日々、発展し変化し続けるアジア各国。
その中でもアジアマガジン編集部が注目した、今週のニュースをまとめました。
【タイ】カーコンビニ倶楽部がタイ一号店出店、FC100店舗を目指す
自動車向けトータルアフターサービスを提供するカーコンビニ倶 楽部株式会社が、バンコクにカーコン タイ第1号店を2016年3 月18日にグランドオープンした。
現地法人となるCar Convenie Co.,Ltdはタイ大手商社ロクスレー(LOXREY Public Company Limitd)との合弁で、日本で培った独自の鈑金技術で高品質なサービスを提供するとしている。
タイ国内で100店舗のフランチャイズ展開を計画。
▼アジアマガジン編集部よりひとこと
日本ではCMでお馴染みの車のメンテナンスサービスが海外進出です。単に海外進出するだけでなく、日本が得意とする高度な鈑金技術をタイ人実習生に伝授しながら日本の店舗での人手不足を補うというのも面白いアイデアですね。
【ミャンマー】ANA、ミャンマーで航空会社設立へ
ANAホールディングスがミャンマーで現地の大手財閥シュエ・タン・ルウィン・グループとの合弁で新たな航空会社の設立準備を進めていることが明らかになった。ANAは新会社に49%を出資し、アジア域内への国際線を運航する計画。
ソース:日本経済新聞
▼アジアマガジン編集部よりひとこと
ANAは成田-ヤンゴン間の直行便を毎日運行しています。
ヤンゴンからアセアンへのアクセスが増えると更にミャンマーでのビジネススピードも加速していきそうですね。
【ベトナム】日系広告代理店がバスラッピング広告掲載権利を獲得 -ホーチミン
広告代理店の弘亜社の現地法人 弘亜社ベトナムはホーチミンの公共バスのラッピング広告掲載権を取得した。期間は1年間で取得費用は146億VND(約7,340万円)。ホーチミン市内を走る171台の公共バスにラッピング広告を施し、バス利用者やバイクユーザーへの広告訴求を期待するものと思われる。
ソース:Thanh Mien News
▼アジアマガジン編集部よりひとこと
同社は2013年にベトナム初のバスラッピング広告をハノイで手がけています。その際、初回の広告は日越外交40周 年キャンペーンを行っています。(ソース:引亜社)
日系企業も増える中、日系広告代理店があると安心してローカルな顧客への広告アプローチができますね。
【インドネシア】ジャワ島で東南アジア最大級 火力発電 日本主導
インドネシア・ジャワ島で東南アジア最大級の石炭火力発電所建設計画において、地元石炭大手との合弁「ビマセナ・パワー・インドネシア」が26日までに建設用地を獲得したことを発表した。
発電所予定地は中ジャワ州バタン県にあり、出力は計200万キロワット規模で、事業費は約40億ドル(約4500億円)。伊藤忠商事と電源開発(Jパワー)が参画している。
ソース: 産経ニュース
▼アジアマガジン編集部よりひとこと
建設用地獲得には、現地住民の反対運動があり長年延期されていましたが、今回ついに用地獲得となりました。
現地は水田やジャスミン畑が広がっており、7千人以上からなる反対組織が2012年に発足されており、地元でのチンピラからの嫌がらせも耐えなかったそうです(ソース: オルタナ )。
人口の増えるインドネシアでは電気の需要が増加しているため明るいニュースである一方、豊かな自然環境を開発していくのを日本が推進しているのは複雑な心境です。
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