東南アジアでの生活というと「物価の安さ」も魅力のひとつ!
ですが実際に生活してみると、意外に食費がかかっていたり、予算内でなかなか気に入ったお部屋が見つけられなかったり、生活スタイルによってその物価事情はピンキリです。
マレーシアのクアラルンプールは、特にコスパランキングが上位だと言われておりますが、実際に住んで生活するとなると、どのくらいで住むことが出来るのでしょうか?
マレーシア通貨の基本情報から家賃、生活費などの基本情報をお伝えしてみようと思います。
>>目次
マレーシア通貨は「リンギット」
マレーシアの通貨は「リンギット」と呼ばれており、現在(2019年5月1日)のレートは1リンギット=26.94円です。
大体、1リンギット=25円~35円で推移していることが多いです。
また、両替は正直日本でのレートは悪いので、1日暮らせる最低限の金額以外はマレーシア現地で行うことがおすすめです。
マレーシア物価を日本と比較!安いもの・高いものは何?
マレーシア、特に首都のクアラルンプールの物価は、平均的に日本と比べて3分の2ほどという話ですが、これはあくまでも平均ですので、やはりモノやサービスによって異なります。
日本と比べて安いものは、現地での食費・交通費
食事の値段
例えば毎日口にするであろうミネラルウォーターは、1.5リンギット(約40円)で購入出来ます。
屋台などローカルフードであれば1食150円~250円ほどで済ませることも出来るでしょう。
ローカルフードも、マレーシアでは日本人の口に合うものが多く、チャーハン・ラーメン・ナシゴレンなど様々な種類があります。
ただ、日本食や輸入品を購入しようとすると、日本の1.2倍〜1.5倍くらいが目安になります。
日本食レストランに限らず、観光地にもあるようなオシャレなレストランに行くと1食1,000円、夜は2~3,000円は当たり前になります。
そのため、どんな食生活を送るかでも支出は大きく変わってくると思います。
交通の値段
マレーシアのクアラルンプールは、他の東南アジアと比べると交通状況が整っています。
交通手段がトゥクトゥクかタクシーしかないという国もありますが、マレーシアは電車やバスもあります。
バスで行くと、時間は50〜60分かかりますが、料金は片道10リンギット(約270円)です。
また、クアラルンプール市内ではKTMコミューターという電車が走っており、料金は片道1リンギットから8.8リンギット(約27円〜約240円)です。
生活の移動はコチラでできると考えると、日本と比べてかなり安いですよね!
日本と比べて高いものは、輸入品・医療費・お酒・家賃
輸入品の値段
先ほども記載いたしましたが、日本食や輸入品を購入しようとすると、日本の1.2倍〜1.5倍くらいが目安になります。
ポッキーは11RM(約300円) 、チップスターは15RM(約400円)、日本のジュースは9RM(約240円)くらいが相場です。
また、クアラルンプールにはダイソーもありますがここでは全品6RM(180円)なので、日本よりも少し高めです…。しかし、日本と同じ商品が購入できるのは嬉しいことですね。
医療、病院の値段
私立病院を利用する場合、ホテルのような施設とサービスを受けられる代わりに、高額な請求になります。
短期滞在であれば、クレジットカードの海外保険が適用されることも多いので、実質無料で利用出来ますが、長期滞在の場合はクレジットカードの保険が使えないこともあります。
万が一緊急搬送となった時、保険カードを見て搬送先が決まりますので、決して会社任せにせず、自分が加入している保険のグレードを把握しておきましょう。
現地の個人クリニックなどであれば、風邪の診察と薬代で2,000円〜3,000円弱ほどでおさまります。
私立病院ほどの豪華サービスはありませんが、風邪などであれば個人クリニックの利用で充分でしょう。
ただ、マレーシアの病院では海外旅行保険でキャッシュレスサービスが受けられるなど、現地の保険が充実しているので一度調べてみるといいと思います。
お酒の値段
イスラム国家であるため、豚肉や酒類を手に入れるのが思ったより難しいです。
クアラルンプールから離れた地域では、レストランにビールが置いていないというのは珍しくありません。
また、缶ビール1本の値段はRM8-RM10(約240円-300円) と、日本とあまり変わらないです。
それに加えて、1缶あたりの容量が少ない場合もあります。
お酒飲まれる方には、耳が痛い現実です。
家の値段
あとは、イメージとして東南アジアの物価イメージと比べたときには家賃が高いかもしれません。
立地にもよりますが、クアラルンプールやペナン島で、暮らしやすい(近くにスーパーマーケットがあるなど)場所だと6万~8万ほどになります。
マレーシアは経済成長率などが高いことから、ほかの国からも注目され参入しているところが多いので、賃料も高くなってきてしまっている現状があります。
マレーシアでの給料は?
マレーシアでの物価はわかっても、暮らすとなったら給料も気になりよね。
マレーシアでは、基本的に5,000RM(約14万円)以上で、残業はなしです。
マレーシアで、日本人が働く条件は月給RM5,000と決められているので、最低でも約14万円の月収は保障されています。
日本の給料に比べると少ないと思うかもしれませんが、マレーシアは物価が安いので十分に生活していけます。
日本で一人暮らしするよりも早いペースで貯金できたという声も多いです。
また、日本みたいに長時間残業などないので、仕事とプライベートの両立がしやすいのも嬉しいですよね。
生活費の物価内訳も紹介いたします!
・家賃 1500 – 2000RM (約4万~5.4万円)
・光熱費 80 〜250RM (約2,000~7,000円)
・食費 6 〜 45RM(約160~1,200円)
・通信費 150 〜 200RM(約4,000~5,400円)
・交通費 200 〜 300RM(約5,400~8,100円)
・衣服費 200 〜 300RM(約5,400~8,100円)
合計:4550RM(約122,800円)
これをみると少ない給料でもゆとりを持って生活できそうですよね。
マレーシアの生活の詳細は、実際に住んでいる人の意見が一番参考になると思いますので、マレーシア在住者のおすすめブログ記事まとめも合わせてご覧ください!
マレーシアの物価事情まとめ
家賃7万円、食費や交際費など諸々含めると、あくまでも現地採用をされた単身の方に限りますが、長期滞在の方で1ヶ月10万円ほどの生活費は毎月かかるのではないかと思います。
「日本と比較するとお給料は安いけど、物価が安いから生活出来る」といわれる東南アジアでの海外就職。
マレーシアに関しては、給料の面でも最低ラインが決まっていたり、企業からの手当ても手厚いところが多いので(家賃手当や交通費手当、海外保険手当など)、はじめての海外就職を検討されている方は、マレーシアはおすすめです。
さいごに|マレーシア移住のため、就職/転職したい方はエージェントの活用がおすすめ!
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より詳しくマレーシア就職のために、エージェントの活用方法が知りたい方は下記記事も合わせてご覧ください!
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