この記事でお伝えできること
- 外資系企業への就職対策
- 外資系企業のメリット・デメリット
- 外資系メディアの代表的な企業とその採用情報
- 外資系メディア業界に入社する方法
外資系企業といえば、ワークライフバランスを保つことができ高収入ですが、
「メディア業界に興味があるんだけど、どうやって就職活動すればいいんだろう?」
と疑問を感じてしまいますよね。
そこで、今回は外資系企業、特に外資系メディア業界について解説していきますね!
この記事を読めば、外資系企業から外資系メディア業界まで理解できて1ヶ月後には入社までできます!
※外資系メディア業界についてはこの記事の後半部分に掲載しています。
>>目次
そもそも「外資系企業」の定義とは?
外資系企業はそもそもどんな企業何だろう・・・
経済産業省「外資系企業動向調査(平成29年)」によれば、対象企業は以下の通りになります。
- 外国投資家が株式又は持分の3分の1超を所有している企業
- 外国投資家が株式又は持分の3分の1超を所有している国内法じんが出資する企業であり、外国投資家の直接出資比率及び関節出資比率の合計が、当該企業の株式又は持分の3分の1超となる企業
- 上記の2点いずれの場合も、外国側筆頭出資者の出資比率が10%以上である企業
まとめると、株式全体の3分の1超を外国人投資家が所有し、出資比率が10%以上の外国株主がいる企業を外資系企業となります。
2016年時点で、外資系企業に勤務している常時従業者数は、およそ100万人です。
日本の平均就業者数はおよそ6,640万人なので、全体の割合で見るとたった1.5%しかいないのです。
日本国内で外資系企業に勤務するとなると、少数派に属することになります。
これには、外資系は成果主義であり、自ら主張し意欲的に取り組む向上心のある人が活躍できる環境ですが、日本の伝統的な企業と雇用や環境が違うことが原因とされています。
代表的な外資系企業を教えて?
検索エンジンと広告で有名になった「Google」も外資系企業です。
また、フード業界では「日本マクドナルド」やファッション業界では「ルイ・ヴィトン」、化粧品業界では「ロレアル」など生活の周りにも多くの外資系企業が存在しています。
外資系企業の特徴6選!日系企業との違いは…?
外資系メディア業界への転職を考えている人は、まずは外資系企業の特徴を知っておくべきなんです!
日系企業との文化が全然違いから、短期で離職してしまう人が多いみたい・・・!
それでは実際に6つの特徴についてみていきましょう!
外資系企業の6つの特徴
- 必ず英語は話せないといけないのか
- 選考に向けて知っておくべきこと
- 外資系企業の雰囲気
- 外資系企業の年収について
- 雇用形態について
- 求められるパフォーマンス
まずは英語が話せないと入社できないのかについて説明していきますね!
特徴1|必ず英語は話せないといけないの?
当然のことですが、外資系企業では上司に外国人がいるため必然的に英語でコミュニケーションを取るようになります。
外資系企業に入社する際に、採用基準として使われるのはTOEICで、求められるTOEICの点数は業務内容によって異なります。
TOEIC700点あれば電話応対やメール対応などのコミュニケーションができる方であると認識されます!
外資系企業に就職する際には、TOEICの点数であなたの英語力をある程度理解されます。
TOEICができないと採用されないの?
そんなことはありません!
企業側もTOEICができるからといって英語が話せる方であるという認識はないので、参考程度として考えているそうです!
また、メーカーやITなどの業界やマネージャーや営業などのポジションであったり、正社員や契約社員などの雇用形態などによって求められる英語力が違うので、必ずしも高い英語力が求められてくる訳ではありません。
外資系メーカーの場合は、特に企業とのマッチングを大切にしているので、あなたの今までの経歴が活かせるのであれば、入社したいという強い意志をアピールすることで内定は獲得できるでしょう!
特徴2|選考に向けて知っておくべきこと
外資系企業は入社してから退社するまで一貫して同じ職種に携わることになります。
ちなみにですが、日系企業では職種が変わるような部署移動がありますが、外資系企業では自ら志願しない限り職種が変わる可能性はほぼ0です。
しかし、同じ職種だけで長年活躍していく事で高い知識を得て、専門のプロになることができます!
途中で職種を変えたくなったとしても、新しい自分の居場所を見つけられないといった問題点があります。
職種別採用の場合、あなたの適正に合った長く続けられる職種を選択するようにしましょう!
特徴3|外資系企業の雰囲気って実際にどう?
日系企業は上下関係が厳しく縦社会だけど・・・
外資系企業はその点どうなの??
外資系企業はとてもフランクな環境で結果を残すことが求められます!
社員を良き仲間であり、良きライバルと思って自分を主張することを常に忘れないようにしましょう!
要するに、「成果主義」なんですね!
自分からアピールしないと評価されにくいというわけですか・・・
特徴4|外資系企業の年収はいくらくらい?
外資系企業は成果主義なので、あなたのパフォーマンスや結果が年収やインセンティブ、賞与に反映される傾向があります。
外資系企業は業界によって年収が異なってきてしまいますが、給与体系はどこの業界も一緒です。
日系企業では成果を出すことで、インセンティブ給として頑張りを還元してもらえることがほとんどですが、外資系企業では基本給も個人の頑張りに伴って上がっていきます。
なるほど・・・成果を出せば出すほど給与が上がるのね!!
特徴5|雇用形態が違う
外資系企業には終身雇用がないです。
年間契約のプロ野球選手などをイメージしてもらえると分かりやすいかも!
自分の能力・スキルが向上することで、給与も上がりチャンスも増えます。
ということで、安定雇用を求める方の外資系転職はオススメしていません。
自分のスキルを伸ばしていきたい、自分がどこまでできるか挑戦したいという方の外資系就職は全力で応援します!
特徴6|求められるパフォーマンス
中途入社の場合でも、入社の段階から高いパフォーマンスを求められることが多いです。
ご存知の通り、日系企業ではチームや組織としての成果が個人の評価に繋がったり、集団で連携してフォローし合う環境が一般的です。
しかし、外資系企業では年齢による上下関係や業務の進め方に関するルールなど存在せず、一人ひとりに求められる役割や仕事が明確な上、自分の担当業務に集中することができます。
6つの特徴をおさらい
- 必ず英語は話せないといけないのか
→必ずしも高い英語力が求められてくる訳ではない - 選考に向けて知っておくべきこと
→入社してから退社するまで一貫して同じ職種に携わる - 外資系企業の雰囲気
→外資系企業は「成果主義」 - 外資系企業の年収について
→パフォーマンスや結果が年収やインセンティブ、賞与に反映される傾向がある - 雇用形態について
→終身雇用がない - 求められるパフォーマンス
→入社の段階から高いパフォーマンスを求められる
外資系企業の6つの特徴を紹介しました。
続いて外資系企業のメリットとデメリットも押さえておきましょう!
外資系企業で働くことのメリット・デメリットを詳しく解説
次に本題の外資系企業で働くことのメリット10個紹介しますね。
- 成果を出せば若いうちから管理職を目指せる
- 専門的なスキルを伸ばしていくことができる
- 様々な国の人と働くことができる
- 出張や転勤で海外で働けるチャンスがある
- 成果が出せれば高給に
- 男女関係なく管理職を目指せる
- ワークライフバランスを重視できる
- 人間関係がフラットで干渉されない
- 様々な働き方が選択できる
- プライベートを大事にできる
メリットを1個ずつ詳しく解説していきます!
メリット1|成果を出せば若いうちから管理職を目指せる
外資系企業は年功序列がなく、成果主義なところが魅力的です。
「とにかくキャリアアップをしたい」「高年収になりたい」という方にはとっておきの環境でしょう。
実力主義な分、結果を出し続けることができれば、転職1年目でも全然役職につける可能性があります。
メリット2|専門的なスキルを伸ばしていくことができる
外資系では専門スキルのある人材(即戦力)を求めています。
専門的なスキルがあれば更に伸ばしていくことができる環境です。
また転職する際のメリットとして、即戦力を求めているため、専門性のあるスキルを持つ方が優遇されやすい傾向にあります。
また、外資系企業の場合はほとんどが中途入社のため、転職エージェントを活用して入社する方が多いです。
メリット3|様々な国の人と働くことができる
様々な文化を持つ人と関わりたいという方にはとっておきの環境です。
外資系は日本にいながら様々な国の人と一緒にできます。
異種の文化を持つ人と仕事をするのに興味がある方にはおすすめです!
メリット4|出張や転勤で海外で働けるチャンスがある
外資系企業は本社が海外にあるため、出張や転勤で海外で働けるチャンスがあります。
いつか海外で働きたい人や日本と海外をまたにかけて働きたい人にはとても魅力的に感じるでしょう!
メリット5|成果報酬で、成果が出せれば高給に
日系企業のように月額の固定給与が決まっているのではなく、成果を出した分だけ給料を多くもらうことができます。
とにかく仕事をして結果を出して高い給料をもらいたいという方にとって日系企業よりも外資系企業の方が断然向いている環境でしょう!
メリット6|男女関係なく管理職を目指せる
外資系は日系企業に比べて女性の管理職が多いのが特徴です。
年齢も性別も関係なく同等に評価してくれるので管理職を目指したい女性にはとてもオススメです!
メリット7|ワークライフバランスを重視して働くことができる
日系企業より外資系の方がはるかにプライベートを大切にする文化があるので子育てをしながらでも働きやすいのがメリットです。
外資系で女性が働くことについて、こちらの記事で詳しくご紹介しています!
女性で外資系への転職を考えている方はぜひご参考にしてください!
またワークライフバランスについての記事も載せておきますね。
メリット8|人間関係がフラットで干渉されない
外資系は日系企業に比べて人間関係がフラットで、付き合いの飲み会もありません。
付き合い残業や飲み会をもうしたくない!という方にとって、仕事上の人間関係を割り切ることができるので大きなメリットですよね。
メリット9|様々な働き方が選択できる
外資系は日系企業に比べてリモートワーク等の働き方が進んでいて、中には出社の必要がない企業もあります。
メリット10|プライベートを大事にできる
残業は基本的にせず、決められた時間内に仕事を終わらせる文化があります。
プライベートを大切にしたい方にとってとても良い環境です。
- 成果を出せば若いうちから管理職を目指せる
→年功序列がない - 専門的なスキルを伸ばしていくことができる
→職種が変わらない - 様々な国の人と働くことができる
→英語以外も活用できる - 出張や転勤で海外で働けるチャンスがある
→海外に拠点があるため - 成果が出せれば高給に
→成果主義であるため - 男女関係なく管理職を目指せる
→女性でも管理職をしている人が多い - ワークライフバランスを重視して働くことができる
→オンとオフがはっきりしている - 人間関係がフラットで干渉されない
→自分のタスクに集中できる - 様々な働き方が選択できる
→リモートワークやフレックスタイム制などがある - プライベートを大事にできる
→振替休暇など取れる
- 福利厚生が充実していない
- 研修という概念がない
- 成果が出せないと給料が下がる
- リストラになる可能性が高い
デメリット1|福利厚生が充実していない
外資系は福利厚生が日系企業と比べると充実していません。
例として退職金がなかったり、日系企業ではよくある福利厚生が外資系ではなかったりします。
転職を考えている企業の福利厚生を事前に把握しときましょう。
転職エージェントを使うと住宅補助で何円支給されるなどの細かい情報まで教えてくれます!
退職金について気になる方はこちらの記事を参考にしてください!
デメリット2|研修という概念がない
外資系では研修という概念があまりありません。
入社後は自ら仕事を覚えていくことになります。
これまでの日系企業の働き方や入社後の待遇に慣れてしまっている方にとってはデメリットでしょう。
外資系でもOJT研修の概念はあるので事前に確認しておくのをオススメします!
デメリット3|成果が出せないと給料が下がる
外資系では成果主義のため、結果を残せなければ給料は下がることは当然で、毎月安定した給料が入ってくる訳ではないので、成果によって増減するのが当たり前です。
給料に安定を求めてしまう方にはおすすめできない環境です。
逆に成果を出せばその分給料は急増しますので、あなたの頑張り次第で給料は変動します!
デメリット4|リストラになる可能性が高い
成果を出すことができなければ、その月の給料は下がります。
最悪の場合リストラされてしまうこともあります。
結果を求めず、仕事に安定を求める方には厳しいです。
外資系で起こるリストラについて、こちらの記事で詳しく紹介してるので載せておきますね。
- 福利厚生が充実していない
→家賃手当と住宅制度が少ない - 研修という概念がない
→OJT研修はある - 成果が出せないと給料が下がる
→成果主義のため結果が全て - リストラになる可能性が高い
→撤退してしまう可能性がある
外資系メディア業界(代表的な企業から入社方法まで解説)
そもそも外資系メディア業界ってどんな企業があるんだろう・・・
また採用情報も載せておくので興味があったら自分で企業分析して見ましょう!
マスコミ企業
企業名 | 【ブルームバーグ】 |
内容 | ブルームバーグでは、金融、行政、政策、社会貢献などの幅広い分野で、情報の持つ力を最大限に引き出すことで、お客さま自身が膨大なデータや情報から意味を見出し、大小さまざまな問題解決にあたれるようにサポートを展開している企業です。 |
採用情報 | インターン・新卒・第二新卒・キャリア採用 |
求める人材 | さまざまな角度から物事を捉えて解決策を見出し、率先して仲間と協力できる人材を求めています。人種、宗教、性別、国籍、その他のいかなる区分も関係ありません。 |
企業名 | 【トムソン・ロイター・ジャパン】 |
内容 | トムソンロイターは3つの主要分野で世界の企業と専門家に情報を提供しており、各主要市場において、トップクラスの地位を築いており、高い評価をされています。 |
採用情報 | 派遣社員・キャリア採用(ほとんどが中途入社) |
求める人材 | 外資系特有の成果主義であるため、自分の仕事の時間は自分で決めることができる。自分で自己管理ができパフォーマンスをしっかりと残せる人が望ましい。 |
芸能エンタメ企業
企業名 | 【ワーナーブラザーズジャパン】 |
内容 | 映画配給業界で二番手でアメリカでは映画配給業界のNo1の位置にいる。 |
採用情報 | 派遣社員・キャリア採用(ほとんどが中途入社) |
求める人材 | 派遣社員であってもボーナスがでるくらいインセンティブ給があるので、残業をしても成果を出せることが必須になる。負けず嫌いで競争心がある人におすすめです。 |
企業名 | 【CNN】 |
内容 | CNNは、ワーナーメディアの一部門であるターナー・ブロードキャスティング・システムが所有するアメリカのケーブルテレビおよび衛星テレビ向けのニュースチャンネルです。 |
採用情報 | 企業にお問い合わせください |
求める人材 |
続いて外資系メディア業界への入社の近道について紹介しますね。
おわりに|外資系メディア業界に入社するには?
外資系企業への転職する手段は知人の誘いを除くと、「転職エージェント」を利用することです。
就職するしないに関わらず、まずは外資系企業への就職のプロに相談をして、まずは自分自身の外資系企業への就職の可能性を把握しましょう!
外資系への転職は考えているんですけど…
外資系への転職は考えているだけでは何も始まりませんよ!
まず、転職エージェントに登録するだけでも一歩踏み出してみましょう!
外資系企業は英語面接が設けていることが多いです。英語の読み書きができても、英語の面接に慣れている人は割と少ないです。
外資系企業の転職に強いエージェントなら、英語面接の対策やアドバイスをしてくれます。
外資系企業へ就職を考え始めたら、外資系への転職に強く、外資系の大手・優良企業も扱っている大手の就職支援会社(転職エージェント)に相談するべきです。
求人企業から求められるスキルの詳細情報も知ることができるため、登録して転職活動を始める方も多くいます。
・外資系企業の求人紹介に強い
→外資系企業との強固な信頼関係を築いています。
・外資系の大手・優良企業との取引実績数が多数
→外資系企業のカルチャーを熟知したコンサルタントが在籍しています。
・外資系の案件が豊富
→依頼を受けた求人のご紹介だけではなく、その人のキャリアを把握し、企業にポジションを提案してくれます。
Q:なんで無料でサポートしてくれるの?
A:あなたが入社した際に求人企業から紹介料を頂いているので、転職希望者からは一切費用を頂かないでサポートをしています。
Q:紹介された企業には必ず応募しなきゃいけないの?
A:ランスタッドは企業への応募や、転職をすることを強要していません。転職希望者の気持ちや考えを優先しているため、あなたで全て判断が可能です。また、面接の途中で辞退の連絡や内定辞退の連絡もコンサルタントが行います。
Q:今すぐに転職を考えてないんですが?
A:もちろん可能です。今後の転職であっても大丈夫です。
あなたと企業のマッチングをより近づけるためには、
複数のサイトに登録→エージェントから話を聞く→実際に面接で企業の話を聞く→さらに聞きにくい部分はエージェントを利用して企業に聞いてもらう→最後にあなたが判断することがマッチングへの近道です。
このプロセスを毎回繰り返していくことで、転職の成功へと導くことができます!
複数の転職サイト/転職エージェントに登録することで、多くの求人を見ることができますので、複数登録をオススメします!
- 「ランスタッド」
公式HP:https://www.randstad.co.jp/
→外資系企業などの求人を中心に、エグゼクティブの方向けの転職支援サービス。 - 「リクルートエージェント」
公式HP:https://www.r-agent.com/
→業界最大級の転職サイトであり、外資系の求人数がNo.1なので、まずはここに登録しよう!
アジアマガジンは外資系企業への就職を応援しています!