就職先として香港を考えるとき…
「そもそも香港ってどんな国なの?」
「香港就職って実現可能なの?」
と様々な疑問がでてきますよね。
ただ、そういった情報って、ネットで検索しても『どれが本当の情報なのか』わからなくて…
そんなお悩みを解決するために、
年間1000人ペースで海外就職の問い合わせを頂いているアジアマガジンが、
香港就職に必要な情報を全部お伝えします!
私でも、香港に就職できますかね・・・
結論から言うと…
日本人が香港で働くことは難しいです
最近、旅行でも香港に行かれる日本人旅行客も増え、香港に就職したい方も増えてきています。
ただ現状、香港は日本人が働くハードルがとても高い国になっています。
そこで、今回は海外就職に関して知識がゼロの方がこの記事を読めば、香港就職に向けて動き出せることをゴールにして書いていきますね。
この記事を読めば、きっと香港就職の実現へ近づきますよ!
>>目次
今、香港就職が難しい理由
まず最初になぜ香港就職が難しいのかという点からお伝えさせていただきますね。
日本では近年人手不足が話題となっていますが、香港は就職できない若者が増えているのが現状です。
自国の人間も雇うのが難しい香港なので、外国人の雇入れとなるとさらに狭い門となります。
香港では日本人を雇うよりも、日本語のできる中国人を雇う方がビザの問題もなくコストもかからないと言われており、日本人の香港就職は難しいのが現状です。
そもそも香港にはどんな求人があるの?
ここでは、日本人が香港就職をする際に、求人数が多い業種や職種を紹介していきますね。
香港で多い業種は?
JETROによると、香港には大手メーカーを中心に日系企業が651社進出しています!(2018年5月時点)(引用:JETRO)
実際の求人を見てみると商社、金融や製造業等、幅広い業界の求人があります。
その他の業種では、日本人向けのサービス業、ホテル、物流関係の求人も増えてきています。
香港で多い職種は?
営業が全体の多数を占め、現地日系企業への営業が大部分となっています。
そのため、商談は英語や中国語ではなく、日本語で行うケースが多いです。
しかし、社内公用語や現地スタッフとの会話は英語であることが多い点に注意が必要です。
次に多いのは事務職やサービス業、エンジニア、日本語教師となっています。
サービス業やエンジニアはサービス対象に日本人が多いことや、スキルが重視される点から語学力がさほど問われないケースも多いです!
香港には商社や金融系の企業を中心にこんなに多くの日系企業が進出しているんですね!
そうなんです!より細かい香港の求人情報は、この記事の後半を確認してみてくださいね!
それでは実際にどんな人が香港就職できるのかをお伝えしていきますね!
香港就職ができる条件|就労ビザ取得の条件は?
就職できる可能性が高い条件としては、下の5点になります。
就職できる可能性が高い条件
- 学歴は大卒以上
- 職歴が5年以上
- 日常会話レベルの英語力
- 中国語で簡単なコミュニケーションができる
- 香港での長期滞在経験
上記の5点は必須条件というわけではなく、スキルや語学力が高い、職務経験が豊富などの強みがあれば十分に香港就職は可能です!
就労ビザ取得の条件は?
日本人が香港で働くには就労ビザが必要です。
基本的には内定が決まり、入社するまでに企業が手配の指示をしてくださるところがほとんどです。
実は香港の就労ビザは取得の審査基準が厳しいです。
現状は以下の条件を満たしていれば基本的にビザが発行されるようです。
ビザ取得の可能性が高い条件
- 大卒以上+5年以上の就業経験
- 高卒・専門卒+10年以上の就業経験
企業がビザを発行するにも、外国人でないとその仕事ができないという理由が必要と言われているので、企業とビザ取得について相談できる環境が必要です。
その点、日本語教師などの職業は申請理由が明確なのでビザを取りやすいです。
※詳細と最新情報に関しては大使館などの専門機関にご確認ください。
まずは、“企業からの内定を頂くこと=ビザ取得”、と考えて頂いて良いと思います。
個人でビザ取得の方法を考えるのではなく、企業からの採用通知を目指して頑張りましょう!
それでは、高卒や専門卒、新卒や未経験では、香港就職は無理ということですよね…
いえ、実はそんなこともないんですよ。
高卒や新卒では選択肢が狭くなってしまうことは事実ですが、香港就職が不可能ではないです!
理由としては、日本人を募集している企業によって、就労ビザの発行のしやすさが変わってくるからです。
よく就労ビザの要件の問題上で、学歴や職歴はある程度チェックされる傾向が強いですが….
学歴や職歴の条件は、あくまでも傾向なので絶対ではありません。
高卒や新卒でも就職しやすい業界や仕事は?
高卒や新卒でも就職しやすい業界や仕事としては…
日本人の留学サポート、レストランや居酒屋などの飲食店、日本人向けクリニックなどです。
これらの仕事は日本人を相手にする業界のため、比較的にビザの条件が緩い傾向にあり、高卒や新卒でもチャレンジができる仕事になっています。
今すぐ『私って香港就職できる…?』という疑問を解決したい人は…
あの…香港就職の条件はわかったのですが…
手っ取り早く、「私の状況でも香港就職ができるかどうか」が知りたいんですよね…
なるほど…
それでしたら無料で相談にのってくれる転職エージェントに問い合わせてみるのが効率的ですよ。
「すぐ、自分の状況でも香港就職ができるかどうか知りたい!」という人は…
香港就職をサポートしている会社(転職エージェント)への相談が効率的です。
転職エージェントは職歴がある方向けなので、新卒で香港就職を考えている方はまずは下の記事を読んでみてくださいね。
転職エージェントが良いんですね!
でも無料とはいえ…登録するのが少し億劫で…
「いざ転職エージェントに登録しようと思っても…」という方は確かに多いですよ!
無理にはお勧めしないですが、少しでも香港就職の可能性を知りたい人は…
あなたの状況や希望を聞いたうえで香港就職の可能性を教えてくれるエージェントは使うべきです!
ここで香港就職におすすめの転職エージェントを紹介しておきますね。
香港就職を考え始めたら、すぐに香港現地の転職エージェントではなく…
日本拠点があり、海外関連の求人を扱っている大手転職エージェントに登録するべきです。
香港就職を考えているときも、まずは大手の転職エージェントに登録するべきなんですね。
実はそうなんです!しっかり選択肢を比較検討していくことが、転職の成功確率を上げるので!
1.海外就職全般の傾向や給与の相場感を掴むため
2.選択肢を広げるため(実際に最初の希望とは違う国に就職した人も多いです)
3.大手ならではの選考突破のノウハウを共有してくれるため
→間違った情報に騙されないためにも、現地に特化した転職エージェント以外からも、積極的に情報収集を行うことが、海外就職の成功のカギです。
このエージェントは、実績が豊富で求人数が圧倒的に多いので、海外就職を考える方におすすめの転職エージェントです。
『リクルートエージェント』がオススメなんですね!
はい!これらは業界大手ならではの転職ノウハウもあるので、海外就職を考え始めたら、絶対に登録しておくべきエージェントです!
キャリアに自信がない20代&30代はdodaがおすすめです。
香港就職を実現させる3つの方法
そもそも、香港就職を実現させるためには、どういった方法があるんですか?
良い質問ですね!香港就職を成功させた人の方法をまとめると下記の3つに分けられます!
1.自分の人脈を使って香港就職する
2.駐在員として香港に行く
3.香港に特化した転職エージェント・求人サイトを利用する
1.自分の人脈を使って香港就職する
これはハードルが高そうですね…
たしかに、香港に知人がいる人は少ないかもしれませんが…
知人経由などで香港就職する選択肢を検討しても損はありませんよ!
1番手っ取り早く香港で就職する方法は、香港にいる知人経由で会社を紹介してもらうことです。
香港に知人がいない人でも、本気で香港就職をしたいなら…
積極的に香港の日本人経営者に連絡を取って、「香港で働きたいです!」と直談判するのもアリです。
今は、FacebookのMessengerやTwitterのDMなど、会ったことない人に連絡ができる手段がたくさんありますよ。
実際に、過去に海外就職の相談にのった人の中には…
日本人経営者に片っ端から連絡をとって、海外就職された人もいます!
2.駐在員として香港に行く
“駐在員”は聞いたことあります!
日本企業の香港支店に駐在して勤務することですよね!
おっしゃるとおりです!
香港の現地法人に直接採用されるだけなく…
駐在員として香港拠点で働くことも、香港で働く選択肢の1つです。
ただ、駐在員のデメリットとしては、
香港拠点に駐在員として働ける人の枠が限られているため、香港勤務が何年先になるかわからない。
香港就職できたとしても、会社都合ですぐ転勤になってしまうことも…
そうしたデメリットがあってもOK!という人は、
香港に拠点に駐在させてくれる日本の企業に転職することもアリです。
少しでも気になる方は、下の記事を見てみてくださいね。
3.香港に特化した転職エージェント・求人サイトを利用する
香港就職を成功させたい人は、
転職をサポートしている会社(転職エージェント)の利用をオススメします!
転職エージェントをオススメする理由(メリット)を挙げると…
転職エージェントのメリット
- 日本で働きながら、香港への就職活動ができる
- 「あなたに合った」香港の求人を紹介してくれる
- 履歴書の添削や面接対策を実施してくれる
- 転職サポートは完全無料で一切費用がかからない
少し補足すると…
転職エージェントは採用が決まった時に、採用先の企業から手数料をもらっているため、
完全無料で海外就職のサポートをしてくれますよ!
実際に『香港 転職エージェント』とネットで検索すると、たくさんの転職サポート企業が出てくることからも…
転職エージェントを利用する人が多いことがわかります。
初めて海外就職する人は、まず転職エージェントに相談してみると良いでしょう!
—そもそも日本にいながら海外就職って可能なの?
あの…、日本にいながら就職活動って可能なんですか?
面接とかやっぱり現地に行かないといけないんじゃ…
実は1次面接はSkypeやLINEを使ったオンライン面接を実施している企業も多いんですよ!
なるほど!転職エージェントや求人サイトを使えば、日本にいながら香港就職活動ができるってことですね!
おっしゃる通りです!
しかも無料なので転職エージェントを利用しない手はないです!
続いては、より詳しい香港の就職情報をお伝えしていきますね。
香港就職を目指す人が知るべき情報
ここでは香港就職を目指す人が知るべき4つの情報をお伝えしていきます。
抑えておくべき4つのポイント
- 香港の求人情報
- 香港の生活情報
- 香港就職した人の事例を知る
- 海外勤務後のキャリア形成
それでは1つずつ見ていきましょう!
【ポイント1】 香港の求人情報|職種別の給与相場を解説!
香港現地採用の給与相場は15,000香港ドル~17,000香港ドル(約21~25万円)です。(2018年現在)
上記の給与例はスタッフレベルの相場なので、もちろん経験や昇進に応じて昇給も見込めます!
また、香港では保険などは個人で支払うため、給料からの天引きはありません。
では、主な職種の給与相場を見てみましょう。
香港にはダブルペイという制度があり、1ヶ月分のお給料が1年間働いた後にもらえます。 ですので、1年間で実質13ヶ月分のお給料がもらえるということになります! 香港ではこのダブルペイを税金の支払いに充てる人も多いです。 日本人が働いた場合、平均月収は基本的に21万円以上で、経済的にやや厳しいものの工夫をすれば生活は可能です! 香港では物価が高く、特に家賃相場がかなり高くなっています。 総称して考えると、香港でそれなりの生活をするには15,000香港ドル(約21万円)は必要です。 現地採用の給料だとかなりギリギリの生活になるので食費や交際費を抑える工夫が必要です。 月間、80件ほど問い合わせがあるアジアマガジンですが、海外就職活動を始めたきっかけをまとめてみました! 「将来的には海外で働きたいけど、海外で働いている自分を想像することができない・・・」といったような声をよく聞きます。 そんな方は、海外で働いてる日本人に「実際に海外就職はどうなのか?」と聞いたほうが早いですよね。 なので、下記の記事で海外で働く日本人へのインタビューをまとめてみました。 上記の記事を読むと「そんな些細なきっかけで海外就職を決めたの?」と思ってしまう方もいます。 海外就職のきっかけは何であれ、海外で働いている皆さんが楽しそうに、海外生活のことを話してくれたのがとても印象的でした。 海外でどんな仕事や会社に就職するかという視点も必要です。ただ『自分自身で決めた道を進んでいる』という実感こそが重要です。 自分で決めたことなら、楽しく前向きに頑張れるはずです! 多くの人から、海外就職の“その後”についてご質問を頂くので、ここで少しだけ解説しますね! 海外就職を実現された人のその後は、大きく4パターンほどあります! 海外就職のその後 ちなみに、将来的に「絶対香港で働き続ける」や「絶対3年後に日本に戻る」と決めている人や、 とにかく「まずは3年間働いてみる」といった人まで、様々な人がいますよ。 へー!数年だけ海外で働くことも意外とアリなんですね! はい!あまりにも短期間はオススメしませんが、2〜3年という期間なら全然アリですよ! それでは次は… 海外就職の“その後”に困らないように、海外勤務中に意識するべきことを説明しますね。 どの道を選ぶにしろ海外で働くうえで大事にしたいポイントをまとめてみました。 海外勤務中に意識するべきこと この5点を意識していれば、海外勤務後に日本に戻った時、他の国で働く時も評価されます! もっと詳しく知りたい人はぜひ下の記事を読んでみてくださいね。 ここでは、“海外就職のその後” や “海外就職をするうえで意識したいこと” をお伝えしてきました。 せっかく海外就職するんでしたら、思いっきり全力でやりましょう! ここまで、香港就職の際に抑えておくべき4つの情報をお伝えしてきました! ここでもう一度まとめておきますね。 抑えておくべき4つのポイント ありがとうございます!まずは… 求人情報、生活情報、就職した人の事例、海外就職後のキャリアの4点を意識します! いいですね! まずは求人情報を優先的に収集して『そもそも香港就職が可能かどうか』を確認してみましょう! この記事では香港に就職する方法をメインにご紹介しました。 アジアマガジンが年間1000人以上の相談を受ける中で感じるのは… 「香港就職・求人の動向を把握する必要性」です。 海外就職を考えていても、香港就職・求人の動向を把握していない人が多くいます。 そのため、まずは情報収集を積極的にしてみましょう! まずは、情報収集から始めれば良いんですね! はい!海外転職のサポートを無料で実施している会社もたくさんあるので… そうした海外就職のプロに相談をして、効率的に香港就職の情報収集をしていきましょう! この2つのエージェントは、実績が豊富で求人数が圧倒的に多いので、香港だけでなく海外就職を考える方におすすめの転職エージェントです。 『リクルートエージェント』がオススメなんですね! はい!『リクルートエージェント』は “業界大手ならでは” の求人数や転職ノウハウがあるので… しかも、完全に無料なので、海外就職を考え始めたら最初に登録しておいて損はありません! キャリアに自信がない20代&30代はdodaがおすすめです。 まずは積極的に動いていきましょう!アジアマガジンでは本気で海外就職を考えている方を応援しています。
→18,000~25,000香港ドル(約26~36万円)
→15,000~22,000香港ドル(約21~31万円)
→20,000~30,000香港ドル(約29~43万円)【ポイント2】香港の生活情報|家賃や食費はいくら?
家賃
7,500香港ドル(約116,000円)
飲食費
2,500香港ドル(約38,800円)
光熱費
400香港ドル(約6,200円)
交際費
2,000香港ドル(約30,000円)
移動費
800香港ドル(約12,400円)
携帯代
320香港ドル(約4,200円)
雑費
1,500香港ドル(約23,000円)
合計
15,020香港ドル(約21万円)
【ポイント3】香港就職した人の事例を知る
海外就職を考え始めたきっかけ
(店舗販売員/大卒・23歳女性)
(貿易会社勤務/大卒・34歳女性)
(外資系メーカー勤務/大卒・22歳男性)日本人が海外で働く理由は様々
【ポイント4】海外勤務後のキャリアは?
3年後のキャリアのために、海外勤務中に意識するべきこと
まとめ|まずは香港就職のために現地情報や求人情報を収集しよう
さいごに、香港の就職支援をしてくれるオススメの会社をご紹介!
こんにちは!
海外就職ノウハウの発信から実際に海外転職のサポートまで行っているアジアマガジン(@asia_maga)です。