この記事でお伝えできること
- 外資系企業の事務の種類
- 外資系企業の事務の仕事内容
- 外資系企業の事務で求められる人材
- あなたが外資系企業の事務に向いてるかどうか
外資系企業の事務にどんなイメージをお持ちでしょうか?
「事務であっても英語力は必要?」
「外資系の事務は日系企業と違うとこある?」
と疑問を感じてしまいますよね。
そこで、今回は外資系企業、特に外資系メーカーについて解説していきますね!
この記事を読めば、外資系の事務職に1ヶ月後にでも入社できますよ!
外資系企業の事務の仕事内容って?(貿易・通訳・コールセンター・秘書)
「外資系 事務」や「外資系 事務 転職」って調べても求人サイトしか出てきませんよね…
まず事務だから楽そうというイメージで応募するのは避けるべきです。
外資系の事務の仕事内容を理解してから転職活動をしましょう!
外資系の事務の仕事
- 貿易事務
- 通訳業務
- カスタマーサービス・カスタマーサポート
- 秘書業務
外資系企業の事務の仕事だけでも4つの仕事に分類されるんですね・・・
そうなんです!
1つずつ詳しく解説していきますね。
1.貿易事務
海外に拠点を置く取引先の企業からの輸入や、クライアントへの輸出業務にの実務を行う役割です。
例えば、見積書や契約書などの書類の作成や取引先と連絡を行う仕事をしています。
主に英語で書かれているメールや書面で取引先企業とのやりとりを行います。
そのため、英語を読み解く能力が最低限必要になります。
商社の貿易事務の求人はかなり人気です。
激務とも呼ばれることもある貿易事務の仕事内容を見てみましょう。
海外に拠点を置く取引先の要望などに合わせて、商品の数量や単価設定、仕入先や支払ってもらう納期などの調整をします。 また、交渉の間に入ったり打ち合わせへの参加や、緊急事態が発生した際の取引先との電話などの業務が主な仕事内容です。
事務の仕事ですが、貿易事務では高いマネジメント能力も必要になります!
マネジメントの仕事もしたい、リーダーシップがある方は向いています!
2.通訳業務
あなたの英語力を発揮できる仕事です。
海外に拠点を置く企業とのコミュニケーションやバックアップ、サポート、クライアントとの取引の商談などのビジネスシーンでの仕事が多いです。
そのため、ネイティブレベルに近い英語力が求められます。
また、お客様やクライアントとのコミュニケーションが必要になるため、ビジネスマナーなどのスキルも必要になります。
通訳っていくつか種類があったような…
その通りです!逐次通訳と同時通訳の2つの種類があります!
2つの種類で何が違うのかを紹介しますね。
逐次通訳
逐次通訳は会話・会話のよい区切りの部分で中断し、まとめて訳すことです。
話すのが話者であっても、通訳者であっても、一度に話をするのはどちらか片方だけです。
日本ではプロ野球のヒーロインタビューのヒーローが外国人であった時の通訳さんをイメージすると分かりやすいと思います。
同時通訳と比べると、ノートを取ってから話をすることができるのが特徴です。
そのため、比較的簡単そうに見えますが、正確性のある通訳をできるので求人としての需要は高いです。
同時通訳
質の高い通訳が必要な同時通訳は、開発者と技術者のスムーズなコミュニケーションのやりとりを行うために必要とされています。
国際的にグローバル化が進んでいるため、専門の業種に特化した知識のある同時通訳の需要がかなり高まってます。
また外資系企業の通訳業務の特徴は、秘書のサポート業務を行うことが多いです。
外資系企業で英語以外の言語が必要となるビジネスをしている会社の場合、その言語ができる人材は高い評価を受けられます。
もちろん、採用ニーズも高まります。
3.カスタマーサービス・カスタマーサポート
日本でいうと、コールセンターをイメージすれば分かりやすいと思います。
しかし、日本のようにオペレーターだけの仕事ではなく、オペレーターを管理するマネジメントも必要とされています。
日本市場でのお仕事であるため、他の事務と比べると英語を使う機会が少ないです。
そのため、英語力を求められることがないかもしれませんが、実務経験を求められることが多いです。
中には消費者向け、企業間のカスタマーセンターがあり、業務において必要な知識が異なる場合が多く、専門的な知識が求められる場合があります。
日系企業の仕事よりも、より責任のある仕事になり会社や商品知識など詳しいことまで把握が必要です!
4.秘書事務
まず、外資系秘書の仕事内容は日系企業の秘書に比べ大きく異なります。
外資系企業は秘書業務だけでなく、上司や社内の方との英語でのコミュニケーションが必要になります。
早速ですが、秘書事務の仕事内容を解説しますね。
- 外国人上司のサポート
- スケジュールの管理
- 日本人クライアントとの日本語でのやりとり
- 電話やメール対応
- 情報の管理
また、外資系秘書は日系企業の秘書に比べても裁量が大きいのが特徴です。
日系企業では上司の頼まれたことをこなしていく一方通行の仕事が多いです。
指示を待つのではなく率先して行動し、時には上司の代理を務めることもあります。
日系秘書との大きな違いは、語学のスキルが必要なこと!
上司とスムーズなコミュニケーションを取るための英語力も必要ですし、 日本人クライアントとやり取りするためのマナーやビジネススキルが必要になります。
外資系の秘書事務の詳しいことはこちらの記事に書いてあるので、参考にしてください。
求められる外資系事務の人材は?
外資系事務では以下の3つのことが重要視されていますので紹介しますね。
事務で重要視されること
- 高い英語力が必要なこと
- 実務資格がいる場合がある
- 海外での実務経験について
1.高い英語力が必要
事務の仕事では業務によって英語を使わなかったりしますが、基本的にはTOEIC800点が基準とされています。
しかし、どの企業もTOEICの求める点数もまちまちであるため、参考程度にTOEICの点数を設けているようです。
事前に企業について理解を深めておいて入社意欲を伝えれば内定を獲得できる場合もあります。
点数が満たしてないから諦めることのないよう挑戦してみるのもオススメです!
2.実務資格
貿易事務であれば「貿易実務検定」、秘書であれば「秘書検定」が必要になります。
応募する際に、どんな資格が必要なのかをチェックしてから応募するようにしましょう。
3.外資系企業または海外での実務経験
外資系企業であっても日系企業であっても中途入社では即戦力を必要としています。
もちろん経験している方であれば優遇されますが、経験のない方でもチャンスは全然ありますのでご安心ください!