※このページは2019年9月に更新されました。
これからマレーシア駐在に行く方、行きたい方の中には…
『マレーシア駐在での生活費や物価って実際どうなの?』
『マレーシアって治安はいいの?』
と疑問や不安を抱えている方が大勢います。
そこで今回は、マレーシアの基本情報から、日本人がマレーシアの駐在員になった時のリアルな給料や生活費、生活するにあたって気を付けるべきポイントなどをお伝えしていきます。
>>目次
【マレーシアの基本情報】駐在するなら知っておきたい!マレーシアはどんな国?
マレーシアに駐在が決まっても、どんな国かわからなかったり初の海外赴任だと不安にもなりますよね。
また、人事異動先がマレーシアだった、もしくは初めて海外で生活する方で初めての国がマレーシアだったというようにやむを得ない状況でマレーシアに行くことになってしまった方もいるでしょう。
実際、マレーシアとはどんな国なのでしょうか?
初心者でもわかりやすいようにお伝えしていきますので、最後まで読んだ頂けたら不安も解消しマレーシアへ楽しみに旅たつことができますよ!
1. マレーシアの現地情報
- 国名:マレーシア
- 人口 :約3,200万人(2017年の統計データ参照)
- 首都:クアラルンプール
- 公用語:マレーシア語、中国語、英語
- 通貨:リンギット
2. マレーシアのインフラ設備
マレーシアの移動は一般的に車が多いです。そのため、東南アジアの中で最も高速整備がいい国なのです。
移動手段がほぼ車であるマレーシアは、曜日や時間などによって交通渋滞になることが多くなります。そうすると、出社の時間も遅れますし、スクールバスが動けなくなると登校も遅れてしまいます。
しかし、日本と違ってマレーシアの人々は時間にうるさくありません。これは良い面でもあり、悪い面でもありますが、、、
というのも、自分に対しても甘いからです。日本人は時間に厳しい方ですがマレーシア人は交通渋滞で遅れてしまうのは仕方ないという考えです。
仕事の商談に遅れてしまうことももちろん、ランチ休憩から時間通りに帰ってこないこともあります。
3:多民族国家で様々な人種が生活している
マレーシアの国の特徴は?
マレーシアに行ってみると様々な国の人が暮らしているんです。
マレーシアは様々な国の人が生活している多民族国家なんです!
マレーシアの大きな特徴は多民族国家で多くの民族が共存して生活をしていることです。マレーシアは主に中華系・マレー系・インド系の3つの民族が暮らしています。
ですから、中華街やインド人街が同じ街にあっても、雰囲気もかなり違う場所です。言葉や文化にも多様性があり、共用後として英語が使われています。
4:経済発展が進み日系企業の進出も増えている
マレーシアは経済が右肩上がりで成長しています。首都のクアラルンプールの発展は凄まじく、日本の地方都市以上に発展しています。
アジアの玄関口であるシンガポールとも接していることから日系企業の進出も増えています。
5:マレーシア駐在の日本人は多い?
マレーシア在住の日本人は現在約23,000人ほどと言われています。世界の国の中で日本人の数が12番目に多いと言われていて、現在も増え続けています。
そして多くの日本人が首都のクアラルンプールで生活をしているので、日本人に会う機会は多いでしょう。日本人が多いので、何かあっても相談ができますがコミュニティが狭いといったデメリットもあります。
マレーシアの駐在員生活では、金銭的に困る確率は少ない!
というのも、マレーシアの駐在の場合、給与は月に40万~60万くらいが相場だからです!海外勤務手当や住宅手当が支給されることも多いので、現地採用と比べて給与は高めです!
具体的にマレーシアの一人あたりの生活費の相場を見てみると、月1,400ドル(約16万円)あれば生活が可能です。そのため、駐在員であればマレーシアでの生活に困ることは少ないです。
実際の生活費の内訳を見てみると…
家賃 | RM2,000(5万円) |
通常の飲食費 | RM1,200(3万円) |
交際費 | RM1,000(2.5万円) |
移動費 | RM300(7,500円) |
携帯代 | RM200(5,000円) |
雑費 | RM300(7,500円) |
合計 | RM5,000(135,000円) |
家賃の相場はクアラルンプール都心で1500~3000RM(3.5万~7.5万)、郊外で1000~2000RM(2.5万~5万)程度です。
物価も日本の約3分の1程度と安く、食事も日本人の口に合う料理も多く、日本食品も大型スーパー等で買うことができます。生活費は合計で4000~5000RM(約11〜14万円)程度になるので、マレーシアでは5000RMで十分に生活することができます!
マレーシア駐在中は大丈夫でも、日本帰国後のキャリアや貯金に不安が残るという声も・・・。
マレーシア駐在中の金銭面はOKでも、考えておきたいリスクもあります。
具体的なリスクを挙げると….
- マレーシアで大きい病気をしてしまう
- 駐在先の人間関係でモメる
- 駐在先の仕事内容が自分と合わない
- 世界のビジネスのスピードから置いてかれる
上記の出来事があった後からでは、対処しきれず、強制的に帰国せざるを得ないことも…
そのため、余裕のある早い段階から、何があっても良いように転職できる選択肢を持っておく必要があります。
少しでも選択肢を見てみたい人は、無料であなたに合った駐在求人を紹介してくれる転職エージェントへの相談がおすすめです。
【1】キャリアアップ・年収アップしたい人
- 『ランスタッド』
特徴:年収600万円〜1,200万円のハイキャリア対象
公式HP:https://www.randstad.co.jp/
【2】未経験&語学力に自信がない人
- 『リクルートエージェント』
特徴:日本人利用者No.1エージェント
公式HP:https://www.r-agent.com/ - 『doda』
特徴:転職サポートが手厚い
公式HP:https://doda.jp/
また、マレーシアの転職エージェント情報に関して詳しく知りたい方は、こちらの記事も参照ください!
【2021年版】マレーシア・クアラルンプールの転職エージェント6選をオススメ!海外転職エージェント活用5つのポイント解説!
【マレーシア生活は日本とどのくらい変わる?】駐在員になったら気になる生活面
海外駐在において気になる点として、生活がどのくらい変化するのか?という部分もあるのではないでしょうか?マレーシアと日本の違いもピックアップしてみました。
マレーシアの治安は、あまり良いとはいえない…
住居や物価面においては、かなり生活のしやすいマレーシアですが治安がいいとは言えません。
首都のクアラルンプールでも物乞いをしている人も一定層いるうえ強盗の件数も日本より多いです。特に日本人は狙われやすいため外出時は周りへの注意が必要です。
子どもたちだけで遊べる場所は少ない。
お子様連れでの海外駐在を検討している方、駐在が決まっている方にはかなり気になるポイントなのではないでしょうか?
少し治安の面にも関わりますが、子どもたちだけで遊ぶのは正直危険です。交通事故もまだまだ多いですし、治安もいいとは言えません。
なので、ほとんどの住居スペースについているプールや遊具を活用していらっしゃる方が多いようです!こちらのスペースは、公園のように十分広いスペースもあり綺麗で安全です。
マレーシアの大気汚染には注意!
マレーシアというより、東南アジアで駐在員生活を送るうえで、大気汚染は切っても切り離せない存在です…!
特に乾季(6~8月)になるとインドネシアからやってくる「ヘイズ(煙害)」は深刻で、史上最悪といわれた年には学校が休校になるほどだったそうです。
このころには、できるだけ外出を控えることが重要です。
アルコール類や、日本食品は高い?
日本食品は、大型スーパーで買うことはできますが、輸入品になるので値段は日本で買うより少し高めです。
また、マレーシアはイスラム教が大半を占める国のため、アルコール類の値段が高かったりといった面もあります。
マレーシアでの交通手段と値段はどうなる?
クアラルンプール市内であれば、なんといっても電車が便利です!初乗りも1RM(約30円)からで、路線も比較的多いので、 市内を移動するには特に困ることはありません。
クアラルンプール市内を走る電車は3種類あり、それぞれの呼び名はLRT、KTM、モノレールの3つです。
LRT、モノレールは頻繁に電車が来るので便利ですが、KTMは電車の本数が少ないうえ、遅延することが多いので注意が必要です!
また、車の国際免許は持っておいて損はないという声も、マレーシアに在住している方から良く伺いますので、国際免許が取れる方はとっておいたほうが良いでしょう!
【マレーシアに駐在している方ブログ】日本人駐在員のリアルな生活を知る!
ここまで、マレーシア現地での生活などについてご紹介してきました。ただ、一番聞きたいのは実際に生活している人の生の声ではないでしょうか?
マレーシアに移住している日本人の中には、ブログを更新している方も多くいます。
こちらの記事でマレーシア在住の5名の日本人のブログをご紹介しています!ぜひ参考にしてください!
おわりに|マレーシア駐在を満喫しながら、将来の選択肢も持てると安心!
マレーシアは物価も安いし、鉄道などのインフラも整いながら、食事も美味しく安いので住みやすい国と言われています。
また、海外へ移住することは不安な面もありますが、マレーシアに住んでいる在住している日本人も多いので、いざというときも安心です。
マレーシアの経済の発展を住みながら体感することは中々できることではないので、ぜひ今の機会に日本ではできない体験を味わってみてくださいね!
ただ、注意していただきたい点もあります!先ほど紹介させていただいた通り、リスクもあるということです。
そのため、早い段階から、何があっても良いように様々な選択肢を持っておきましょう!
少しでも選択肢を見てみたい人は、無料であなたにあった駐在求人を紹介してくれる転職エージェントへの相談がおすすめです。
【2021年版】マレーシア・クアラルンプールの転職エージェント6選をオススメ!海外転職エージェント活用5つのポイント解説!
あの…マレーシア転職の条件はわかったのですが…
手っ取り早く、「私の状況でもマレーシア転職ができるのか」を知りたいんですよね…
なるほど…
それでしたら、無料で相談に乗ってくれる転職エージェントに問い合わせてみるの効率的ですよ!
「すぐ、自分の状況でもマレーシア転職ができるかどうか知りたい!」という人は…
マレーシア転職をサポートしている会社(転職エージェント)への相談が効率的です。
転職エージェントが良いんですね!
でも無料とはいえ…登録するのが少しめんどくさくて…
「いざ転職エージェントに登録しようと思っても…」という方は確かに多いですよ!
無理にはお勧めしないですが、少しでもマレーシア転職の可能性を知りたい人は…
あなたの状況や希望を聞いたうえでマレーシア転職の可能性を教えてくれるエージェントは使うべきです!
ここでマレーシア転職におすすめの転職エージェントを紹介しておきますね。
日系企業に勤めていた方が初めての海外転職に使っているエージェントは「リクルートエージェント」です!マレーシアへの転職にリクルートエージェントを活用した方が年々増しているそうです!
他にも、海外向けの転職エージェントだけでもたくさんありますので、あなたに合った転職エージェントに登録することをオススメします!
また、転職エージェントごとに「非公開求人」と「その転職サイトが独占している案件」があるため、1つに限らず、複数の転職エージェントに登録した方が、よりあなたにマッチングした企業を見つけることができますよ!
たった3分で登録も終わり、入社までのトータルサポートに一切費用かからないので、まず登録からアクションを起こしてみましょう!
※アジアマガジンで紹介している転職エージェントは全て無料のものだけです。
1:ランスタッド
【公式サイト】https://www.randstad.co.jp/
ランスタッドの特徴
- 年収600万円〜1,200万円のハイキャリア対象
- 日本法人の海外勤務や外資系求人に強み
- キャリアアドバイザーの質が高い
- キャリアアップした人にオススメ
- 部長・役員クラス向けの求人が豊富
2:ビズリーチ
ビズリーチはシンプルな転職サービスで、『登録をしてヘッドハンターから連絡を待つ』だけです。そのため、面倒なパソコン操作なども必要ありません。
若年層にはあまりおすすめできない転職サービスですが、キャリアを積んでいる方にはピッタリな転職サービスです。理由としては、豊富なご経歴がとても評価されるからです。
『ビズリーチに登録する=日本中の優秀なヘッドハンターに「あなた」のご経歴を知らせることができる』ので、キャリアに自信のある方は登録するべきです。
1:リクルートエージェント
リクルートエージェントは国内人材業界でNo.1の転職エージェントです。
海外求人だけで400件以上あり、他の国内エージェントの求人数の4〜10倍にあたるため、海外就職を考えたらまずは登録するべきエージェントです。
注意点としては、キャリアアドバイザーの質にバラツキがあるので、他のエージェントも併用しながら転職活動を進めていくことをオススメします。
2:doda
dodaは国内ではリクルートに次ぐ業界2番手の大手転職エージェントで、サポート体制に力を入れているという定評があります。
また、DODAは国内求人向けと海外求人向けにセクションが分かれており、海外案件も豊富にあることが特徴的です。
※他の転職エージェントさんは海外求人があると書いてあっても、実際に海外求人が少ない場合もあります
そのため、まずは幅広く海外関連の求人を見ていきたい方にとっては、dodaがおすすめです。
結局はどの転職エージェントを利用しようが、「企業とのマッチング」こそが転職の成功へと繋がります。
ですから、複数の転職エージェントに登録する方が選択肢も増え、転職の成功に近づくわけです!
【1】キャリアアップ・年収アップしたい人
- 『ランスタッド』
特徴:年収600万円〜1,200万円のハイキャリア対象
公式HP:https://www.randstad.co.jp/
【2】未経験&語学力に自信がない人
- 『リクルートエージェント』
特徴:日本人利用者No.1エージェント
公式HP:https://www.r-agent.com/ - 『doda』
特徴:転職サポートが手厚い
公式HP:https://doda.jp/
海外の転職エージェント活用法5つのポイント
海外で仕事を探す際に知っておくべき5つのポイントをご紹介します。
1.駐在員と現地採用の違いを知る
海外で働くには、駐在員と現地採用という2パターンがあります。
一般的に駐在員は日本と同じ水準の給与がもらえるので年収は高め。現地採用は現地相場に合わせて給与が決まるため、年収は日本に比べると安めです。
駐在員はいきなり海外勤務になることが約束されないため、まずは日本側で勤務することになります。現地採用は海外で働くことが確約されています。また現地採用は給与が安いといっても、月給で日本円ベースで13〜15万円ほどはもらえるため、普通の生活をするには十分問題のない会社が多いです。
『海外転職した場合』と『国内転職した場合』の年収を比較したい方は、今回紹介したエージェントと無料で自分の年収診断ができる『ミイダス』の併用がおすすめです。
2.英文レジュメも含めた応募書類をつくる
海外就職で海外で働く場合も応募書類は日本と同じです。企業に応募をする際には、日本語の履歴書・職務経歴書が必須になります。さらに英文レジュメも必要な会社も多いため、自分の英語力に合ったカンタンな文章で良いので、英文レジュメも作成してみましょう。