こんにちは、アジアマガジン(@asia_maga)です!
転職することが珍しくはなくなってきた昨今では、自身のキャリアアップのためにさまざまな転職先を考えている方が多い風潮があります。なかでも、最近は外資系企業が注目を集めています。この記事にたどり着いた方も、外資系企業が気になっているのではないでしょうか?
ただ外資系企業と聞くとこのようなイメージを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
高い英語力が必要、給料が高いが成果主義、人間関係がドライ
これらのことは事実であることもありますが実際にはそうでないところもあります。
今回は初めて外資系企業への転職を考える方が、外資系企業のことを深く理解して転職活動への一歩を踏み出せることをゴールに書いていきます!それでは早速解説していきます。
>>目次
知識ゼロから始める外資系企業への転職
ゼロから外資系企業への転職を目指す場合、まずどのようなことを考えればいいでしょうか?外資系企業への転職の際に考えたいことを3つの枠にわけて順に紹介していきます!
外資系企業に転職する際に考えたい3つのこと
- 外資系企業全体の特徴を知る
- 業界、職種別で外資系企業の特徴を知る
- 資系企業の採用動向と具体的な転職活動方法について知る
この3つが明確になればあとは行動するのみです。特に外資系企業と日系企業の違いはしっかりと理解しておくことが大切です。
この記事を読めば外資系企業にはどのような文化があるのか、業界ごとにどのような特徴があるのか理解できると思います。
外資系企業が自分に合いそうかどうか、考えながら読んでいただければと思います。
外資系企業全体の特徴を知る
まずは外資系企業と日系企業の違いを知りましょう。外資系企業には日系企業にはない特徴が数多くあります。
そもそも外資系って?
外資系企業とはそもそもどのような特徴があるのでしょうか?外資系企業は日系企業に比べ仕事内容に大きな差はありませんが、仕事に対する価値観に違いがみられます。
その違いは大きく4つに分けられます。
- 評価
- 仕事の考え方
- 教育方針
- 給料
詳細はこちらの記事でご紹介しています!外資系企業の特徴について詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみてください!
外資系企業の待遇
日系企業と外資系企業では仕事内容に大きな差はありませんが、仕事に対する考え方に違いがあることがわかりました。
次に気になるのが待遇。日系企業の求人では福利厚生が充実していることをアピールする企業も多いですよね。
外資系企業は福利厚生はどうなっているのでしょうか?
結論から申し上げると、
外資系に福利厚生は期待しない方がいいです。
日系企業に比べ外資系企業は全体的に福利厚生に力を入れていません。理由としては日系企業のような終身雇用を見越しての採用ではなく転職することを前提としていることがあげられます。
外資系企業の福利厚生に関してはこちらの記事で詳しくご紹介しています!
外資系企業の年収が高い理由
外資系企業の求人を見ていると提示されている給料の金額に驚きますよね。なぜ外資系企業はこんなにも年収が高いのでしょうか?
それには2つの理由があります。
1.成果主義
外資系企業は基本的に成果主義です。日系企業のようにプロセスも評価されることはなく結果を常に評価します。また、良い結果を残すことができればそれだけ高い報酬を受け取ることができます。
外資系企業の給料が高いのには高い成果を出している方がいることや、成果を出すことを前提とした給与額が記載されているという背景があります。
2.退職金が含まれていることが多い
外資系企業では退職金という制度がありません。基本的に転職を前提として採用を行っているので、退職金といったような長期間働いた方向けの福利厚生は用意していない企業がほとんどです。
基本的に外資系企業では年収額は退職金込みでの金額と考えるべきです。外資系企業の退職金制度についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
外資系企業の年収についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください!
外資系は本当にクビが多いのか
外資系企業について調べていくとクビになることが多いという話を耳にすることも多いと思います。実際に外資系企業は、日系企業に比べてリストラが多いです。
リストラが多い理由は?
先程もご紹介したように、外資系企業は成果主義です。成果を出すことができる人には相応の報酬が保障されます。しかし成果を出すことができない人はその分給料を減らされてしまうこともあります。
そして外資系企業は日系企業と違い転職を前提とする採用を行っています。そのため企業側も成果の出せない人は自由に解雇するという文化があることから日系企業よりもリストラをすることが多いのです。
外資系企業のクビに対する考え方についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
外資系企業は英語ができないと転職できない?
外資系企業に転職する際に一番気になるのはやはり英語ですよね。英語力に自信のない方も多いと思います。外資系企業は英語ができないと転職することができないのでしょうか?
結論をお伝えすると…
企業や職種によっては英語力が低くても転職できます。
外資系企業といっても企業によってはクライアントがほとんど日本人であったり、社内がほとんど日本人という場合もあります。探してみると英語力が低くても可能という求人もあるので諦めずに見てみましょう!
ただし、外資系企業でのキャリアアップを狙うのであればビジネスレベルの英語力は必要です。外資系企業で求められる英語力について詳しくしりたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
外資系企業への転職はどんなメリット・デメリットがあるのか
さまざまな外資系企業の特徴についてご紹介してきました。実際に外資系企業に転職するとどのようなメリット・デメリットがあるでしょうか?
メリット
・若いうちから高い給料を得ることができる
外資系企業では年功序列という制度はなく、成果を出すことができれば年齢を問わず高い給料を得ることができます。
・海外で働くチャンスもある
外資系企業なので成果をアピールできれば本社で勤務できるチャンスもあります。海外志向の方にとってはとても大きなメリットです。
・女性でも活躍のチャンスがある
日系企業ではまだまだ女性の社会進出ができておらず、女性の管理職は少ないのですが外資系企業は成果を出すことができれば年齢も性別も関係なく役職につくことができます。
キャリア志向の女性には外資系企業はおすすめです。外資系企業で女性が働くメリット、デメリットについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
デメリット
・雇用が安定しない
外資系企業は成果主義です。成果を出すことができれば高給を手にできますが成果を出せなければ、給料が減るどころかリストラの可能性もあります。安定して仕事をしたい方には大きなデメリットになり得ます。
・日系企業のような福利厚生はない
先程もお伝えしましたが、福利厚生がないということは日系企業で福利厚生を活用してきた方にとってはデメリットになり得ます。外資系企業で働くことのメリット・デメリットについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
外資系企業に向いている人と向いていない人
ここまで読み進んでいただけると、自分は外資系企業に向いてそうと感じる方と向いていなさそうだなと感じる方に分かれるのではないでしょうか?実際にどんな人が向いているか、向いていないのか見ていきましょう!
外資系企業に向いている人
- 成果を求められる人
- 負けず嫌いな人
- 柔軟に対応できる人
外資系企業は成果主義なので、自分自身も常に成果を出すことを大切に行動しているという人は外資系に向いています。
また、外資系企業の特徴としてさまざまな国の人が働いていて考え方や仕事への価値観も国によって大きく異なります。そのような多様な価値観を受け入れ柔軟に対応できる人は外資系企業に向いているといえます。
外資系企業に向いていない人
- 安定志向の方
- 過程や頑張りを評価されたい人
- 自分に自信がない人
成果は出せなかったけどそれまで頑張ったからいいやと思う方や安定して仕事をしたい方は外資系企業には向いていません。
外資系企業は結果が全てで、結果次第で待遇も大きく変わるのでこのような志向の方は入社後の環境に耐えられなくなってしまう可能性があります。
また、自分に自信の持てず控えめになってしまう方は外資系企業では仕事ができないというレッテルを貼られがちです。外資系企業に向いている人、向いていない人についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
業界、職種別で外資系企業の特徴を知る
一言で外資系企業といっても業界や職種によって特徴はさらに分かれます。
業界別外資系企業の特徴
外資系企業はワークライフバランスが充実していて残業がないというイメージを持っている方もいると思います。
ただし、それは業界によります。
外資系企業の中でも高給料で知られる外資系コンサルや外資系金融は成果を出すために必死に働くことが求められ、特に外資系コンサルは終電を超えて働くことや休日出勤をすることもあります。
全体的なイメージだけにとらわれず、あなたの目指す業界にはどのような特徴があるのかよく調べてみることが大切です。業界別に見る外資系企業の特徴についてこちらの記事でまとめてご紹介しています。
職種別外資系企業の特徴
基本的に即戦力を求められ、経験者でないと転職が難しいといわれている外資系企業ですが職種によっては未経験から入社可能の職種もあります。
特に外資系企業の経理職は派遣社員から採用を行っている企業も多く、英語力をあまり求められない場合もあるので経験はないけど外資系企業にチャレンジしたい!と思っている方にはおすすめの職種です。
職種別に見る外資系企業の特徴についてこちらの記事で詳しくご紹介しています!
業界、職種から見ても外資系企業にはさまざまな特徴があります!
あなたの気になる業界、職種は自分に向いてそうだと思いましたか?
それでは最後に、実際に外資系企業への転職活動をする時の活動方法について解説していきます!
外資系企業の採用動向と具体的な転職活動方法について知る
さまざまな特徴を知ってやっぱり外資系企業で働いてみたい!と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
最後に、外資系企業の転職活動はどのように行っていけばいいか解説していきます!
外資系企業ではどのような人材が求められているか
まず、外資系企業ではどのような人材が求められているのでしょうか?業界や職種にもよりますが、共通してこのような人が求められています。
- 即戦力となれる人
- 自発的に行動できる人
- 結果を出すために挑戦できる人
外資系企業では研修といった概念がなく、即戦力となれる人材を求めています。結果が全てな文化なので、結果さえ残せばそれまでのプロセスなども自由に決めていいという考え方です。
また、外資系企業では日系企業で気に入られるようなYESマンは求めていません。たとえ上司であっても積極的に自分の考えを伝えたり、会議でも毎回発言できるような人を求めています。
外資系企業での採用基準
何度もお伝えしていますが外資系企業の採用基準で一番重視されるのは即戦力になれそうかどうか?です。英語力が一番大事と考えられがちですが、英語力よりもその職種での経験が重視されます。
そのための確認としてこれまでの経験と思考性(困難に出会った時にどのように対処したか)などを見るための質問が多いです。外資系企業への転職活動を始める時はこれらの点を抑え、自己分析を行うようにしましょう!
外資系企業との面接では面接官の懸念点をなくせる工夫をしよう
外資系企業では基本的に即戦力を求めているのでこれまで自分が行ってきたことや現状のスキルを明確に伝えることが大切です。また、現状のスキルに自信のない方はポテンシャルをアピールできるような工夫をしましょう。
実際にその分野での経験を持っていなかった人がポテンシャルをアピールして外資系企業に採用されたというケースもあります。面接では自分の強みを自信をもってアピールすることが大切です。
外資系企業との面接についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
面接に自信の方はエージェントサービスを使うのもあり
外資系企業については、自分で調べてもわからないことも多く面接についての情報もなかなか出回っていません。この企業は英語面接があるなど事前に分かった方が嬉しいですよね。
外資系企業との面接に自信のない方はエージェントサービスを利用するのがおすすめです。エージェントサービスを利用すると求人情報だけでは分からない企業のリアルや、面接の対策などさまざまな面でサポートを受けることができます。
外資系エージェントサービスに関してはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
外資系企業で新しいキャリアの一歩を踏み出そう
外資系企業の特徴について、少しでも理解を深めることができましたでしょうか?
外資系企業へ転職することは、自分自身の実力を試すことと同じです。成果を出せた分だけ相応の報酬を得ることができ、できなければ給料は下がってしまいます。
自分自身が仕事に対して何を求めているのかをしっかりと見つめ直した上で、転職活動への一歩を踏み出せていただけたらと思います。
外資系が合うか合わないかは人それぞれ!
自分にとって何が一番大切なのかをよく考えたうえで外資系企業への転職活動をスタートしてくださいね!
外資系企業と日系企業の違いや外資系の特徴についてご紹介してきました!
少しでも外資系企業について、理解できましたでしょうか?
続いては業界や職種の観点から外資系企業を見ていきましょう!