アジアマガジン代表の今です。いまアジアが盛り上がっているとか、海外就職も面白いとか、と言われていますね。ただ海外就職に興味を持った時に、「正直、何からやればよいかわからない」という声も多いのが現状です。
アジアマガジンでは国別に「海外就職をする方法」を特集としてまとめていきたいと思います。1カ国目は非常に活気があり、求人情報数も多い”ベトナム”から情報をまとめてまいります。アジア求人に特化した求人サイトを運営し、アジア情報を日々発信するWEBマガジンを運営してきたからこそ、お伝えできるという自信があります。
「もう、このページだけ見れば、ベトナム就職をする上で何をすべきかわかる!」というレベルの記事を目指します。常に最新情報があれば随時、この記事を最新版に更新していきます。
ベトナムってどんな国?どんな都市があるの?
まずは国としてベトナムの概況を掴んでおきましょう。まあ、最低限、どんな国かくらいは知っておかないと。基本情報だけまとめます!まず場所はココです!
ベトナムの基本情報!
国・地域名 | ベトナム社会主義共和国 |
面積 | 33万1,690平方キロメートル(日本の0.88倍) |
人口 | 9,073万人(出所:ベトナム統計総局 2014年) |
首都 | ハノイ:人口709万6,000人
(ちなみにホーチミンの人口798万2,000人) |
言語 | ベトナム語、ほかに少数民族語あり |
宗教 | 仏教(約80%)、その他にカトリック、カオダイ教、ホアハオ教など |
公用語 | ベトナム語 |
ベトナムの三大都市の場所をご紹介!
日本人の就職可能性の高い都市は、主にハノイ、ホーチミン、ダナンです。もちろん他にも観光都市のホイアンやフエ、ハイフォンなど良い町はたくさんあります。
1)ベトナムの首都ハノイ
首都機能があるため、政治と文化の街と言われています。約710万人が住んでいる大都市です。日系企業で言うと、大企業中心に拠点があるイメージが強いです。
2)活気あるビジネスの街ホーチミン
740万人が住んでいます。ハノイ以上の人口がおり、ビジネスも目まぐるしく進んでいます。オフィスビルやショッピングセンターなどもバンバン建っています。
3)海の近い新興都市ダナン
98万人が住む街です。IT関連に強く、給与相場もハノイ・ホーチミンより安価のため、ITのオフショア開発拠点として注目がされています。海が近く、観光都市ホイアンが近いのも良い点ですね。
ベトナム進出している日系企業の数と在住日本人の数は?
さて、どのくらいの日系企業がベトナムに進出をしているのでしょうか?日本人がベトナムで働く先はほとんどが日系企業なので、企業数も大事な要素です。まずはデータで企業数を調べてみましょう。
▼日系企業進出状況
・進出日系企業数:約1,553社
・ベトナム進出企業:キヤノン、パナソニック、ホンダ、トヨタ、
富士通、日本電産、ブリヂストン、
富士ゼロックス、マブチモーター、イオンなど
JETROより引用(https://www.jetro.go.jp/world/asia/vn/basic_01.html)
▼商工会に登録されている日系企業数
・ベトナム日本商工会(ハノイ、ハイフォン、北部ベトナム):633社
・ホーチミン日本商工会: 824社
・ダナン日本商工会 :96社
(上記はすべて2016年3月の集計結果です)
大手企業もベンチャー企業も含めて、どんどんベトナム進出が進んでいます。現状では特に家具や縫製関連や工業製品の生産拠点だったり、ITのオフショア開発拠点が数としては多いです。
では次にベトナム在留の日本人の人数を見てみましょう!
▼ベトナム在留日本人の数
ずばり、ベトナム在住の日本人は14,695人います!
(出所:外務省「海外在留邦人数調査統計(平成28年要約版)」)
2016年時点のデータなので最新です。ただ出張ベースで滞在している方も多く、日本大使館に在住届を出していない方もいるようです。まあ、ざっくり3万人くらいが常時滞在している、というのが実情に近いと思います。
まとめると1500社以上の日系企業があり、
15000人以上の日本人が住んでいます!
まとめ
ベトナムは1500社以上が進出しており、日本人も1.5〜3万人ほど住んでいます。他のシンガポールやマレーシアに比べると、就労ビザ要件も曖昧で突破できるケースも多いです。就労経験が多くない若手でもチャンスのある国です。ぜひベトナムで働くために動いてみてはいかがでしょうか?
最後に、本気でオススメできる転職エージェントをおさらいしましょう!
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