
30代の方で『海外で働きたい』と考えても…
『そもそも30代って海外転職できるの?』
『30代でも応募できる求人はあるの?』
と悩みますよね。

30代の海外転職に関する情報が少なくて・・・

特にネットだけの情報だとわからないですよね…
そんなお悩みを解決するために、
年間1000人ペースで海外就職の問い合わせを頂いているアジアマガジンが、
30代の海外転職についてお伝えしていきます。

30代でも海外就職や海外移住は実現できますかね・・・

それぞれのご状況にあった方法があると考えているので、これからお伝えしてきますね。
1)30代の海外転職事情
2)30代の海外転職のメリット&デメリット
3)海外転職の方法
4)その後のキャリアや転職理由

>>目次
30代が海外求人を探す前に知っておくべき5つの転職事情

海外の求人を見る前に知っておいて欲しい点は下の4つです。
5つの事実
- ワーキングホリデービザが使えない
- アメリカやヨーロッパへの転職は難しい
- 海外求人の選択肢はアジアの日系企業が多い
- 海外就職は駐在員ではなく現地採用の求人が多い
- 経験と高いスキルを求める海外求人が多い
それでは1つずつ見ていきましょう!
転職事情(1):ワーキングホリデービザが使えない
20代まではワーホリのビザで海外に滞在することができましたが、30代からはワーホリは使うことができないので、注意しましょう。例外としてオーストリリアは35際までワーホリ制度を使ってビザを取得することができます。
転職事情(2):アメリカやヨーロッパへの転職は難しい
まず海外就職と言っても、英語がビジネスレベル且つ、即戦力となるような職歴がないと、アメリカやヨーロッパへの転職は難しいです。
これは就労ビザの関係で難しくなります。例外として、日本の飲食店などでしたら働ける可能性はあります。
もし英語や職歴に自信のある方は、ランスタッドに登録をして無料相談をしてみましょう。
【公式HP】https://www.randstad.co.jp/
ランスタッドは年収600万〜1,200万円の海外や外資系の求人に強みを持っている大手転職エージェントです。
保有している求人がハイクラス案件のみのため、年収が500万円以上の人におすすめですが…その分、ハイクラスの海外転職実績とサポート体制は業界でもトップレベルです。
転職事情(3):海外求人の選択肢はアジアの日系企業が多い
基本的に英語やキャリアに自信のない人の海外就職の選択肢はアジアの日系企業が多いです。理由としては、アメリカやヨーロッパに比べて就労ビザの条件が緩く、比較的に働きやすいからです。
具体的には、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、カンボジア、ミャンマー、インドです。シンガポールはアメリカやヨーロッパと同じように、ビザの条件が厳しい傾向にあります。
転職事情(4):海外就職=現地採用の求人が多い!どんな業種/職種が働きやすい?
よく待遇や条件が良い駐在員採用を希望される方が多いですが、実際には現地採用の求人がほとんどです。だいたい8割以上が現地採用の求人となります。
また、海外で働きやすい業種や職種はありますか?という質問を多くいただきますが、一概に特定の働きやすい業種職種はありません。理由としては、日本と同様に様々な業種職種があるからです。
実際に業種や職種を見てみると….
製造業だけ見ても、職種は施工管理、生産管理、品質管理、研究開発、技術顧問、工場長があり、業種で見ると、機械メーカー、自動車メーカー、自動車部品メーカー、家電メーカー、鉄鋼メーカー、ゼネコン、建設業、金属製造業があります。
オフィスワーク系の職種を見ると、法人営業、総務、広報、マーケティング、経営企画、人事、採用、経理会計、事務、情報システム、現地社長、マネージャー、プロジェクトマネージャーなどです。業種で見ると、IT企業、人材紹介業、広告代理店業、旅行系、などなど。
また、英語力がなく、未経験OKの条件では、飲食やコールセンターなどに限られてきます。
転職事情(5):30代向けの海外求人は経験と高いスキルを求める企業がほとんど
30代向けの求人はほとんどが高いスキルと経験を求められます。
同じ業界での勤務経験が5年以上というのを採用条件にあげている求人も多いです。欧米や欧州では未経験でも応募可能の求人はほぼないといってもいいでしょう。
30代でも未経験の職種に挑戦したい!となると、アジアでの募集が多いです。ただ、それでも応募できる業界は限られてしまうのが現状です。
ただ、求人やタイミングによっては応募のハードルが低い求人もあったりするので、スキルや経験がない人なくても海外転職ができる場合もあります!
スキルや経験に自信が無い人はリクルートエージェントに無料相談をして良い求人を逃さない状態にしておくことがポイントです!
キャリアに自信がない人はリクルート
→【公式HP】https://www.r-agent.com/
キャリアに自信がある人はランスタッド
→【公式HP】https://www.randstad.co.jp/

海外の求人を見る前に知っておいて欲しい5つ海外転職事情は以上となります!
ここでもう一度振り返っておきましょう!
- アメリカやヨーロッパへの転職は難しい
- 海外求人の選択肢はアジアの日系企業が多い
- 海外就職は駐在員ではなく現地採用の求人が多い
- 日本と比べると現地採用の年収は下がる場合が多い
- 経験と高いスキルを求める海外求人が多い

ありがとうございます!これらを頭に入れつつ海外求人を探すべきということですね!

おっしゃる通りです!
それではこれらの転職事情を踏まえたうえで、海外転職をするべきかどうか考えるために…
海外就職のメリット&デメリットを確認していきましょう!
30代で海外就職することのメリット&デメリット

30代から海外就職。どのようなメリットがあるでしょうか?
メリット(1):高いスキルがあればかなり重宝される
海外では経験ある日本人の採用が国内で行うのに比べて難し傾向があるので、比較的いい条件で募集をしていることが多いです。
これまで同じ仕事をずっと続けてきた方はそのスキルを重宝されます。
特にアジアに進出する日本企業のマネージャークラスの募集となると、かなり高い給料で採用される可能性もあります。
メリット(2):40代になってからの仕事にプラスに働く
30代で海外でマネジメントの経験があるとなると40代以降の仕事にかなり有利になります。
日本に戻ってきたとしても転職できるチャンスも広がりますし、実力主義の外資系企業であれば年齢というネックもなく上を目指していくことができます。
デメリット(1):慣れないと生活が大変
30代になると日本での生活も長かった分海外の生活に馴染むのに時間がかかる・・・という声もあるようです。
20代であれば吸収能力が高いので生活に馴染むのも早いですがなかなか馴染めない可能性もあります。
デメリット(2):家族がいる場合は単身か家族で移住か決める必要がある
30代になると家庭を持っている方も多いでしょう。もし海外で働いてみたいとなると、家族への説得が必要です。
子供がいるばあいには子供の教育も踏まえて単身で渡るか家族で移住かも決める必要があります。

やはりメリットだけではなくデメリットも有るんですね!

そうなんです!そのため、しっかりデメリットも把握したうえで海外就職をしたいかどうかを考えるべきです!
次は、デメリットも踏まえたうえで海外転職をしたい30代の方向けに…
具体的な海外転職方法を解説していきますね。
海外の企業で働く(海外就職)を実現させる3つの方法


それでは実際に、海外の企業で働く(海外就職)を実現させる3つの方法について紹介していきますね。
海外就職の3つ方法
- 自分の人脈を使って海外就職する
- 駐在員として海外に行く
- 海外に特化した転職エージェント・求人サイトを利用する
就職方法(1):自分の人脈を使って海外就職する

えっ…
海外に知人なんていないですよ…

そうですね、海外に知人がいる人は少ないかもしれませんね。
もし知人がいれば知り合いづてで就職するのも全然ありですよ!
1番手っ取り早く海外で就職する方法は、海外にいる知人経由で会社を紹介してもらうことです。
海外に知人がいない人でも、本気で海外就職をしたいと考えていらっしゃるようでしたら…
積極的に海外の日本人経営者に連絡を取って、海外現地に行き「働きたいです!」と直談判するのもアリです。
今はFacebookやTwitterなど連絡を取る手段はあるので、やり方はいろいろあります。実際にその方法で海外就職されている人もいます!
就職方法(2):駐在員として海外に行く

現職の駐在員として海外拠点で働くことも、海外で働く選択肢の1つです。
ただ、駐在員のデメリットとしては、
企業に海外拠点があったとしても、駐在員として行ける人の枠が限られているため、海外勤務が何年先になるかわからない。行けたとしても、会社都合ですぐ転勤になってしまうことも…
そうしたデメリットがあってもOK!という人は、海外拠点に駐在させてくれる日本の企業に転職することもアリです。
就職方法(3):海外に特化した転職エージェント・求人サイトを利用する

海外就職をしている多くの人は、
転職エージェントを利用しています!
転職エージェントのメリット
- 日本で働きながら、海外への就職活動ができる
- 「あなたに合った」海外の求人を紹介してくれる
- 履歴書の添削や面接対策を実施してくれる
- 完全に無料(採用が決まった時に、採用先の企業から手数料をもらっているため、求職者はお金は支払わなくてOKです!)
そのため、まずは転職エージェントの利用がオススメです。
実際に30代の方は、日本人利用者No.1のリクルートエージェントや、登録して待つだけのヘッドハンティング型のビズリーチに登録している人が多いです。

あの…、日本にいながら海外への就職活動って可能なんですか?
面接とかやっぱり現地に行かないといけないんじゃ…

実は1次面接はSkypeやLINEを使ったオンライン面接を実施している企業も多いんですよ!

なるほど!それでしたら、
転職エージェントや求人サイトを使えば、日本にいながら海外就職活動ができるってことですね!

おっしゃる通りです!しかも無料なので転職エージェントを利用しない手はないです!
ここでもう一度、海外就職を実現するための方法をふりかえっておきましょう。
海外就職の3つ方法
- 自分の人脈を使って海外就職する
- 駐在員として海外に行く
- 海外に特化した転職エージェント・求人サイトを利用する

3番目が最も現実的なので、“海外に特化した転職エージェント・求人サイトを利用する”ことから始めたいと思います!

そうですね!転職エージェントを利用するのが1番近道かもしれませんね!
海外転職前に知りたいその後キャリアは?転職理由も人それぞれ


多くの人から、海外就職の“その後”についてご質問を頂くので、ここで少しだけ解説しますね!
海外就職を実現された人のその後は、大きく4パターンほどあります!
海外就職のその後
- 就職した会社で働きづづける
- 働いた国内の別企業に転職する
- 就職した国以外の国に転職する
- 日本に戻ってきて転職する
ちなみに、将来的に「絶対海外で働き続ける」や「絶対3年後に日本に戻る」と決めている人や、
とにかく「まずは3年間働いてみる」といった人まで、様々な人がいますよ。

へー!数年だけ海外で働くことも意外とアリなんですね!

はい!あまりにも短期間はオススメしませんが、2〜3年という期間なら全然アリですよ!
それでは次は…
海外就職の“その後”に困らないように、海外勤務中に意識するべきことを説明しますね。
3年後のキャリアのために、海外勤務中に意識するべきこと
どの道を選ぶにしろ海外で働くうえで大事にしたいポイントをまとめてみました。
海外勤務中に意識するべきこと
- 語学力を磨くこと
- 働く国のスペシャリストになること
- マネジメント経験を積むこと
- 実務力をつけること
- サバイバル力をつけること
この5点を意識していれば、海外勤務後に日本に戻った時、他の国で働く時も評価されます!
もっと詳しく知りたい人はぜひ下の記事を読んでみてくださいね。
ここまでは、“海外就職のその後” や “海外就職をするうえで意識したいこと” をお伝えしてきました。


せっかく海外就職するんでしたら、思いっきり全力でやりましょう!
次は具体的な30代の海外転職理由をご紹介しますね。
30代が海外で働きたい主な理由

実際にアジアマガジンに問い合わせがあったものをピックアップしてみました。
学生時代の留学経験を活かして海外就職をしたい。
31歳男性
40歳になる前に、キャリアとして海外勤務経験を積んでおきたい。
37歳男性
結婚をして妻と一緒に海外移住をしたい。
35歳男性
海外の友達が多いので、まずは海外現地で暮らしみたいです!
33歳女性

いろいろな理由で海外就職や移住を考えている人がいるんですね!

そうですね、様々な理由を持った方がいますよ!
そして特に30代の方にお伝えしたいことは、直近の収入が下がる可能性があったとしても『海外で働く覚悟がありますか?』という点です。
30代でアジアに現地採用として就職する場合は収入が減ることは覚悟すべき

30代の方が未経験でも就職しやすいのがアジアに進出している企業。
ですがアジアで現地採用として働く場合は日本に比べて給料が下がってしまうことは覚悟するべきです。
アジアは物価が安いので給料が下がっても生活はできます。ただ単身であれば可能で家族のいる方はかなり厳しい生活となってしまいます。
また、同年代の駐在員は現地採用の2倍以上の給料をもらっている方がほとんどなので生活のギャップを感じてしまう可能性もあります。
30代だからこそ、現地での給料はシビアに考えていくべきでしょう。
ただ、自分次第でこれまでにない経験を積むことができるので、迷っているのであれば思い切って飛び出してみるもアリです!
まとめ|まずは具体的な求人情報の収集から始めていきましょう!

今回は30代の海外転職についてお伝えさせていただきました。
ここで大事なポイントだけ振り返っておきましょう!
1)結論
30代でも海外転職は可能!
2)求人を探す前にしっておきたい4つの事実
- ワーキングホリデービザが使えない
- アメリカやヨーロッパへの転職は難しい
- 海外求人の選択肢はアジアの日系企業が多い
- 海外就職は駐在員ではなく現地採用の求人が多い
- 経験と高いスキルを求める海外求人が多い
3)30代の海外転職のメリットとデメリット
<メリット>
・高いスキルがあればかなり重宝される
・40代になってからの仕事にプラスに働く
<デメリット>
・慣れないと生活が大変
・家族がいる場合は単身か家族で移住か決める必要がある
4)海外就職する方法
- 自分の人脈を使って海外就職する
- 駐在員として海外に行く
- 海外に特化した転職エージェント・求人サイトを利用する

ありがとうございます!あとは情報収集を積極的にやっていきます!

そうですね!まずは情報収集からしていきましょう!
最後に40代におすすめの転職エージェント『リクルートエージェント』を少し紹介しておきますね。

【公式HP】https://www.r-agent.com/
リクルートエージェントは国内人材業界でNo.1の転職エージェントです。海外求人だけで400件以上あり、他の国内エージェントの求人数の4〜10倍にあたるため、海外就職を考えたらまずは登録するべきエージェントです。
注意点としては、キャリアアドバイザーの質にバラツキがあるので、他のエージェントも併用しながら転職活動を進めていくことをオススメします。
リクルートエージェントと併せて、下の2社も登録して無料キャリア相談を受けると幅広く海外求人が確認できますよ!
- 『ランスタッド』
特徴:年収600万円〜1,200万円のハイキャリア対象
公式HP:https://www.randstad.co.jp/ - 『doda』
特徴:サポートが手厚い
公式HP:https://doda.jp/

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