchan」に訪れてはいかがでしょうか。
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