- 外資系コンサルの給料事情について
- 外資系コンサルに未経験でも転職が可能か
- 外資系コンサルの仕事内容
- 外資系コンサルの激務は本当なのか
- 外資系コンサルの労働環境
- 外資系コンサルに転職できる条件
- 外資系コンサルの面接対策
外資系コンサルタントという言葉、よく聞いたことがありませんか?
外資系といえばコンサルタントというほど一般的にもよく聞く言葉ですよね。ただ、その実態ってあまり知られていないのではないでしょうか?
就職先として外資系コンサルタントを考えるとき…
「外資系コンサルって年収が高い方だけど激務なイメージがある…でも興味があって転職したいけど未経験でも転職できるのかな?どんな仕事なんだろう…」
この記事では、こういった疑問に答えます。
確かに、いろんな情報が溢れすぎていて、どれを信じたら良いかわからないですよね・・・
すぐにでも外資系転職を検討したい方は、この記事の中盤部分で外資系就職におすすめの転職エージェントをご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
この記事を読めば、転職エージェントを利用する理由や何の転職エージェントに登録すべきかもわかり、1ヶ月後には外資系企業から内定を獲得できます!
- 現職の年収が600万円以上でさらに年収アップを狙いたい方
- マネジメント経験・専門スキルをお持ちの方
>>目次
外資系コンサルタントの給料は?平均年収や給与相場を紹介
まず、外資系コンサルといえば噂になっているのが高い年収。実際のところはどうなのでしょうか?
外資系コンサルは、外資系銀行の次に平均年収が高いです。
外資系企業を全体的に見ても、かなり高水準の年収をもらうことができます。
また、外資系コンサルは昇級のスピードが早いです。
そのため、数年の経験で1,000万円の年収をもらうことも可能です。
経験年数別の外資系コンサルタントの年収相場は以下のようになっています。
- 経験年数が4年以内:600〜900万円
- 経験年数が4〜8年:700〜1,200万円
- 経験年数が8年以上:1,000万円以上
役職ごとのベース給の目安は以下のようになっています。
- アナリスト:400〜800万円
- アソシエイト:800〜1,500万円
- プロジェクトマネージャー:1,500〜2,000万円
- プリンシバル:2,000〜3,000万円
- パートナー:3,000〜5,000万円
他社サイトまとめの外資系コンサル業界の各ファームの平均年収は以下の通りです。
出典:ONE CAREER
1位の『マッキンゼー・アンド・カンパニー』は、新卒入社3年以内であっても平均年収は約900万円ほどもらえると言われています。
あなたも頑張ってハイペースで昇級することにより、30歳くらいでシニアマネージャーになることも可能です。
もし、シニアマネージャーになることができたら、平均年収は1,500万円ほどもらえると言われています。
- 外資系コンサルは、外資系企業全体的に見ても平均年収が高い。
- 外資系コンサルは昇級スピードが早い。
- 年収1,000万円も夢じゃない。
外資系コンサルに未経験でも転職できるの?
外資系コンサルに未経験でも転職できるのかな・・・?
未経験でも転職できますよ!
誰にでも外資系コンサルで働くチャンスはあります!
未経験の方であっても外資系コンサルに転職は可能です!
ぶっちゃけ言うと、難易度は高いです。
外資系コンサル業界には様々な業界・職種を経験した人が多く転職してきています。
職種では、経営企画やマーケティング、店舗開発などの仕事を経験した人が有利です。
会社や業務の効率化を図ってきたことのある人は評価されやすい傾向です。
また学歴を重視する傾向もあり、MBA資格を保持していたり、MARCH以上の大学を卒業された方であると評価が高くなります。
未経験でも外資系コンサルに転職は可能です。
ですが、企業によっては長い研修があったり、まずは情報集めや資料の作成などの雑務から始まることも多いです。
なので、外資系コンサルの入社直後は時給換算すると、アルバイトくらいの時給になってしまう企業もあるそうです。
- 未経験でも外資系コンサルになれる。
- 学歴が良かったり、MBA資格を保持していたりすると転職に有利。
外資系コンサルとは?どんな仕事内容?激務ってほんと?
外資系コンサルって大変そうなイメージがあるのですが…
外資系コンサルが激務というのは本当?
よく外資系コンサルについては質問を頂くのですが、
結論からお伝えすると、外資系コンサルが激務なのは本当です。
そうなんですね…
コンサルタントやコンサルティングファームはよく聞きますが、実際にどんなことをしているのかよく分からないんですよね…
まずは、コンサルティングファームに関しての基本的な情報を提供していきますね!
コンサルティングファームとは?
コンサルティングファームとは、企業が抱えている問題の課題解決をする会社・企業です。
そこで働く人たちをコンサルタントと言います。
企業を取り巻く環境や抱えている問題は、IT、人事、財務関連と様々です。
コンサルティングファームもそれぞれ得意な領域や業界があり、色々な種類のファームが存在します。
コンサルティングファーム/コンサルタントの仕事内容は?
以前までは、コンサルティングファームでのコンサルティングプロジェクトは、企業の経営課題を解決する戦略コンサルティングがメインでした。
しかし、企業が抱える課題が多様化している現代では、戦略コンサルティングだけでなく、IT、人事、財務、医療など多様な分野での様々なプロジェクトが増えています。
コンサルティングファームでは複数のコンサルタントがチームを組み、企業の課題解決にあたります。
海外のメンバーファームのコンサルタントと協力してプロジェクトを進めることも多く、英語ができるかどうかで活躍する場も変わってくる傾向があります。
コンサルタントの業務内容は多岐にわたるんですね!
具体的にはどんなコンサルティングファームがあるんですか?
それでは、コンサルティングファームの種類を代表的な企業名と一緒に紹介していきますね!
コンサルティングファームの種類・業種と業種別代表企業
コンサルティングファームには大きく5つの種類があります。
- 戦略系
- 総合系
- 財務アドバイザリー系
- IT系
- 専門系
①戦略系コンサルティングファーム
戦略系コンサルティングファームは、経営戦略立案などトップレベルでのコンサルティングサービスを提供しています。
欧米に本社を置く外資系企業が多く、顧客も大企業や大手外資系企業が中心で、グローバルに展開している企業が多い傾向にあります。
②総合系コンサルティングファーム
総合系コンサルティングファームは、様々なテーマで戦略からIT、実行、保守まですべてのサービスを一気通貫で提供しています。
いわゆる、BIG4系のファームが代表例で、大規模なファームが中心です。
③財務アドバイザリー系コンサルティングファーム
財務アドバイザリー系コンサルティングファームでは、財務アドバイザリーやM&Aなど、金融関連のコンサルティングを展開しています。
④IT系コンサルティングファーム
IT系コンサルティングファームでは、ITを活用し、業務改革などの戦略系からシステム導入までを行っている。
5.専門系コンサルティングファーム
専門系コンサルティングファームでは、人事、医療など、各社の得意分野を活かし、専門的な領域での企業の課題解決をサポートしています。
例として、人事系コンサルティングファームならば人事部門が抱える問題解決に特化したコンサルティングを展開しています。
一概にコンサルティングファームと言っても、業種・職種によって専門領域や業務内容が大きく異なるんですね!
そうですね!
各企業が『どのようなコンサルティングを行なっているのか』をしっかりと理解することが重要です!
では、続いてコンサルタントのポジション(役職)についてご説明しますね。
コンサルタントのポジション・役職名
コンサルティングファームでは、役職の名前が特徴的で、他の業界とは異なる名称になっています。
上から順番に並べると…
- パートナー/エグゼクティブ
- マネージャー/シニアマネージャー
- コンサルタント/シニアコンサルタント
- アナリスト/リサーチャー
各ポジションの業務内容や年収相場については、この記事の前半でお伝えしています!
- 外資系コンサルタントは激務である。
- コンサルティングファームとは、企業の課題や問題を解決する会社。
外資系コンサルティングファームの労働環境は?
外資系コンサルが激務っていうのは先ほどお伝えしました。
なので、激務なのかをお伝えしていきますね!
成果主義であるため、結果を出すことが常に求められる
外資系コンサルは成果主義です。
そのため、与えられるノルマも高く、成果を出すために徹底的に努力をしていかなくてはなりません。
通常の労働時間内には成果を残すことができず、終電に近い時間まで働くことも日常的にあります。
また、プロジェクトのスケジュールがきつめに設定されることが多いので、プロジェクトが完遂するまで時間を削らざるを得ないという面もあります。
やっぱり外資系コンサルは成果主義なので求められるノルマも高く、激務なんですね、、、
そうですね。
ただ、成果主義や激務な一方で外資系コンサルのメリットも充分にあります!
自己管理して長期で休むことも可能
外資系コンサルは成果を上げることができれば好きな時に休んでいい、という文化なので有給の消化率は高いです。
プロジェクトの合間に一ヶ月ほど休みをとって海外旅行に行く人もけっこう多くいます。
激務な分、成果を出せば自分のタイミングで休むことができるのは、外資系企業ならではの特徴といえます。メリハリのある働き方ですね!
外資系コンサルが他業界に比べて激務なのは事実。
ただ成果を上げることができれば、それ以上に高い年収を得ることや、長期休暇を取得することができます!
なるほど!外資系コンサルは結果を残すことができれば、高い給与を得ながら、プライベートを充実させることも可能なんですね。
その通りです!求められるものが高い一方、リターンも大きいのが外資系コンサルの大きな魅力です。
- 成果主義なので、結果が重要。
- 有給休暇が取りやすい。
でも、外資系コンサルには高学歴や能力の高い人しか就職できないイメージが強くて…
実際に外資系コンサルに就職/転職するためにはどんな能力が必要なんですか?
では、続いて外資系コンサルに就職/転職するための条件や能力をご説明しますね。
外資系コンサルに就職/転職できる条件は?求められる学歴やスキルを解説!
外資系コンサル就職/転職に求められる条件
外資系コンサルに就職/転職するために求められる条件は以下の3つです。
- 高学歴
- 20~30歳代
- 語学力
【条件1】新卒は高学歴が優遇される
「外資コンサルに学歴フィルターはない」という噂がありますが、実際には学歴フィルターは存在します。
外資系コンサルは高年収なので就活生にも人気があり、とても多くの応募があります。
その中から候補者を選考するときに、学歴をチェックしているといわれています。
ということは「外資コンサルに学歴は関係ない」は嘘なのか?というと、これは入社後に当てはまる言葉です。
入社後は学歴関係なく、成果を出せた人が昇進・昇給していきます。
その意味で言われている言葉です。
採用に至るまでの選考フローでは学歴も重要視されるのが真実です。
【条件2】外資系コンサルへの転職に最適な年齢は20〜30代
日系企業での一般的な転職は20代が望ましいと言われています。
ただ外資系企業では即戦力が求められているので、スキルや実績があれば30代でも十分可能性があります!
大事なのは年齢ではなく、これまで『自分がどのような成果を出してきたか』と言うことです。
その点では、外資系コンサルは日系企業以上に転職のチャンスがあります。
とはいえ、コンサルが全くの未経験の方であれば20〜30代が最適です。
【条件3】ビジネスレベルの英語力
外資系コンサルでは、海外のメンバーファームのコンサルタントたちと協力してプロジェクトを進めることも多いです。
英語が出来るかどうかで活躍する場も変わってくる傾向があります。
英語ができないと外資系コンサルには入れないと思われがちですが、それほど英語力がなくても入社できる可能性があります。
企業によって、クライアントがほぼ日系企業で日本人担当者の可能性もあります。
そのため、採用されるポジションによっては英語力が低くても問題ない場合があります。
ただ、英語ができるということは大きなアドバンテージになり、その後のキャリアアップにも関わってくるので英語ができる越したことはありません。
外資系コンサルに向いている人・向いていない人
向き・不向きが分かれそうな外資系コンサルの仕事。
実際どのような人が向いているのでしょうか?
—外資系コンサルに向いている人
- 体力に自信のある人
- サービス精神のある人
- 集中力のある人
【向いている人1】体力に自信のある人
お伝えしたように、外資系コンサルは激務な面もあります。
特に入社1年目は仕事をコントロールできないため、終電を超えることや土日が潰れてしまうこともあると言われています。
体力がないと務まらない仕事なので、体力に自信のある方には向いています。
【向いている人2】サービス精神のある人
コンサルタントという仕事は相手の課題を解決に導く仕事です。
相手の立場に立って考えられるようなサービスマインドを持ち合わせている人が、外資系コンサルに向いています。
【向いている人3】集中力のある人
外資系コンサルではプロジェクトを短いサイクルで回すことが多いです。
そのため、短時間でも結果にコミットできなければいけません。
集中的に物事をこなせる人が外資系には向いています。
—外資系コンサルに向いていない人
- 自己管理ができない人
- 安定志向の人
- 責任感のない人
【向いていない人1】自己管理ができない人
外資系コンサルの仕事はプロジェクトによって長時間労働の必要があったり、複数のプロジェクトに関わることもあります。
時間配分や体調管理などの自己管理ができない人には向いていません。
【向いていない人2】安定志向の人
外資系コンサルは成果次第で高い年収が得られるため、成果を出すことができないとリストラの対象にもなります。
また、成果を出すために、時には休日に働く必要もあります。
安定した給料で安定した時間に働きたい方には向いていません。
【向いていない人3】責任感のない人
外資系コンサルに限らずですが、コンサルタントという仕事はプロジェクト単位で働き、期限が定められています。
プロジェクトの納期を守れないとなるとクライアントからの信用も落ち、今後仕事をもらえないこともあります。
外資系コンサルは責任感のない人には務まらない仕事です。
外資系コンサルに就職/転職するためにはこんな条件や特徴が求められるんですね。
実際に外資系コンサルに就職/転職するためにはどんな方法があるんですか?
続いて、外資系コンサルに就職/転職するための方法をご説明しますね。
外資系コンサル就職/転職を実現させるには?|新卒&中途採用別にご紹介
外資系コンサルへの就職/転職は難易度が高いので新卒/転職エージェントのご利用がオススメです!
- 即戦力が求められるので、日系企業への就職/転職より自分をアピールする必要性がある。
- 外資系企業の文化は成果主義かそうでないかの違いが激しいので、エージェントを利用して情報を収集する方が効率的。
1.新卒採用にオススメのエージェント
外資系では新卒採用を行なっていますが、実際には”即戦力のある人材採用”を行なっている企業が多いです。
そのため、新卒採用にオススメの転職エージェントはありません。
もし、あなたが今後「海外で働きたい」と考えているのであれば、下記の記事を参考程度に読んでみるのもアリかもしれません!
上記の記事では、海外就職のノウハウや外資系コンサル以外にも使える就活サービスについてご紹介しています!
2.中途採用(転職)にオススメのエージェント
外資系企業への転職する手段は知人の誘いを除くと、「転職エージェント」を利用することです。
就職するしないに関わらず、まずは外資系企業への就職のプロに相談をして、まずは自分自身の外資系企業への就職の可能性を把握しましょう!
外資系への転職は考えているんですけど…
外資系への転職は考えているだけでは何も始まりませんよ!
まず、転職エージェントに登録するだけでも一歩踏み出してみましょう!
外資系企業は英語面接が設けていることが多いです。英語の読み書きができても、英語の面接に慣れている人は割と少ないです。
外資系企業の転職に強いエージェントなら、英語面接の対策やアドバイスをしてくれます。
外資系企業へ就職を考え始めたら、外資系への転職に強く、外資系の大手・優良企業も扱っている大手の就職支援会社(転職エージェント)に相談するべきです。
求人企業から求められるスキルの詳細情報も知ることができるため、登録して転職活動を始める方も多くいます。
・外資系企業の求人紹介に強い
→外資系企業との強固な信頼関係を築いています。
・外資系の大手・優良企業との取引実績数が多数
→外資系企業のカルチャーを熟知したコンサルタントが在籍しています。
・外資系の案件が豊富
→依頼を受けた求人のご紹介だけではなく、その人のキャリアを把握し、企業にポジションを提案してくれます。
Q:なんで無料でサポートしてくれるの?
A:あなたが入社した際に求人企業から紹介料を頂いているので、転職希望者からは一切費用を頂かないでサポートをしています。
Q:紹介された企業には必ず応募しなきゃいけないの?
A:ランスタッドは企業への応募や、転職をすることを強要していません。転職希望者の気持ちや考えを優先しているため、あなたで全て判断が可能です。また、面接の途中で辞退の連絡や内定辞退の連絡もコンサルタントが行います。
Q:今すぐに転職を考えてないんですが?
A:もちろん可能です。今後の転職であっても大丈夫です。
あなたと企業のマッチングをより近づけるためには、
複数のサイトに登録→エージェントから話を聞く→実際に面接で企業の話を聞く→さらに聞きにくい部分はエージェントを利用して企業に聞いてもらう→最後にあなたが判断することがマッチングへの近道です。
このプロセスを毎回繰り返していくことで、転職の成功へと導くことができます!
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