
近年では、LCCが普及したこともあり、アジアへ気軽に足を運ぶことができるようになりました。
アジアの中でも、英語が公用語で生活しやすいと人気なのがフィリピン!
フィリピンの語学留学は良く聞きますよね。そのまま、フィリピンに就職される方も多いようです。
しかし、海外で働くときには日本にない魅力的なところも、不便を感じることも両方あると思います。

現地に行ってから後悔しないためにも「フィリピン就職のメリット&デメリット」を知りたいです。

そうですね!メリット&デメリットを知ったうえで自分に合っているかどうか見極めたいですよね。
そこで今回は、そんなお悩みを解決するために、年間1000人ペースで海外就職の問い合わせを頂いているアジアマガジンが、フィリピン就職のメリット&デメリットについて徹底解説していきます!

>>目次
フィリピン就職がおすすめな理由!就職する9つのメリット!

それでは早速、フィリピン就職した場合のメリットについてお伝えしていきます!
1.人がフレンドリー
フィリピンで就職するときに大きく日本と変わるのは、周りにいる人だと思います。
気になるフィリピン人の特性は、フレンドリーです!親しみやすく、楽しいことが大好きです。
例えば飲食店やホテルの従業員さんでさえ、かなりフレンドリーに話しかけてくれます。
2.気候があたたかい!
フィリピンは1年中、温かな気候で湿度も低いため、日本のように肌がベタつくような暑さがありません。
さらに、夜になると気温が下がるので暑すぎて寝られないということもありません。
3.みんな英語が通じる!
フィリピンでは、小学校の頃から「英語の授業」ではなく、「授業を英語で受けている」ため、みんな英語が伝わります。
フィリピンの公用語はタガログ語ですが、タガログ語を全く話せなくても大丈夫です!
仕事だけではなく、日常の会話が英語だけで意思疎通ができる国もそこそこないので、ここはかなり嬉しいポイントです!
4.物価が安い!
地方都市で贅沢せず暮らした場合は、ビザ代を含めても月5万円ほどで生きていけます。
しかし、これは当たり前といえば当たり前ですが、贅沢な暮らしをしようと思うとそこそこお金はかかってきます。
5.お酒が安い
例えば、ビールは60円~120円くらいです。日本と比べ、お酒は飲食店で飲んでも安いです。
お酒をよく飲まれる方には、嬉しい情報かもしれません!
6.トラブルに強くなる
スコールが原因で(インフラ整備がまだ完全ではないため)道が川のようになったり、雷で電話が繋がらなくなるなど、日本ではあまり起こらないことが頻繁に起こります。
そのような関連で、仕事でも予想できない事態が起こったりしますが、いい意味でトラブルへの免疫を高めてくれます。
トラブルを前提にして物事を進めるようになるので、何かトラブルが起こったとしても、柔軟かつ早急に対応ができるようになります。
日本では得ずらいスキルですが、海外では日常茶飯事なのでいい経験となるでしょう!
7.若くても、マネジメント職につけるチャンスがある!
ワンランク上の「やりがい」のある仕事を任せてもらえるチャンスが、日本に比べて多いです。
もちろんですが、フィリピン人も優秀じゃないわけではないので、あなたの能力によりますが、マネジメント職につけるチャンスは日本よりは多いでしょう。
のちに、 海外での経験が評価され「グローバル人材」として国内外で雇用機会が増えることもあるでしょう。
8.今までの人生を「リセット」して新しい人生をスタートできる
海外では知り合いは少ない状態、人によっては知り合いが全くいない状態から人生をスタートできます。
人生は一度きりですが、いざ何かを変えようとしても、日本ではいまいち一歩が踏み出しずらいですが、環境をがらりと変えるのは一つの手段としてアリだと思います!
9. 異なる文化や宗教の人とも、友達になれる!
海外で働くにあたっては、やはり日本では出会うことのできなかった海外の人たちとも多く触れ合います。
様々な考え方や価値感を持つ人と仕事をすることで、人として成長もできますし、価値観が広がることで今後の人生が豊かになっていくことでしょう!
フィリピン就職がおすすめできない人はいる?フィリピンに就職するデメリット9選。

次に、フィリピン就職するときのデメリットもご紹介していきます。
1.よく嘘をつく、言い訳が多いフィリピン人が多い
フィリピン人は、何か不都合があった時すぐにバレるような嘘をついたり、誤魔化そうとします。
友人として、あるいは同僚として付き合う分には大きな害はありませんが、フィリピン人を部下として働くとなると苦労することになるでしょう。
2.治安は、まだまだいいとは言えない
スリ・詐欺・強盗・殺人などの犯罪はまだ多いです。
ITパーク付近など、人通りや外国人が多い場所では減ってきましたが、一本道を外れたローカルなところではスリなどは日常茶飯事です。
警察も、捕まったらチップをあげるまで離してくれないということも…。
3.衛生面があまりよくない
慣れだと言われればそれまでではありますが、フィリピンでは一等地を除けば道端はゴミだらけです。
虫だけではなく、ゴキブリやネズミ、家の中にまで侵入してくるアリも悩みもの。
4.フィリピン人は時間にルーズ
フィリピン人だけの特徴ではないですが、彼らは時間にルーズです。
誰かと待ち合わせやミーティングの設定をしても、時間通りに来る可能性は限りなく低いです。なんなら来ない可能性すらあります。
フィリピンでは時間とか約束の観念が非常に曖昧です。
日本のように何もかもスムーズにテキパキ進められ、約束は守るという概念が”普通”だと思っていると、中々苦労するかもしれません。
5.仕事よりも、家族を大事にする
これはデメリットとは言いづらいのですが、経営者や管理職の立場からみた時には、残業や休日出勤を嫌がるし、家族の誕生日などで簡単に仕事を休むので苦労します。
彼らに悪意はないので、その価値観を理解したうえで共に働くことができたらよいでしょう!
6.週6出勤があり得る
フィリピンは、週48時間まで働かせることができるの国なので、週6で働いているフィリピン人は意外に多いです。
最近は減少傾向にあるみたいですが、現地採用の場合にはそれを日本人にも求めてくる会社もあります。
南国でゆっくりと働きたい!みたい理想だと、イメージと違うことは多いかもしれません。
現地採用でも、マネジメントの立場になると働く時間は意外と長いところはあるかもしれません。
7.給与は高くない
フィリピンは物価は安いですが、その分給与もそこまで高くありません。
現地の人よりは高額な給与になりますが、それでも平均15万~20万円くらいです。
実際、フィリピンは家賃+4万ほどでそこそこの暮らしはできますが、すごく豪華な生活ができるかというと、少しイメージと異なるかもしれません。
8.入院費は自己負担
保険に加入していたとしても、まず現金で支払わなければいけないので、ある程度まとまったお金は持っておいたほうがいいでしょう。
日本の病院で支払うには、国民保険でまかなわれている部分が大きいですが、フィリピンでは目安として倍くらいの値段がかかります。
9.研修・教育制度が整っていない
日本の企業では、多くの場合新入社員研修を設けていますが、フィリピンなどの海外では新人向けの研修はないことの方が普通です。
なので、新卒でいきなり海外に行くよりは、日本で研修を受けてからのほうがいいかもしれません。
フィリピンの企業でも、ある程度の能力は求めている会社が多いです。

究極、日本を含めどの国でもメリット・デメリットはあるものなので、「自分がどのメリットをとりたいか。」「どのデメリットの範囲は許容できるか。」が大事です!
フィリピンの生活について詳しく知りたい方はコチラ!
メリット・デメリットだけでは、現地の生活イメージもしずらい方もいらっしゃると思います。
下記記事では、フィリピンでの生活状況についてもう少し詳しく書かせていただいてますので、気になる方はご覧ください!
今すぐフィリピン就職に一歩踏み出したい方へ!

「今すぐ、おすすめの海外就職/転職エージェントを知りたい!」そしてシンガポール就職したい!という方もいると思うので、最低でも登録しておきたい転職エージェントを紹介します!
おすすめ転職エージェント
『リクルートエージェント』
→日本人利用者No.1エージェント
→https://www.r-agent.com/
『JACリクルートメント』
→年収600万〜1,200万円の海外求人が豊富
→http://www.jac-recruitment.jp/
この2つのエージェントは、実績が豊富で求人数が圧倒的に多いので、シンガポール問わず海外就職を考える方におすすめの転職エージェントです。
ちなみに、JACは保有している求人がハイクラス案件のみのため、年収が600万円以上の方におすすめのサービスです。
そのため、学歴や職歴に自信が無い人は『リクルートエージェント』と合わせて、サポートが手厚い『doda』への無料相談がおすすめです。

より詳しくエージェントの活用方法が知りたい方は、下記記事も合わせてご覧ください!
さいごに|海外就職ができるのも今のうち!

ここまで、フィリピンで働くことのメリットとデメリットを紹介させていただきましたが、海外就職を検討できる時期というのは、多くの場合限られています。
その人の優先順位にもよりますが、人生には結婚や子育てなどもありますから、自分のキャリアだけを考えて動ける時期はそう多くありません。
なので、海外就職を検討できているいま、一歩踏み出してみるのはオススメです。
最初はまず情報収集から、多くの情報を持っているエージェントに話を聞くもの良いでしょう!
フィリピン就職/転職についての詳細が知りたい場合には、下記記事もご覧ください。
アジアマガジンは、あなたの海外就職を応援しております!!
こんにちは!
海外就職ノウハウの発信から実際に海外転職のサポートまで行っているアジアマガジン(@asia_maga)です。